なんかダンジョン創ることになってしまった
『またかよ…』
これで何度目だろうかあいつに呼び出されるのは…いつも叱られる。「お前には自覚が足りない」だの、「お前はもっとできるはずだろ」だの同じ様な事ばっかり言いやがる。まぁでも逃げられんし仕方ない、諦めて扉を開けるか。
そこにはあいつ、俺の父親であり、ここの主、魔王がいた。
「サン今日はいつもより早かったな」
と魔王が切り出してきた。おっとしまったまだ俺の名前も言ってなかったな。俺はサン一応、魔王の子で次期魔王らしいがめんどくさい。まぁそれはおいといてとりあえず返事くらいしないとな
『父上私も成長しているのですよ』
まぁこんなもんか
「相変わらず口だけは達者だな。今回呼んだのは他でもない」
はいはいまたどうせ怒るんでしょ
「お前にはより実践的に上に立つ者の覚悟を学ばせようと思う。よってダンジョンを創らせるにした!」
良かった怒られないんだ……ってマジかよ!ダンジョンって言ったらあれだろ、魔王城の外で人間が攻めてくるやつだろ。そんなめんどいことしたくねぇよ何とかして断らないと
『父上初めから創るとなると時間もかかりますからその間に人間に攻められたら終わりですよ。』
「大丈夫だ私が【隠蔽】の魔法で隠しておいてやる」
くっそバケモンかよこいつ。あっ魔王だったわ。
いやでもここで引き下がるわけにもいかん。
『それに部下が足りません。ダンジョンを管理するにはそれだけ魔族がいります。』
「それはお前についていっていいと言うやつを連れて行って構わん」
そんな奴いるわけ無いじゃん。左遷してくれって言って、ついてくるやついるわけ無いじゃん。いやだがまだ諦めんぞ
『……』「……」『……』「……」
あーこれ無理だわ。万策尽きた
「では頼んだぞ。」
『………はい』
こうして俺のダンジョン創りが強制的に始められた
完全初心者の初投稿!(≧∇≦)/
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でも泣かさないでねw