帰り道
賊との戦闘の後、フィアの後をついていき、暗い森の中、街へ戻る途中。フィアと二人きりの状況……冷たい地面の感触……
「全く、君は弱いんだから一人で出歩いちゃダメだよ?」
「この世界は君のいた世界より物騒なんだからね?」
「私が居なかったら死んでたんだよ?」
「今度からは誰かと二人以上で行動してね?」
「私の話聞いてないよね」
フィアにコテコテに説教をかまされていた。地面の上に正座させられて……こんな少女に説教されて……心がとても辛い……
「そんな事言っても君はパーティの中で一番弱いのは事実なんだし、何より心配なんだよ」
そうなんだよね……事実なんだよ。でも弱い弱い言われると……こんな幼い少女に守られているだなんて……凄いネガティヴになりそう。この世の総てを否定する……なんか心に秘められし厨二魂が燃え上がってくるな。
「……君はすぐに変な考えを持ち出すよね」
この幼い少女、略して幼女に俺の軽度の妄想癖が無ければ精神が結構荒みそうなのを知って欲しい。現実逃避は得意分野です。
「……そっか」
止めてくれ!少し哀しそうな目で俺を見ないで!前にそれで別の世界の扉開けそうになったんだから!っと……また変な方向に……自制は出来るけど気づくと変な考えしてるしな。
「それじゃ、もう帰ろっか」
フィアに立つ様促され、街へと歩みを進めていく。その途中、ふと頭に浮かんだ疑問をフィアに投げる。
「フィア、今更の質問なんだけど……この世界の魔法って攻撃手段以外に使われてるのか?」
「本当今更だね……んーっと、攻撃する目的以外だと、魔法は大体の生活の一部に組み込まれたり、移動手段だったり、作業を効率化するためのものだったり色々あるよ」
なるほどな。魔法の使い道を攻撃手段以外で見たことなかったわ。魔法は生活にも役立てるんだな。
「魔法は大抵の人は扱えるものなのか?フィアは調整が難しいとか言ってたけど」
「魔法は大抵の人は扱えるね。魔法の調節とかは私の場合、少ない魔力で魔法を使ってるから調節が難しいんだよね。普通の人は省エネ体質じゃないから大丈夫だと思うけど、君の場合は……そもそもの魔力自体が少ないから……ね?」
最後の方のフィアの愛想笑いが心に……というかこの世界だと俺は生活の役に立てないのか。
「因みにフィアはどんな魔法が扱える?」
「属性としては雷と氷だね。雷魔法は少し弱めて丸焦げにしたり、調節が難しいけど感電させたり出来るよ。氷魔法は……あまり使わないから覚えてないや」
「弱くて丸焦げって……本気出したらどのくらいの威力になるんだろ。一国くらいは消し飛ばせそうな勢いだな……」
「そうだね……一大陸くらいなら消せるかもね?」
「ほら、街に着いたよ。家に帰る前に何処か寄るところある?」
「特にないな。行く前にちょっと見て回ったけど気になったところなかったし」
「わかった。それじゃ家に帰って寝ようか。さっき色々あったし疲れてると思うんだ。残りの説教は朝にするから覚悟しといてね?」
そっか説教はあれで終わりじゃないのか……
そう思いながらもフィアと家の前まで歩む。
ス̶マ̶ホ̶で̶書̶い̶て̶い̶る̶の̶で̶す̶が̶、̶手̶違̶い̶で̶1̶0̶0̶0̶文̶字̶近̶く̶吹̶き̶飛̶ん̶だ̶の̶で̶今回̶は̶い̶つ̶も̶の̶1̶/̶3̶以̶下̶で̶す̶。̶
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