ヴァルクライヒ王国 概要資料
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正式名称:ヴァルクライヒ王国及び内海属領
通称:ヴァルクライヒ王国
首都:ハイムブルク
面積:約460,000平方キロメートル
人口:約2,900万人
統治形態:王権主導型官僚国家
通貨制度:銀本位制
紀年法:王暦(ヴァルク家初代即位年を起点)
現在年:王暦602年
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◾️国の概要
ヴァルクライヒ王国は大陸中央部に位置する国家である。
北部は寒冷な草原地帯。
南部は丘陵および広大な森林地帯が広がる。
南西部は内海に面し、海上交易が発達している。
国内には複数の大河川が流れ、
農業および物流の基盤となっている。
平野部が広いため大規模軍の展開が可能とされる一方、
南部森林地帯では機動戦が制限される。
主要街道は東西・南北に整備され、
大陸交通の中継地として機能している。
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◾️政治
ヴァルクライヒは王を元首とする中央集権国家である。
王は
・立法
・軍事
・財政
の最終決定権を保持する。
王の下には常設諮問会議が置かれ、
貴族および高級官僚が参加する。
行政実務は官僚機構が担う。
地方行政は王都から派遣される監察官によって統制される。
徴税制度および戸籍制度が整備されている。
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◾️計画院
計画院は中央行政の調整機関である。
王暦571年に設置された。
当初は
・各官庁間の政策調整
・財政計画
・軍事計画
の整合を目的としていた。
設立後、軍事行政との結びつきが強まり
現在では
・軍需計画
・兵站調整
・国家資源配分
を統括する機関へと拡大している。
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◾️経済
基幹産業は農業である。
主要生産
・穀物
・畜産
・林業
国内需要は概ね自給可能とされる。
軽工業として
・金属加工
・繊維加工
・火薬製造
が発展している。
内海交易が盛んであり
・木材
・鉄製品
・火薬
などの輸出が確認されている。
王立造幣局が貨幣発行を管理する。
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◾️軍事
ヴァルクライヒ王国は常備軍制度を採用している。
兵種は歩兵を中心とし、フリントロック式前装銃を主装備とする。
黒色火薬を用いた火器運用が一般化している。
近接戦闘においては剣および槍が引き続き使用される。
森林地帯では射線が制限されるため、白兵装備の比重が高い。
砲兵隊を保有し、野戦砲および城砦砲を運用する。
軍の指揮系統は文書化されており、統一された戦術教範が存在する。
命令・報告・作戦手順は定型文書により管理される。
王国軍は各地方に常設司令部を設置している。
地方司令部は地域防衛および軍事事案対応の指揮権を持つ。
地方司令部は監察官および行政機関からの報告を受け、
必要に応じて部隊展開を命令する。
徴兵制度は限定的に実施される。
兵士の多くは職業軍人であるが、
特殊能力ギフト保有者は能力内容に応じて軍への参加を要請される場合がある。
待遇は高く、拒否される例は少ない。
王国軍は定期的に大規模野外演習を実施している。
行軍訓練、補給確認、森林戦闘訓練を目的とする。
異邦出現事案の記録以降、
一部の演習は監察官による観測任務を兼ねる場合がある。
内海沿岸には小規模ながら海軍を保有している。
主に沿岸防衛および輸送保護を目的とする。
軍規模は地域内で上位に位置するが、
大陸全域を単独で制圧する規模ではない。
王暦420年代には西方および内海沿岸の複数の小国が短期間に併合され、現在の王国領域の基礎が形成された。これらの遠征においては、後に軍制改革の契機となる戦術思想の萌芽が確認されている。
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◾️科学技術
冶金技術は地域内で高水準とされる。
主要技術
・鉄鋼加工
・砲身鋳造
・火薬製造
簡易印刷技術が普及しており
行政文書の大量複製が可能である。
医療は
・外科処置
・薬草療法
が中心である。
感染症対策は限定的である。
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◾️地政学的位置
ヴァルクライヒ王国は大陸中央部に位置する。
北東・東・南東に複数の国家が存在する。
北部
寒冷草原地帯
遊牧勢力と接する。
東部
森林丘陵地帯
小国分立地域。
南部
丘陵と森林。
南西部
内海交易圏。
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◾️王国略年表
※王暦はヴァルク家初代即位年を起点とする。
王暦1年
ヴァルク家による王権確立。
王暦128年
中央徴税制度整備。
王暦211年
王直属親衛軍設置。
王暦317年
王立造幣局設置。
王暦418年
北方辺境において「未帰還事案」記録。
王暦423年
北方および西方小国に対する軍事遠征開始。
王暦425年
シュタインベルク侯領併合。
王暦426年
ヴァルデン辺境伯領併合。
王暦427年
アルテンフェルト伯領併合。
王暦428年
南西内海沿岸のデル・サント公国併合。
同地はデル・カンペアドル領と改称される。内海属領成立。
王暦431年
南部森林地帯にて監察官調査隊が消息不明。
王暦437年
王都近郊における「異邦出現」記録。
王暦438年
異邦人に関する暫定覚書作成。
王暦442年
内海沿岸防衛軍創設。
(以後、散発記録)
王暦521年
地方監察官報告書に異邦事案増加記録。
王暦524年
王都にて特別諮問会議開催。
王暦527年
軍制再編。常備軍拡張。
王暦529年
異邦人特別分類文書制定。
王暦532年
異邦人拘束命令公布。
王暦535年
軍による事案対応手順書作成。
王暦538年
異邦人排除条項追加。
王暦540年
軍による事案対応において現地判断の即時処理を容認する通達発行。
王暦546年
地方監察官に即応権限付与。
王暦563年
軍教範統一。
王暦571年
計画院設置。
王暦587年
事案記録様式統一。
王暦598年
南部森林地帯にて監察官報告書「地図更新」提出。
王暦602年
現行。
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