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拒絶

作者: 我多笑幸

大人になった今も、私は受け入れる事ができなかった。

初めて出会ったのは、学校の給食だった。個体として、ありのままの姿で登場した。私の家庭環境上、初めての出会いだったので、好奇心と恐怖を伴いながら、口にした。

私は突如、嗚咽がして、トイレへ走った。初めての出来事だった。

私は以降、給食を持ち帰る事が厳禁だと知りつつ、それがメニューに出ると、先生に食したと嘘を言い、机の下に隠し、帰り道でそれを放棄した。

それから25年経ち、もう一度、それを食してみた。やはり嗚咽がし、私には無理な物だった。

当時の教育は、好き嫌いを無くす事も教員の仕事だったかもしれないが、「食の嗜好に関しては、無理なのものは無理である」という事を踏まえ、今の教職者に教育をしていただきたいと願う。

そんな私でも、ケチャップやナポリタンはギリギリ食べれるようになった。決して好んでは食べないのだが…

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