1/6
わたくしは誇り高き侯爵令嬢ですわ
今無実の罪により処刑台に向かっている。
私は令嬢として立派に振る舞っただけだ。
そういう私の言葉を両親でさえも一切信じる事なく、聖女さまを言葉を信じ。
そしていま断罪される。
「悪女マリアよ、聖女様の慈悲により最後の言葉いう機会を与えよう」
元婚約者の王太子は私に言う。
民衆は悪女を殺せと叫んでいる。
「わたくしが悪女、悪女ですか、、、上等ですわ!
わたくしの行いが悪女というならばこの国は終わりますわよ!
わたくしはアンジェッタ侯爵家の嫡女!
マリア・アンジェッタ!
侯爵家の令嬢として決して恥じぬ行いはしておりません。
それでも殺したいなら殺しなさい!
ですが覚えておきなさい!
私は誇り高き侯爵令嬢です!」
そして私は死んだ。
見てくれたあざっす。
長編になりそうっす