episode6
「いいよなぁ、彼女持ちは~」
沖田は青空を見上げて呑気に言う。
大学の講義が終わって、ちょうど、であってしまって、
二人で坂道を降りるところだ、少し、降りた先には
僕の趣味兼実用車である、ダイハツの車、ミライースがある。
「おい、早いって、」
僕が足早に歩くと、
沖田は慌てたような顔をする。
ライトノベルを昔は読んだが、
それを地で行くような感じなのが興味深い。
だけど、、言っておくが僕は、BLなんかではない。
というか、僕は、CLだ。
「乗せてくれよ!駒乃ぉ~」
鍵をかけ、エンジン音が鳴ったとき、
窓を叩く音が聞こえ、僕は振り向くと、
半べそのような彼の顔を見る。
「自分でどうにかしろよ、沖田」
「歩くのめんどくさいからさぁ~」
一向に離れない沖田を見て、僕はため息をつくと、
後ろのドアの扉を開ける。
「乗れ」
「おぉー!助かるぜ!心の友よぉー」
ジャイアンかお前はと僕は、心の中でつっこむのだった。
「とりあえず、飯にしようと思うが、何がいいんだ?沖田」
「うーん、俺はフンガーハットかな」
「わかった」
了解しつつ、車を走らせる。
フンガーハットはちゃんぽんがうまい。
つまり、僕の行きつけである。
何食食べても、むしろ、三食、ちゃんぽんでも構わないほどに、
僕は、新たにCLの二個目を見つけたのかもしれない。
あとで調べておこう。




