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カナン・サガ1~月の雫~  作者: 藤田 暁己
第1話 テス――闇月の夜
3/33

1-3

 


 自治州とは、政治経済上重要と思われる地域を州として独立させ、一定の権限を与えたもので、帝都直轄の地である。

 統一世界(カナン)以前から陸路・海路を通じ、南北の交易の中継地点であったテスは、帝都から第三番目の自治州として認定されていた。


 テス州に来る商人は主に南の大国アルビオンからで、死の砂漠の別名をもつアル・リマール砂漠を越えるものは少なく、その多くは船団を組み、海原を渡ってやって来る。

 運搬される物資は、香辛料や宝石、貴金属等が中心であった。

 ここ数年の不景気をものともせず、市場として賑わうテスだが、それでも翳りが見える。

 殺人や暴行事件はすでに日常と化し、豪商たちは金にものを言わせて、公然と不法賭博や密貿易、果ては人身売買まで行なっている。取り締まるべき役人も、賄賂を握らされ、見てみぬふりであった。

 九年前の[大災厄(クライシス)]によって世界規模で甚大な被害が出、そのために未だ大勢の人々が生活に苦しんでいる現状ではある。だが、統一世界(カナン)皇帝セイデンⅢ世の迅速な政策により、事後災害は最小限に抑えられ、人々の暮らし向きも少しずつ向上しているはずであった。

 しかし現実は、富める者はさらに栄えてゆき、貧しい者はその日食べるものにも困るほどなのである。


――まったく、やってられねえよ。世の中どうなっちまうんだろうな……。


 タリアの市場に露店を広げるサルフは、顎鬚あごひげを撫でつつ、太い嘆息を洩らした。

 小柄なサルフは、色とりどりの果物を山と積んだ籠の群れに埋もれてしまっているようだ。まだ四十をいくつか越えたばかりの働きざかりだというのに、光沢を失った黒い肌に深く刻まれた皺や白いものの混じる頭髪が、彼を老人のように見せる。いつも好奇心で輝く大きな目も、今や暗く沈んでいた。

 サルフは、両親と妻子九人を養う身である。七人の子供のうち所帯を持った上の二人が州都エル・ギザから仕送りしてくれているが、暮らしは決して楽ではない。

 通り過ぎて行くだけの人の群れを眺め、サルフはまたひとつ、溜め息をついた、と。


「親父! そんな辛気臭い顔してちゃ、客が逃げちまうぞ!」


 陽気な声と共に、鮮やかな色を纏った少年が目の前に現われた。サルフの表情がほころぶ。


「ディーンじゃねえか! こんな時間にお出ましとは、珍しいこともあるもんだ」

「ちょっと気分転換をしようと思ってさ。カリカとピアの実をもらうよ」

「好きなだけ取って行きな。俺のところのはどれでも美味いぞ。――ところで、な」


 サルフは、拳大の青い果実にかぶりつくディーンの耳元へ口を寄せ、


「おまえさん、昨日揉め事を起こしたんだって? 破落戸ごろつき情婦(おんな)を寝取ったのどうのと、大騒ぎだったそうじゃないか」


 どう見ても成人したての少年は、大人びた笑顔を見せて、答えとした。


「耳が早いな。どこで聞いたんだよ?」

「こんなところで商売してりゃ、いろんな噂が耳に入らぁな。まあ、見たところ大した怪我もなさそうで、安心したぜ」


 ディーンは、二個目のカリカを手に取って、肩をすくめる。


「ただの痴話喧嘩の巻き添えだよ。大したことじゃない。……そうだ、親父。その早耳で、他に変わったことを聞きつけなかったか? 何か変なものがいたとか……見たとか」

「そういえば、港の連中が妙な話をしてたな」

「妙な話?」

「タリア湾の海岸を北へ向かって、見たこともない毛むくじゃらの生き物が走っていったんだとさ。体は家よりでっかくて真っ黒でな。赤い眼が爛々と光って、耳まで裂けた口から鎌みたいな牙が覗いてたんだってよ。外国から来た見世物の動物が逃げ出したんじゃないかって話だけどな」


 ディーンの瞳が、鋭く光る。だがすぐに消え、


「……ま、何にしろ会いたくない代物らしいな。情婦(おんな)を盗られた男より始末に悪そうだ」

「あっはっはっ。会いたくないのはこっちのほうさ。末の娘が今日やっと三つになったばかりだってぇのに、まだ死にたかねぇよ。もっとも北区は金持ちの家ばかりだから、俺には関係ないだろうけどな」


 サルフが豪快に笑い飛ばす。ディーンもつられて笑顔になった。


「親父の娘さん、誕生日なのか。じゃ、今日は土産を買って、早々に引き上げるんだな」

「そうさせてもらうつもりさ」


 サルフは、嬉しげに片目をつむってみせる。父親の顔になる彼を、ディーンはまぶしそうに見た。

 客が来た。

 商売に戻るサルフの傍で、ディーンはさらに黄色く熟れたピアの実をひとつ平らげる。地面に捨てた食べかすに足で砂をかけ、懐から取り出したものを、木箱の上に置く。


「美味かったよ、親父。勘定はここに置いておくぜ」

「いいんだよ、そんなもの。また来いよ!」


 客の相手をしながら声を投げるサルフに、少年は手を上げて応え、雑踏の中に消えた。

 立て続けにやってきた五人の客をさばいて、サルフは一息つく。

 ほんの数日の付き合いながら、友人となったディーンから金を取る気など、毛頭なかった。後で返すつもりで木箱を覗き、サルフは奇妙な顔になった。

 白い、紙の鳥が一羽。

 木箱の上で、鳥は片羽に銀貨をたばさみ、少し傾いて止まっている。

 銀貨一枚は十アルム、すなわち千オン。五オンの果物三個の代金としては破格である。

 紙の鳥をつまみ上げ、サルフは、翼に消し炭で書かれた文字に気がついた。

 知っているわずかな統一文字(アリテラム)を頭からひねり出し、どうにか判読する。年令よりも老けて見えるその顔が、何ともいえない表情に歪んだ。


〝親父の娘の誕生日を祝って――D〟


「……へっ。小生意気なことをしやがって……」


 (ほお)に刻まれた深い皺が、ゆっくりと、微笑へと溶けていく。

 サルフは、潤みかかる眼を乱暴にこすった。紙の鳥を代金の箱へ入れようとして止め、もう一度広げてよく見る。そして丁寧に皺をのばすと、大事そうに懐へしまった。


「タチャを下さいな」

「――はいよ! いくつ包みますかね、奥さん」


 再び商売に戻ったサルフの眼に、涙はなかった。その代わり、生き生きとした活力が光となって、そこに宿っていた。

 頭上に広がる空は、遠く高く、どこまでも青い。その青さの中へ、真っ白な海鳥が一羽、吸い込まれるように飛んでいった。


   *


 果物売りのサルフと別れたディーンは、その後、時間をかけて市場の露店を覗いて回り、南区の方角へ向かった。

 格子状に区切られた白い街並みは宿場の数を増し、石畳に代わって砂の道が続く。統一世界カナン最大の砂漠が、間近に迫った。

 次第に傾いていく太陽に、砂地から、熱気が揺らめいて立ち昇る。

 ディーンは汗ばむ様子もなく、頭に巻いた頭布シェーシを深く顔に引き下げた。

 狭い路地を幾度も曲がり、少し開けた十字路に差しかかる。その時。

 目の前へ、ばらばらと数人の男が現われた。

 服装は様々だが、一様に頭布シェーシを崩して巻いたその男たちは、一目で無頼のやからだと分かる。

 若く厳つい彼らの中に知った顔を見つけ、ディーンは苦笑した。


「――アッバス。しつこいな、あんたも。あんまりしつこいと、女にもてないぞ?」


 尾行されていたことを知っていたような、態度と口ぶりである。

 この辺りの破落戸ごろつきどもを束ねる長身の男は、怒りに褐色の顔をどす黒く染めた。右肩を這うさそりの刺青が、ゆら、と毒針をもたげる。


「黙れっ。今日こそてめえを叩きのめしてやる!」

「タリア湾の海水を飲んだだけじゃ、物足りないのか?」

「そのへらず口がいつまで続くか楽しみだぜ、このオカマ野郎!!」


 全身をじゃらじゃらと飾り立てた少年を揶揄やゆし、アッバスは三日月形の刀を引き抜いた。

 どうやら彼は、情婦を寝取られた上に、昨夜ディーンに惨敗した屈辱を晴らさなければ気が治まらないらしい。屈強の仲間を連れて、自信満々、復讐に来たようだ。

 武器を手にした無頼どもが、少年をぐるりと取り囲んだ。

 ディーンは微笑を浮かべたまま、


「誤解だって言っても、どうせ信じねぇだろうしな……」


 肩にかかる赤い頭布シェーシの端を、背へ払う。


「――仕方ない。相手になってやるぜ」


 腰の刀を抜きもせずに不敵に笑う彼に、じりじりと五人の男たちが迫った。


   *


 太陽が、長方形の建物の連なりを茜色に染めながら沈んでいく。

 タリア湾の上空には、すでに淡い闇が忍び寄ってきていた。

 湾岸に立ち並ぶ店のひとつ[紅華亭(ルビアンサス)]は、日暮れ前のこともあって、まだ数人の客しか入っていない。

 [紅華亭]は、構えこそ小さいが、勘定が安いうえに料理も酒も美味いと評判である。店は、三十を越えた未亡人のルビアが、料理人と女中二人を使って切り盛りしていた。

 豊かな赤毛を結い上げたルビアは、褐色の額に光る汗をぬぐい、一息ついた。

 と、店の裏戸を激しく叩くものがいる。

 ルビアは料理人のドーラと目配せを交わし、手近にあった包丁を掴んだ。裏口へ向かい、


「誰だいっ。知り合いなら名乗んな。破落戸ごろつきだったら、出ておいき!」


 すばらしい啖呵たんかを切った。


「俺だよ、ディーンだ。女将、ここを開けてくれよ」


 聞き覚えのある声に、ルビアは心張り棒を外して裏口を開け、怪訝な顔になる。

 そこには、外套を頭からすっぽりと被り、六芒星(ヘクサグラム)の護符を下げた旅の巡礼が立っていた。

 いかにも旅疲れた巡礼者が頭巾(フード)を脱ぐと、その下からディーン・グラティアスの若々しい顔が現われる。


「なんて格好をしているんだい、この子は!」

「子供扱いはよせって。なあ、女将。なんか食うもんある?」

「安い酒と美味い料理がうちの売りだよ。さ、お入り」


 ルビアは、店の片隅にディーンの席を作ると、厨房へ向かった。

 馴染みの客らしく、彼を見てドーラや女中のナナが、親しげに声をかけてくる。

 女将みずから自慢料理を運び、ルビアは、ディーンの向かいの席に横がけに腰かけた。低い声で、


「あれだけの騒ぎを起こしたわりに元気そうで何よりだよ。ただ――こんなに早くお目見えとは、思っても見なかったけどねえ」


 嫌味たっぷりな言い方に、ディーンは苦笑した。


「あんまり苛めないでくれよ。俺も昨日の今日来るのはまずいとは思ったんだけど、ちょっと気になってさ」


 ディーンは昨夜、この[紅華亭]の女中アイシャとの密会がアッバスの耳に入り、大乱闘を演じる羽目になったのである。

 よくある話ではあるのだが、その刺青から〝大蠍アクラブ〟と呼ばれて恐れられているアッバスが、ひとまわり体格の小さいディーンに店の二階からタリア湾に投げ込まれて大敗を期したことから、一日も経たぬうちに地元の噂になっていた。


「ついさっき、アッバスが仲間を連れて義理堅く挨拶に来てくれてさ。アイシャのことが心配になってね」

「それであんな格好だったのかい? アイシャなら無事だよ。今日は念のため休ませているんだけどね。アッバスはアイシャに惚れ込んでいるから、あの子に暴力を振るうなんてことはないだろうよ」

「それならいいけど……。だけどその分、俺に恨みが降りかかるんだろーな」


 ディーンは、過激なまでの南国の男の熱情を思い、憂鬱になる。

 さも嫌そうな彼の表情に、ルビアが破顔した。

 他国人の出入りの激しいテスでは、宿屋や料理店の競争も苛烈で、主人が率先して従業員に売春をさせる店も少なくない。その中で[紅華亭]は、料理と酒の味だけで勝負をしていた。

 ディーンとアイシャがそういった仲になったのは、あくまでお互いに好意を抱いた結果である。


「自業自得だよ。アイシャは男癖が悪いからねえ。あんたも大変な女に引っかかっちまったもんだね」

「それを早く言えよな。……あーあ。俺、女将にしとけばよかったな」


 ディーンは、年上の女の豊艶な胸元に、羨ましげな視線を注ぐ。

 ルビアは生意気な少年の鼻を、赤く染めた爪の先でぴん、と弾いた。


「残念だったね。従業員同士の男の取り合いは御法度だよ。ま、酒でも飲んで、ゆっくりしておゆき」


 艶やかな微笑を残し、ルビアは女将の仕事に戻る。

夕方を過ぎて、店がだいぶ立て込んできた。座席はほぼ埋まり、木箱などの簡易の椅子が、店をはみ出して並べられる。

 料理と酒と汗の匂いに潮の香が混ざり合い、うだるような熱気となって店内にこもった。

 自治州だけあって統一言語(アリンガム)が公用となっているが、地方の訛りが強く、ディーンには聞き取れないものも多い。

 斜め前では、船乗りらしい男たちが五人、食卓を囲んで騒いでいた。

 ディーンは、食事の片手間に鎖の切れた首飾りをつなぎ直しつつ、彼らの会話を聞くともなしに耳にする。ふと、彼の耳をそばだたせる一言が飛び込んできた。


「……なあ、みんな信じてくれよぉ!」

「またその話かよ。月が消えるなんて、そんな馬鹿なことがあるわきゃねぇだろうが!」

「嘘じゃねえ。俺は昨日、確かにこの眼で、月が消えていくのを見たんだよ!」

「てめえ、寝呆けて夢でも見たんじゃねえのか?」


 聞けば、男たちは、隣国ナジェからタリアへ向かう商船に乗っていたらしい。

 その最後の航海であった先夜、見張りをしていた男の一人が、三日月が欠けてなくなるのを見たというのだ。見張りをしていた他の者は雲に隠れただけと言い、また別の者は最初から月など出ていなかったと言って、懸命に主張する彼を誰も相手にしようとはしなかった。


「なんでみんな信じてくれねぇんだよ!」

「てめえの嘘には、もううんざりだ。いい加減、そのぴーぴーわめく口を閉じな!」

「うるせえっ! 俺は、嘘なんかついちゃいねえっ!!」


 酒の酔いもあってか、躍起になったその男が、仲間の一人に掴みかかった。

 傾いた食卓から、皿がけたたましい音を立てて割れる。屈強な男たちの争いに、一瞬、店内を緊張が走った。

 ディーンが仲裁に入ろうとした時、店の女主人が、海の荒くれ者どもの前に立ちはだかった。胸の前で組んだ手には、使い込まれた出刃包丁が握られている。


「ちょっとお前さんたち、もう少し静かに飲めないのかい?」

「なに……」

「ここは酒と料理を楽しむ場所だ。それ以外は、外でやっとくれ!」


 有無を言わさぬ迫力で、ルビアがぴしりと決めつける。

 気圧されたのか、周囲の客からも無言の非難を浴びた男たちは、一言もなく席へ戻ると、周りと眼を合わさぬよう、おとなしく酒を飲みはじめた。

 女中のナナが割れた皿を片付け終える頃には、店内は、何事もなかったように元の喧騒を取り戻す。


「――すごい女将さんだねえ」


 ちょうど店に入ってきた四十がらみの男が、にこやかにディーンに話しかけてきた。


「ここ、座ってもいいかね?」

「ああ、どうぞ」


 ディーンは皿を片寄せ、前の席を空ける。男は物売りのような風体をしており、質素だが身ぎれいだ。温和そうな黒い眼が、人懐こく笑う。


「初めて来た店だが、なかなか繁盛しているようだねえ」

「料理も酒も安くて美味い。そのうえ女将がいい女とくれば、繁盛しないわけないだろうよ」

「違いない。昨日の夜、美人の女中をめぐって派手な喧嘩があったって聞いたもんだから、どんなところか覗いてみたくてね。あんた、知っているかい?」


 知っているどころではない、当事者のディーンは苦笑いになる。とんだところで、店の評判を作ってしまったようだ。

 ディーンは、このカリームという煙草の行商人と二時間近く酒を酌み交わしていたが、五杯目の手元の高杯ゴブレットが空になったのを機に席を立った。


「そろそろ、失礼させてもらうよ」


 外套を小脇に抱え、ルビアへ心付けを含めた青銅貨を握らせる。


「ありがとうよ。アイシャのことなんて気にせず、またおいでな」

「そうさせてもらうよ。じゃ、またな」


 ディーンは、ドーラとナナへも気軽に手を振って、[紅華亭ルビアンサス]を後にした。

 酒で火照った身体をすっかり日の暮れた外気で冷ましながら、海岸沿いに市街への道をゆっくりと歩む。

 暗い海がさざめき、まるで生き物のようにうねっていた。


「月が消えた、か……。あいつも同じようなことを言ってたな」


 呟いてディーンは、昨夜の騒ぎの後隠れていた砂浜で、今朝早く助けた不思議な若者のことを思い出す。

 銀の髪と白い肌に浮き立つ蒼い双眸は、恐いくらい真っすぐで、人とは思えぬほど美しく冴え返っていた。

 ディーンは足を止め、夜空を仰ぐ。

 ぐるりと四方を見渡すが、街の灯に少し褪せて輝く星々だけが満天を埋め尽くしていた。本当に、月は消えてしまったのだろうか。

 ディーンの脳裏を、月の精霊のようなレイの面影がよぎる。


「ひょっとして……月が消えたのは、あいつが落ちてきたからだったりして……」


 空を見上げたまま、ぽつり、と独りごちた。自分の考えの途方もなさに笑いを洩らし、ディーンは再び歩みはじめる。

 左折して路地へ入ると、南から、砂を含んだ風が吹き付けてきた。

 思わず、頭布シェーシの端で口元を覆う。と、風が異様な臭気を漂わせていることに気がついた。


――これは……血の臭い!


 彫りの深いおもてが引き締まる。

 次の瞬間ディーンは、血の臭いがする方角へ、息もつかぬ勢いで走り出した。




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