河童に勝てるのか!?
俺の名は武樹 光也たけきみつやとよむんだ!
さすらいの剣士をしている今24歳だが勝った剣の試合は82戦中82戦勝!
すげえだろ!
しかもこの剣は先祖から代々伝わる代物らしい。
まあ俺は剣がどんな剣でも剣の勝負ならだれにも勝てるけどな!
しかし俺は今捕まってる。
まあ俺がこうなる前の話をしよう。
ある日、戦争が起きた、戦争によばれ俺は駆けつけた。
戦争は…人間と…何だあいつら?本で読んだ河童…みたいな?
まあいい、俺は人間だから妖怪を潰す!
といいたいところだがやつらは妖術という変なの(滝みたいな流れの水)を使って来るんだけど、案外よけたり剣で受けたりできるもんだ、しかしこっちは皆はバッタバタ倒れていくしかし俺はバッタバタ倒していく
そんな中…
「隊長が出るまでもありませんよ!」
「我々で人間なんて十分です!」
「うるせえ!現にあの剣を使う野郎にボッコボコにされてんじゃねえか!」
ざっと俺は100人くらい倒したかな、こちらは俺以外皆やられたが相手も残り5人といったところだ。
軽いもんよ。
「隊長を斬ればこっちの勝ちだな!」
そう叫ぶと俺はえらそ~な河童を斬ろうとした。
しかしひょいとよけられた。
こいつ…只者じゃねえ。
飛斬撃を使うしかない…か。
そう考えるとえらそ~河童が喋りだした。
「我々河童族の水を使う妖術はトップレベルだ、水とは人間の大の弱点といってもいいだろう、そんな中我々80人のA級部隊が簡単に破れて恥ずかしくないのか!」
そういうと隊長みたいなえらそ~な河童が滝みたいな流れの水を…それも俺がぶっ潰した奴よりも数十倍の威力の水を河童4人の頭上に発生させた。
4人は悲鳴を一瞬だけ出したが、その後は…死んだ。
「おい!仲間だろ!」
…なぜか声が自然に出た。
「ほう…君は仲間が大切かい?」
「当たり前だ!!!」
またなぜか自然に声が出た。
まあ当たり前だからな!
「嘘をつくな…そこにある屍をなんとも思ってないだろう?」
俺はふと後ろを見た。
数千人の部隊が…酷い姿だった。
片足が取れてたり、脳みそが出ていたりした。
俺は少し気持ち悪くなった。
「ほれほれ、隙だらけだぞ!」
あの河童野郎の言葉で我に返った。
前から横に円の形を描くように強い水の流れが来た。
よけるにもよけきれず、利き足の右足に直撃してしまった。
運よく足だけでは跳ばなかった、それだけ衝撃が強いのだろう。
「ガ…ハ…」
少しうめき声を出してしまった。
クソ…あの野郎。
反撃を試みたが、右足が全く動かない…どうなってる!?
それに全身(主に右足)が痛い…血もかなり出ている。
「フッ…まだまだだな…まあ人間には勿体無いがな」
「飛斬撃…其乃一カマイタチ!」
そう叫ぶと、俺は空を斬り、その振動が空気中に伝わり…奴を斬った。
と思ったけど上から出てきた水流で、かき消されてしまった、チッ面倒だな…。
「無駄だ…君にも分かるだろう?」
やつがこちらに近づきながらいう。
…といっても5mくらい離れてるけどな。
「飛斬撃其乃二鉄砲斬」
すると、俺は空中を突いた。
それは、振動が空気中に伝わり…奴のもとへ一直線だった。
その突きをたとえるなら…鉄砲。
いや、鉄砲よりも威力は強いだろう。
しかし、ひょいとかわされ、俺の頭上に滝のような流れが俺を襲う。
意識が鉄砲斬に向いていたので、反応することもできず、まともに食らってしまう。
いやあいつの水の速度おかしいだろ…。
当たるまでにそんなことを考えた。
避ける事すら無理と判断したからだ。
「ゲ…ホ…」
俺は赤く染まった足を奮い立たせた。
ったく、痛いってレベルじゃねーな、これ。
「ますます君が気に入った、転生してうちの兵士とならんか?」
奴が言う、ってか転生って何?
「転生って何だ?」
俺は思ってたことが口から出てしまった。
「そうか知らないか、まあ異世界の住人は知らないだろうな、」
こっちからしたらお前等が異世界の住人だけどな!
「では説明しよう、といっても単純な話だ、種族を変えることができる、人間だろうがドラゴンだろうが河童になれるし、逆に河童でも人間やドラゴンになることができるのだ、そうだな…君に転生の切符を与えよう、転生の切符を使えばどんな種族になれる…が、河童として兵士なってほしい、だから、河童専用転生切符を与えよう。これは、河童にしかなれん。どうだ?それを使いわれら河童族の兵士とならんか?」
夢見てえな話だなオイ。
まあ俺は最後まで人間として生きて死のう…。
「残念ながら俺は人間だ、人間として死ぬ」
「残念だ。しかし君を殺すことはまだしないさ。気が変わるかもしれないだろ?まあ人間の敗戦後はゴミみたいな生活だからすぐに気が変わると思うが…」
細い水が俺の体を貫通した。
そこから血が出た。
俺は激痛に耐えることができず、意識を失った…。
「…念のため気絶させ、生け捕りにする。気が変わったら敗戦後河童の国で看守にフルーノを呼んでくれといってくれ。看守にもその旨は伝えておく」
そんな声が、気絶するときに聞こえた気がする。
そして現在に至る。
こんなおり斬れるんだが、剣がない!
ま、そりゃ没収されてるか。
それから1年…長年の監禁から俺は解放され、人間の住む国へと移された。
しかし、そこから俺の事件が始まるのであった…。




