侍女と俺と図書館と
初めて書きました
アドバイス等頂けると、とても嬉しいし
モチベに繋がりますd('∀'*)
「人間は考える葦である」
誰がいつ、何処で、何を思ってそんな事を言ったのか、そもそも何処でそんな言葉を聞いたのか、それとも読んだのか全くと言っていい程ミジンも覚えてないのに、いつからなのかその言葉は僕の中でとても大事な言葉として心の中に残り続けて居た。
いつからだろうか
僕がこの大きくとも狭い城の中に閉じ込められているのは
外から見ればそれはそれは大きいのだろう
何故だろうなのかって?
それは1度も外に出させて貰った事がないおかげで見た事がないというだけであり、挙句の果てにはその城の中でも一部の部屋にしか行けないというのだから呆れる
そんな軟禁状態にある俺にも侍女ぐらいは付いている…まぁ1人しか居ないんだけどね…
え?一人称が変わってなんだか砕けて来てるって?
いつまでも外行き様の喋り方なんかしてられるかッ
まぁ外出た事ないけどッ泣
そんな訳で彼女の紹介をさせて貰うと
まず歳は…わからんなぁ…そう言えば聞いた事ないけど、まぁ本で蓄えたこの知識から言わせて貰えば…ざっと30前半と言ったとこかn
「坊っちゃま!」
「うわッ」
「さっきから聞こえておりますよ!まったく、私の事をぶつくさぶつくさと…いつも読んでらっしゃる本には女性の歳の読み方は書いてあっても、触れてはいけないタブーについては書いてなかったようですねぇ!」
「だァって仕方ないだろー、本に何でも書いてある訳じゃないんだよー!」
いくら自由がないこの憐れで可哀想な俺といえど、本を読むくらいの娯楽はある。逆に言えばそれしか無い…
ついでに言えばこの哀れで可哀想な俺は実はなんと「王族」の1人であるのだ、だからなのかこの城にある図書館も相応の大きさと蔵書を誇っている…らしい、数少ない遊びあいtゲフンゲフン数少ない話し相手である司書がそう言っていた。
そしてそもそも俺が何故城の中に年がら年中閉じ込められているのかトイウコトナノダガ、、これについてはホントにため息のつき過ぎで頭痛がする程なんだよなぁぁぁ
まぁいいかそれでは説明しよう
「ちょっとー!聞いてるんですかー!!」
お読み下さりありがとうございます_(。。)_
感想やアドバイス等貰えると嬉しいです。
次話も投稿予定です。