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お菓子あげるから、おじさんについておいで。

作者: 七瀬





最近、あちこちの小学校で、下校時間になると、、、?

見知らぬおじさんに遭遇する事があるらしい...。


そのおじさんは、1人で家に帰る小さな女の子のところにやってきて

こういう風に言うらしいんだよ、、、!


『お嬢ちゃん! おじさんがお菓子あげるから、おじさんについておいで。』



そのおじさんに、ついて行った女の子は二度と家には戻れないんだよ。

そのおじさんの身元は、警察では特定できなかったらしいんだ、、、!


【一体!? このおじさんの目的は、なんなのか、、、?】


あらゆるところにある監視カメラにも映っていない、、、!

そのおじさんに、連れて行かれた少女も、、、。


【完全に! 謎なのだ!!!】


全ては、謎のベールに包まれている...。



私の名前は、『赤松 莉乃』12歳、小学6年生。

妹の名前は、『赤松 莉奈』8歳、小学3年生。



私は、妹の事が心配で心配でならない、、、!


何故なら、、、? 女の子を連れ去るおじさんは、、、?

低学年ぐらいの女の子しか連れて行かないからだ、、、!


私は既に、小学6年生でこのおじさんの連れて行く女の子の中には

入っていないと思う...。


・・・でも、妹は完全におじさんの連れ去る女の子の対象になるから!




それに、先月、、、。

私たちの通う小学校から近い別の小学校で、女の子がこのおじさんに

連れて行かれたばかりで、余計に妹の事が心配で仕方がないわ、、、!




このおじさんを目撃した別の女の子の話を聞くと、、、?


小柄で優しそうなおじさんだったらしい...。

少し小太りで、背も160㎝ぐらいの小柄な男性。

歳は40歳ぐらいに見えたという...。

優しそうな声で、話しかけてきたとか、、、?




小さな女の子から見て、大柄で見るからに怖そうなおじさんなら、、、?

少しは警戒もするのだろうが、見るからに優しそうなおじさんだと、、、。


『このおじさんは、イイ人なんだ~!』って思ってしまうのかもしれない!


それに、とてもこのおじさんは、話し上手と言っていたのよ、、、!


こういうおじさんの方が、本当は、怖いのかもしれない...。



だから、私は妹にしっこくこう言うのよ!


『莉奈! 学校が終わって帰る時は、、、? お姉ちゃんと一緒に必ず

帰るのよ! どんな事があっても! 一人で帰っちゃだめだからね! いい?』

『・・・うん! 分かった、お姉ちゃん。』

『何か? 莉奈に起きてからじゃ遅いんだから!』

『うん!』



妹の莉奈は、素直でいい子だから、私は心配なの、、、!

どんな事があっても、お姉ちゃんが莉奈を守るからね!





私は、そう心に決めていたのに、、、!

その日、私は先生に呼ばれて遅くまで学校に残る事になったの、、、!


莉奈には、家に電話をかけて! お母さんに莉奈を迎えに来てもらう

ようにしたのに、、、!



・・・でも、それが失敗だった、、、!



ほんの少しの、時間のズレから妹は忽然と消えてしまったの...。





その日、、、。

妹を見たという男の子がいたのだけど、、、?


その男の子が言うには、、、?

小柄なおじさんが、小さな女の子を連れていたとか、、、?



きっと、その女の子は莉奈に違いない、、、!!!



『私の大切な妹を返して!!!』




未だ、、、。

そのおじさんと今まで連れて行かれた女の子達の行方は分からない。

私の大切な妹も、、、。




最後までお読みいただきありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[良い点] まるでふわっとした都市伝説みたいな、小柄なお菓子のおじさん。けれど行方不明者は出ていて、だというのにあまりに周りの人たちの警戒が薄く見えます。加えて、この説明不足な文章。狙ってこういう感じ…
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