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プロット ~番外編~

 最終投稿を見てみると、2月20日。今日は3月12日なので、3週間ぶりくらいの更新になります。お久しぶりです。


 今回は、プロットについての話を書こうと思います。


小説を書いている、あるいは書こうと思っている誰もが気になる話題だと思うので、ぜひ読んでいってください。


○目次

 ・書こうと思い至ってからどうしてきたか

 ・みんなでシェアしませんか?



○書こうと思い至ってからどうしてきたか

最初に僕の経験談をさせてください。興味のない方は、もう一つの項目までスクロールしてもらって結構です。

では、早速。


僕は元々ラノベが好きで、自分も書いてみたい!と思い、書き始めるに至りました。

そして、まずやったことと言えば、「小説 書き方」みたいな感じで検索をかけること。

数多ある書き方を真似るようにして物語を綴っては、ああでもないこうでもないと悩み、冴えカノ2巻巻末のプロットや、鎌池先生10周年記念サイトに載っていたサンプルプロットを真似したり、文章を既存の商業作品っぽく書いてみたりと、いろいろ試行錯誤を繰り返してきました。

そして行き着いた先は、「みんながどんなプロットを作っているんだろう?」という疑問でした。Web小説を書いている作家さんはごまんといるので、その数だけプロットもあるんだろうなぁと思いつつ、最近ようやく我流を見つけて、実践しているところです(我流については後程言及します)。

小説を書くって本当に難しくて、書いている最中に何度もプロットを練り直したりしました。頭の中で思い描いた展開が上手く書けないことに気落ちしたりもしました。けれど、面白いかどうかはともかく、現在は我流を編み出したので、比較的コンスタントに楽しんで執筆ができています。


これからその我流について書いていきますね。

この我流は本当にテゲテゲ(いい加減なことの意)なので、参考になるかどうかは分かりませんが一応書いておきます。

書き始める前にやることはたったの2つ。


①大まかなキャラ設定(名前、性別、外見、性格、過去設定)をする。

②シリーズ全体としての起承転結を考え、各項目にストーリーの推移を書いておく。

例)起:ヒロインと出会い、付き合うまで

承:いろいろな試練を乗り越え、愛を育む

転:ひょんなことからすれ違い、ほぼ絶縁状態に

結:誤解が解けて、主人公はヒロインにプロポーズし、承諾される


これだけです。後は書き始めて、起承転結の各ポイントを踏みながら間を埋める方式でやっています。

 面白いかどうかは置いといて、現在連載中の「Anemone」というラブコメ小説はこんな形態で書いております。

 無計画と言われても仕方ない手法なのですが、プロットを何度も練り直すくらいだったら、最初からガチガチに固める必要はないと考えての措置です。偶然で始めたこの手法、案外しっくり来ているんですよ。

 ただ、僕はラノベ作家志望なので、これだと実現したときに編集さんがすごく困ると思うので、しっかりとしないまでも、大体の型は作っておきたいという理由もあって、作品ごとに試行錯誤を繰り返しています(同じく現在連載中の「自傷少女ノ喪失」も最初にきちんとプロットを作っていたのですが、次第に上記のような手法になっていき、現在に至るという感じですね)。


 最後に、この手法の利点/欠点について書いておきます。

 ・利点

①キャラを詳細に設定しない分、活き活きと動かせている感覚がある。

②読者目線で書きながら楽しむことができ、思いついたネタを矛盾のない程度に組み込めるので機転が利きやすい。

③プロット作ってから、挫折する心配がない(笑)

④②に似ているが、プロットを作らないので、書きたい展開を無理なく書くことができる。


 ・欠点

①設定的な矛盾や、キャラの行動の矛盾をプロット作成時よりも入念に確認しなければならない。

②薄っぺらいキャラになる可能性が大いにある。

③伏線を張りにくい。

④利用できるジャンルが限られている。

 

 あまり参考にならないと思いますが、キャラ設定が上手くいかない。思い描いた展開がこうじゃないんだよ!という方、一度試してみてはいかがでしょうか。

 


○みんなでシェアしませんか?

知り合いに小説を書いていたり、シナリオライターやってたりする人がいるなら教えてもらうことはできるでしょうが、多くの場合そのような人はいないと思います。

そして、プロットについて前々から気になっているけれど、そこまで親しくもないSNS上の作家さんたちに聞けない。けど気になる──そんな方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、思い切ってtwitterで呟いたのです。



みんながどんなプロットを作ってるか気になるので、差し支えなければ教えてください。


……と、書いてはみたものの反応があるかどうか分からん質問ですね。

誰もが気になる質問のはず。



と。


そしたらば数名の方が教えていただき、新たな発見があったり、納得があったりしました(回答してくださった方々、ありがとうございました!)。


小説の書き方というのは、作品のネタバレになるわけではないけれど、別に公開義務はないから公開しないみたいな感じの人が多いと思うんですよね。

そこで、今回こうしてtwitterやこの創作論の記事でせっかくだからみんなでシェアしようと思い至った次第です。Twitterでも感想欄でもいいので、差し支えなければ書き残していただいて、これから書こうと思っている人や、書いているけど、書き始めてからうまくいかないという作家さんの参考になればと考えております(実は一番楽しみにしていたりする)。


次回更新は案の定未定です。

更新の際はまたよろしくお願いいたします。

それでは。


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