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タイトル考え中...  作者:
第二.五章
9/9

*REST-4 the truth side*結郁



佑希くんから聞いた、徠梦のこと。



それはあたしの想像も軽々と超え、

徠梦がどんな家庭で今迄育ってきたのだとか、何を想っていたのだとか。



複雑に糸は絡まっていた。




























" 徠梦を抜かさなかった訳じゃない。

怖かったんだ。徠梦が、俺を嫌うんじゃないかと思って。だってそうだろ?

アイツは、憎くて憎くて堪らないと思う。




けど。...けどやっぱり、 "









夕日に照らされて



微風が彼の髪を揺らし



あたしのスカートを撫でた。







" 俺はそんな徠梦に、どうしても伝えたかった。


お前の努力は、テストだけが証明してくれる訳じゃないんだって。

もっと、ほかにもたくさんあるだろって。 "








歪んだ、その精神に考えに。


順位が、全てだと。


純粋にそれを信じて疑わなかった徠梦を



助け出せるのも。

渡り合えるのも。







彼――紺谷 佑希くんしか居ないんだろう。




それは、幼なじみだから


なんて理由なんかじゃなくて。




きちんとした、強い彼の決意と信念があった。









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