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タイトル考え中...  作者:
第二.五章
7/9

*REST-2 the truth side*結郁


だけど、中等部3年生の期末考査の頃


佑希くんは徠梦を抜き、


一人首位の座に着いた。




それはさほど驚くことでも無いのかもしれない。

でもどうしても気になったあたしは。


以前から心に抱いていた疑問を払拭するように彼に聞いた。



" どうして今迄、徠梦を抜かなかったの "



佑希くんなら、徠梦を抜かすことなんて容易いだろうと思ってた。

徠梦の場合も同じく。




そんな優秀な彼等を言い分けるとするならば。



徠梦が秀才型なら


佑希くんは天才型だと思う。









その疑問を聞いた彼、佑希くんは、表情一つ変えずにどこか遠くを見詰めたままだった。




" 順位こそが、自分の努力を証明してくれる唯一のモノ


前に、アイツが言ってたんだ。 "



静かに、言葉を紡ぐ彼の表情は

何とも言えない憂いさを帯びていて


あたしはそれらの言葉一つ一つに

聞き入っていた。










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