前へ目次 次へ 4/9 *ACT.2 *** 隣の席の仲最悪、幼なじみの佑希から視線を外し私は目の前の黒板を見やった。 先程まで群がっていたそこには、大分人は引いてきて空いてきていた。 ぼんやりと眺めていれば、ふと一昔前の私達を思い出した。 いつもは、思い出すことさえも無い筈なのに。 こんなふうになるのはきっと。 テストの順位が貼り出されて、心も身体も緊張、してたんだ。 「本当、いつからだろうね...。」 私の言葉は、煩い教室の空気に溶けて消えていった。