表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
狭間の揺籃  作者: 西都涼
序章
1/6

1.

 世界は神の箱庭と、呼ぶ者がいる。


 多くの国が凌ぎを削り、様々な人種がひしめき合っている。

 ひとつの方向性もなく、混沌としたまるで玩具箱のような乱雑さ。


 思いついては作り、作っては放置し、その時の気分次第で世界を作り上げていく神。

 己が作るだけではなく、それぞれが切磋琢磨し、競い合い、淘汰していく世界を作り上げているのだ。


 気紛れな神はまた、公正明大でもあった。

 技術や知識が偏らぬようにと、世界の狭間に亀裂を入れ、そこへ学び舎を作ったのだ。

 世界、あるいは狭間の揺籃とも呼ばれる学び舎にはありとあらゆる知識や技術がある。

 そこで学べる条件は、至極単純なものであった。

 得たものを活かし、実践できる者。

 ただそれだけだ。

 種族、出身国、身分階級、性別、すべてにおいて制限はない。

 そうして条件を満たした者の許へ入学許可証が届くのだ。


 ここにまた、新たな物語が始まる……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ