第百九話 白砂と熱、遠ざかる朱
初めて読みに来たよって方も、また読みに来たよっ方も詩音と申します。
この作品は生成AIを活用して書いております。
今回の話は前回の話の続きとなっております。
平安神宮を出たとたん、空気の重さが変わった。
境内の白砂とは違って、アスファルトの熱が足もとから立ちのぼってくる。
「なんかさ、平安神宮の中と外で、暑さ違わない?」
葵が額に手をかざしながら言った。
「砂利の境内とアスファルトだと、そう感じるかもね」
日向が答えると、美月も「……あるかも」と控えめにうなずいた。
「えっ、それだけで違うの?」
葵が足もとを見ながら、不思議そうに尋ねる。
「地面にためこんでる熱が違うんじゃないかな。白砂よりアスファルトのほうが、熱を持ちやすいから」
日向が静かに説明すると、葵は改めて足もとを見下ろした。
「へぇ……そういうもん?」
まだ少し信じきれないような顔をしている。
「そういや、アスファルトって熱こもるって聞いたな」
悠人が前を向いたまま言った。
「えぇ〜、マジで。じゃあ、いつも熱い歩道を歩いてるってこと?」
「……そうなるな」
「それ、先に言ってよ」
葵がすぐに返す。
そのやり取りに、美月と日向から小さな笑いがこぼれた。
白く光る道の向こうに、停まっているバスの列が見えてきた。
その姿を見つけただけで、葵の足取りが少しだけ軽くなる。
乗り込んだ瞬間、冷えた空気が肌を包んだ。
「やっぱバスの中って涼しい。生き返るー」
葵は座席に沈み込むように腰を下ろす。
隣で日向も腰を下ろし、「そうだね。ほっとするね」と静かに笑った。
前の席の美月が振り返る。
「ほんとだね」
悠人も短く「あぁ」と返した。
外の熱気が嘘みたいに遠のいていく。
バスがゆっくり動き出す。
窓の外を並木が流れ始めたとき、前方に大鳥居が見えてきた。
「ねぇ、このままバスで大鳥居の下をくぐるの?」
葵が少し心配そうに尋ねる。
「あ、うん……。神宮道は普通に道路だから」
美月が答えると、日向が続けた。
「通行の制限とかはあるみたいだけど、平安神宮からなら通っていいみたいだよ」
「なぁ……こうやって近づいていくと、圧がすごいな」
悠人が迫ってくる大鳥居から目を離さないまま、ぽつりと言った。
「本当に悠人くんの言う通りだね。近づいてくると、すごく大きく感じる」
日向も大鳥居を見つめながら、静かにうなずく。
「そうだね。なんか、大鳥居のほうからこっちに来てるみたい」
美月も目を離さずに話す。
「でか……。やっぱ近くで見ると、迫力ちがう!」
葵が身を乗り出す。
「間近で見ると、空を支えてるみたいだね」
日向が静かに言った。
大鳥居の朱色が、窓いっぱいに広がっていく。
「下に流れてるのが疎水で、今通っているのが橋なのか?」
悠人がぽつりと呟く。
「そうだよ。慶流橋って言うんだよ」
日向が答えた。
やがてバスが大鳥居の下を通り過ぎる。
さっきまで目の前にあった朱色が、少しずつ後ろへ流れていった。
葵が窓に顔を寄せる。
「……なんか、置いてくるみたいで変な感じ」
美月はその言葉を聞きながら、窓の外を見つめていた。
朱色が、少しずつ小さくなっていく。
平安神宮で過ごした時間も、一緒に遠ざかっていくような気がした。
けれど今は、みんな同じバスに乗って、同じ方角へ向かっている。
美月は、そんなことを思いながら、遠ざかっていく大鳥居を静かに見送った。
バスは次の目的地へ向かって、走り続けた。
初めて読みに来たよって方も、また読みに来たよって方も、詩音と申します。
この作品は生成AIを活用して書いております。
あの、後書きから読むって方っていられます?
ただ、なんとなく聞いているだけなので、あまり気にしないで下さいね。
じゃ、今回の話に触れますね。
えっと、今回は平安神宮の境内を出てから、バスに乗って次の目的地へと向かって行く話になってます。
平安神宮の大鳥居の下をバスが通るのは、きっと迫力が凄いのでしょうね。
さて、大鳥居をくぐって走るバスの行き先はどこでしょう?
次回の話は次の目的地へと走っているバスの車内の話となります。
なので、少しバスの車内から見える景色と会話の回が続きます。
初めて読んで下さっている方も、また読んで下さっている方も、この作品を読んで下さって心より感謝を申し上げます。
スローな進み方のこの作品ですけど、これから先も葵たちの成長を温かい目で見守って下されば嬉しく思います。
日中と朝晩との気温差が大きい日がありますので、体調を崩さないように気をつけて下さいね。
また、後書きの方が本編よりも長いのかな?
では、次回の更新の日まで、それでは、ごきげんよう。




