ところで、登山はお好きですか?
この雑談は、登山好きの方向けに送ります。
『リバイバル』未読の方、既読の方、どちらも楽しめる内容です。
登山に興味ない方でもきっと楽しめます。
本文は、作者の活動報告からの抜粋(一部改変)です。
なぜいきなり登山の話なのか、といえば『王国創始記リバイバル』(以下『リバイバル』と略記)のストーリー展開がちょっと登山と関係あるからです。
『リバイバル』の第一章では、主人公たちが王宮見学ツアーをエンジョイするのですが、第十五話にて見学が終わりを迎えます
(その十五話のタイトルは「王宮訪問(8)見学終了のお知らせ」です)
この見学終了時、主人公たちは王宮の地下空間の最奥部にいますので、当然これから地上に戻らないといけません。
さて、ここから登山の話です。
私は、高校時代、登山部でした。
今も(何歳か明かしていませんが)、たまに登山にいきます。
さて、山に「登る」ときは、ワクワクしますよね。
道中の植物とか奇岩とか休憩所とかご飯とか会話とか。
そして何より山頂の景色を楽しみにして登るわけです。
問題は、帰りの下山です。
もう無心ですよね、全部、登りで経験済みですから。
「何時ごろまでに登山口まで降りられるかなー?」
「え、ずっと歩いていたのに、まだこの地点かぁ」
そんなため息を漏らしつつ、ただ無心で降ります。
(下山の楽しみを分かってない! という登山好きの方からの指摘もありそうですが、実際はこんな感じではないでしょうか? 誰もが感情の種類や起伏の数で言えば、「登り>下り」ですよね?)
物語に書くとしたら、
「登山(登り)」は、様々な感情と風景の描写が満載な一方、
「下山」は、長く辛い下りでしたみたいな1行を書いて終了するでしょうね。
「下山の後の楽しみ」は、別途ちゃんと書かないといけないですが。
『リバイバル』第十五話の後半も、そんな感じです。
地下空間の最奥部から地上に戻るのは、この場合は物理的には登りですが、わざわざもう書くことない……。ということで、作中では2文で済ませました。
その部分の原稿を書いている最中に、登山のことをふと思い出しました。
ああ、これは登山と一緒だなと。
そして、『リバイバル』の展開を、登山に当てはめると、結構うまく当てはまることに気づきましたので、以下にご紹介しておきます。
(まあ、人生を登山に例えることもあるくらいですからね)
改めて、登山好きの皆さんへ。未読・既読問わず『リバイバル』の楽しみ方を授けます。
登山前(1話から6話)は用意周到に。
登り道(7話から15話)には楽しいことがあります!
そして、山頂 (14話15話)に最高の景色が広がっています!
もしかしたら、下山後(???話)にはご褒美があるはず!
もう少しマニアックな例えをすると、
・登山メンバー集め、一時ハプニング(1話から5話)
・登山準備をする(6話)
・登山口での準備運動、荷物確認(7話)
・縦走登山! 複数の山頂を巡る(8話から15話)
・一番の目的の山頂へ(14話15話)
・下山(15話の後半の2文)
・温泉・飲酒(???話)
という感じです。
これで、登山好きには伝わりますよね?
以上、『リバイバル』と「登山」の関係をお届けしました。
最後に念の為。
『王国創始記リバイバル〜王宮地下迷宮に眠る歴史〜』は、「登山」を題材とした作品ではありません。