寂しい夜

作者：沖田猫

誰かを救おうとして

誰かを傷つけてしまった

人生うまくいかない

まるで知恵の輪と戯れているみたい

その輪が外れたところで

幸せになれるとは限らない

それでも

必死に外そうとする

私は何がしたいのだ

その答えがわからないまま

今日も夜が来てしまう

誰かを傷つけようとして

誰かに救われていた

人生何が起こるかわからない

まるでゲームの主人公になった気分

主役になれたところで

幸せになれるとは限らない

それでも

必死に光を浴びようとする

私は何がしたいのだ

また答えがわからないまま

今日も夜を迎えてしまう

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