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星の下で  作者: ちびひめ
26/29

ファイヤーズ集結。

約束の日曜日がやって来た。

私はみんなより一足早く秘密基地に着いて、軽く掃除などをしていた。

やがてカズトがやって来た。

以前と違って、当たり前だが身長も伸びて眼鏡をかけていた。

服もなんだかオシャレなものを着ている。

「……よぉ。」

そう言いながらカズトは入ってきた。

「掃除なんかしよっと?」

「しばらく使ってなかったけん、蜘蛛の巣がひどくてね。」

そう言うとカズトは手伝い始めようとした。

その時――――

カズトの手が止まった。

「レン……?」

「えっ……?」

「どうしたんだ、なんでここにレンがいると?!」

「見えると?!」

と私が聞くと、

「見えるもなにも、レンだよな?な?」

とレンの背中に手をあてるカズト。

「え……じゃあ俺の声も聞こえとる……?」

「うん、聞こえるばい!」

そんなときノボルがやって来た。ノボルは昔とあまり変わっていなかった。

ノボルも入ってくるなり、

「レン……?!」

とびっくりしていた。

さらにやって来たユタカもびっくりしていた。

「なぁ、これって……」

緊張感のある声でユタカが言った。


「生き霊ってやつらしい。レンの病室にも行ったけど、変化はなにもなかった。」

「でも、こぎゃんはっきりしとると……違和感が……」

ノボルが言うと、みんなが頷いた。

「こぎゃん見えるのはどうも俺たちだけらしい。」

と、カズトが言った。


「他の人には見えてないみたいと。」

「で、今日集まったとは?」

「レンの望みを叶えてやると、レンが目覚めるかもしれないって、和尚さんが。」

「マジかよ!?」

「うん、マジで。」

「で、レンの望みってなん?」

ユタカが聞くと、レンは肩をすくめて、

「これから探すところ。」

と言った。

「みんなに集まってもらったとは、レンの望みを一緒に探してほしいと。」

私は力説した。

「レンは現れてすぐ、僕たちば探しはじめようかしたと。だけん、みんなが集まったら、もしかして、と思ったと。」

うんうん、と皆が頷いた。

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