「夢ネタとか」
夢、見ますよね。夜、寝てる時に見る夢の方です。
ちょっと自分の見る夢について書いてみようかと思います。
わたしの場合、大概の場合、起きた瞬間に忘れてしまって何らかのイメージしか残らないことが多いんですが、それでもたまにはっきり覚えてることがあって、そういうのは昔から何かのネタに使おうと、メモとってたりします。でもって不思議なのは、わたしの場合、覚えてる夢って物語仕立てなことが多いのです。残念なのは、夢なだけに途中で目を覚ましちゃって結末が分からないこと。誰か夢の続きを見ることの出来る発明をしてくれないものでしょうかねぇ……。
個人的な、夢の分類を上げてみます。心理学とかかじってるわけでもないので、用語はでっち上げたものでなんら正式な物でないことをお断りしておきます。また夢分析とか夢判断の類ではありません。
・夢の色について
昔から、色つきの夢を見ているつもりだったんですが、どうも記憶を漁ってみると微妙に白黒っぽかったり。 はっきり色がついていると覚えている夢でも、現実世界のようには色鮮やかではなくて、昭和の時代のカラー映画のような、ややぼやけた感じの色合いな気ががします。ただ、時々印象的なものだけがはっきり、色鮮やかに見えることはあります。
・夢の中での自分について
自分の場合、夢の中で自分と認識しているものが結構色々です。現実の自分に即した、自分自身が主人公として登場することもあるのですが、記憶に残るようなおもしろい夢の場合、大概、性別や年齢、世界そのものなどが現実の自分とは異なります。
後に述べる視点ともかかわりがありますが、大別するとわたしの場合、次の三つになります。
「自分型」:
現実の自分とまったく同じです。多少の違いがあっても性別・年齢・立場がほぼ
同じであればここに含めます。多くの場合は、「主観視点型」になり、現実とほ
ぼ同じ世界で同じような日常の夢になります。
「他人型」:
現実の自分とまったく異なる場合です。記憶に残るような物語型の夢の場合は、
主人公が現実のわたしとはまったく違う人物であることが多いです。年齢は同じ
くらいで、性別、立場、世界なんかが違う場合が多いです。多くの場合は「スタ
ンドバイ型視点」もしくは「劇場型視点」となり、イメージ的には一人称の小説
などを読んで感情移入しているような状態に近いです。
「全知全能型」:
記憶に残るものでは少ないのですが、登場人物全てが、自分というパターンです。
あるいは、自分と認識するものが夢の中に出てこないパターンです。「劇場型視
点」になります。登場人物全ての心情が全て見えるので、三人称視点、あるいは
アニメ的な見せ方に近いのでしょうか。
・夢の中での視点について
自分の場合、大きく三つのパターンがあります。
「主観視点」:
現実と同じで、直接は自分の顔が見えず、手や足などしか見えない視点です。誰
かと話をする時には大概、真正面から。多くの場合は「自分型」ですが、たまに
「他人型」でもこの視点になることがあります。鏡で顔を見て、現実の自分と違
うと気がついたこともあったり。
「スタンドバイ型視点」:
あるいは背後霊視点とでも。主人公と認識できる人物のすぐ側に立っているよう
な状態です。主人公の顔や姿を認識できます。劇場型と異なるのは常に主人公の
側にいることでしょうか。後半で劇場型に変わることも多いので厳密にはこれも
劇場型なのかもです。
「劇場型視点」
映画館でスクリーンを眺めるような、完全な三人称視点です。場面が変わること
もあり、場面によっては主人公が登場しません。スタンドバイ型から変化するこ
とが多いです。スタンドバイ型と完全に違う所は、アップになったり、カメラが
遠くから撮っていたり映画のような色々なカメラワークがあるところでしょうか。
・夢の中の登場人物について
記憶に残る夢の場合物語型が多いので、主人公がわたし自身でないことが多く、登場人物もまた現実での知り合いではないことが多いです。
「友人知人型」:
親類などもここに含めますが、現実で知っている人が出てくるパターンです。多
くの場合、現実と同じような言動をしますが、たまに「ほんとにこいつ××?」
などと疑いたくなるほど言動が異なる場合があります。多くの場合は日常型の夢
で出てきて、普段の生活と似たような状況になりますが、たまに拳銃持ってきて、
笑いながらわたしのことを撃ち殺したり、ごめんねといいながらナイフで何度も
ざっくり刺してきたりもします。夢の内容で友人に文句なんて言えやしないけど。
「未知の他人型」
わたしの場合、夢の中で恋人、親友、あるいは知り合いとして出てくるのに、現
実にはそんな人はいないという、夢の中だけの登場人物というのがかなりいっぱ
い居ます。共通しているのは、夢の中では顔は見えているのに、目が覚めると顔
を思い出せないこと。それと、なぜか夢の中で相手の名前を呼ぶことがほとんど
ない、つまり相手の名前も分からないことが多いです。なのになぜか親友だった
り恋人だったりという認識だけがあるという。
・夢の中の感覚について
多分布団の感触なんでしょうね。大概の場合はぬるめのお風呂にでも入っているようなぽわぽわ感でいっぱいです。夢の中で刺されたり、殺されたりした時には痛みを感じます。ただし、耐えられる程度の。
あとちょっとえっちなのとか、気持ちいいのも感じます。行った事ないですけど、死海みたいな塩いっぱいの海でぷかぷか浮かんでる夢みたときはもー、最高にふわふわで気持ちよかったです。空飛ぶ夢なんかもふわふわですね。
臭いなんかも感じますが、限定的です。
そういえば、夢って記憶の整理みたいなものだから、現実に経験したことがないものや見たことがないものは出てこないって言いますけど、わたしの場合見たことないものや経験したことがないものって結構夢の中にでてくるんですよね。お腹裂かれてはらわたつかまれる感触なんてのは手術とかしたことないから、決して経験してはいないことなんですが。まぁ、想像なんでしょうねぇ。
夢ネタのことを書こうとして、ちょっとググって見て、夢の中の登場人物は全部自分自身らしい、ということを知ったのですが、それを見て、ふと、なんだかわたしがお話を書くのに似ているのかもしれないと思いました。登場人物全部作者の分身なわけで、それが好き勝手に動き出すってことは、前に「楽しくお話を作る方法」として書きましたが、あれってもしかして起きたまま夢を見ようとしてるんじゃないのかなと。
……どおりで思い通りに書けない訳です。
あ、お願いですので夢に詳しい方とか、夢判断とかしないでくださいね。お願いします。
夢ネタその1です。クライマックスだけで何が何やらわたしにもよく分かっていません。
役に立つかも分かりませんがネタの再利用はご自由に。
かなり中途半端です。
満月の夜、魔女と黒猫がほうきに乗っていて、何かに追われている。
追っているのは丸い奇妙な仮面をかぶった黒服の女。のっぺりとした白い仮面には黒い炎のような模様だけが書いてあって、目や鼻などは分からない。
ひとりと一匹の前に立ちふさがる、仮面の女。魔女が何かを言うが、仮面の女は無言。
仮面の女は、実は影腹切ってて死ぬ寸前。それでも魔女を鍛えるために刺客として立ちふさがっている。
仮面の女は魔女の育ての親。魔女と黒猫はそのことに気がついていない。
ほうきに乗って、魔法で空中戦。爆炎だけが夜空にいくつも赤く輝く。
何度かの撃ち合いのあと、魔女血だらけで地面に不時着。
黒猫がほうきから飛び降りて、空から急降下してきた仮面の女の使い魔の鳥を迎え撃つ。
「僕の縄張りなんだぞここは! 好き勝手されてたまるかよ!」と黒猫が叫ぶ。
場面転換。時間軸上は空中戦と同時刻らしい。
仮面の男が、仮面をかぶっていない黒服の少年に
「あの子は知らないで戦っている。君は行かなくていいのかい?」と言っている場面。
少年は無言で何も答えない。
なんだか映画の予告編だけ見せられたような、やな感じの夢でした。
なんで魔女逃げてるのか、なんで仮面の女と戦ってるのか、途中で場面転換して出てきた仮面の男と少年はいったい何なのかとかわからないことだらけです。
色はついていましたが、満月の夜、登場人物がみんな黒いローブで爆炎くらいしか色ついてなかった気がします。影腹とか育ての親とかいう設定は、個人的な分類でいう「全知全能型」で、登場人物全てがわたしであり登場人物の心情が見えたために分かった情報です。全知全能型のため魔法を撃つのも、撃った魔法を避けるのも自分というわけのわからないスリリングな空中戦の感覚は今思い出しても結構ドキドキです。
場面変わってるから視点は「劇場型視点」で、登場人物は全て現実世界には存在しない人でした。強いて言うなら、魔女と黒猫はジブリアニメ「魔女の宅急便」のキキとジジに似ていたかもしれません。
夢ネタその2です。
魔王と女神が対立し合っている世界。シミュレーションRPGのようなワールドマップがあって、陸、海、空に分かれている。物理的につながっているわけではなくて、それぞれは一種の異世界、別世界、になっている。
そこに住む人々にはクラスとレベルがあって、基本的にクラスが変わることはない。ただ勇者と女神、魔王だけはこの世界ではない別の世界(おそらく現実世界と思われる)から召喚された人間がそのクラスに任命されて存在する。任命するのは謎の集団、十賢者。正体不明。
一般的にユニットは数名でパーティを編成して行動している。(SRPGでの行動単位になる1ユニットが複数のキャラで構成されている)。本当の現実味のある世界じゃなくてかなりゲームっぽい雰囲気。魔王軍と女神軍に分かれて互いに争っているが、どちらかが負けてもすぐに新たな女神や魔王が任命され、ゲームは続行される。勇者ユニットは特別で、基本的には女神サイドにいるが、魔王サイドにつくこともある。
魔王、勇者、女神はそれぞれひとりとは限らず、同時に複数が入り乱れて争うこともある。
女神だから善、魔王だから悪というわけでもなく、たんなるゲーム上の役割に過ぎない。
ユニットとして投入できる種族や、陣地に構築できる施設が異なるだけ。
女神はユニットとして、小動物や妖精、天使、などを使用でき、攻撃力に劣るが回復能力や防御能力に長ける。魔王は獣や獣人、悪魔などを使用でき、物理攻撃や魔法攻撃に長ける。
悪い女神もいれば正しい魔王もいる。ただし、システム上女神同士、魔王同士では争うことが出来ない。
ただし例外として女神と魔王が手を組んで、別の魔王や女神と争うことはある模様。
推測によるその場面に至るまでの経緯
現実世界からそのゲームのような世界に召喚された少年は、勇者として女神側で戦っていたのだが、ある日魔王側の羽乙女が抵抗をやめているのに女神側の戦士に殺されそうになったのを見て止めに入る。この時少年はこの戦いに善も悪もなくただひたすらに戦い続けるだけということに気がついて悩み始める。
ついに魔王を倒したにも係わらず、女神側のしつこい残党狩りに憤りを感じ、女神に反旗をひるがえしかつて仕えた女神を倒したとたん、少年は自分が新たな魔王となっていることに気付く。
以後、守るための戦いしか行わず、女神側の敗残兵も受け入れるその行動から、女神には混乱の魔王、混沌の魔王と呼ばれ、他の魔王には狂気の魔王と呼ばれる。
それでも戦い続けなければいけないこの世界に少年が疲れ始めていたころ、新しい女神が任命されて少年のマップにやって来た。その女神はこれまでの女神とはまるで違っていた。
以下、夢で見た場面。名前やキャラは適当に決めたもので、実際には夢の中では名前は出ていない。
後から追加や誇張した部分もあり。
「魔王! 新しい女神が来たって!」
羽乙女のテューブルが慌てた様子で少年の部屋に飛びこんでくる。少年は食事中だった。
「また、来たのか。今度はどっち? 北? 南? 偵察はどうなっている? 出撃準備はできてる?」
立ち上がりながら少年は傍らの剣をとって腰にベルトを回す。
「いや、だから、女神がきたんですってば!」
「だからどっちから来たって聞いてるんだよ」
(注:マップは20*20マスくらい西側は山で接続不可、東は海で接続不可)
「ここです。うちの砦に女神が降臨しちゃったんです!」
「なんだって? うちのどこ?」
「上ですぅ~。屋根裏部屋に上がる、階段のとこ」
「くそ、いったいどうやっていきなりこんな所に出てきやがるんだ! テューブル、案内して!」
少年は先に飛び出した羽乙女のあとを追いかけて部屋を飛び出す。現場にたどり着くと、屋根裏に続く階段の中ほど辺りが何やらピカピカと発光していて、槍を持った牛兵が恐る恐るその発光体を取り囲んでいた。
「これが、女神?」
少年が発光体に近づくと、急に光を失い薄い着物をまとった少女の姿になる。
「はじめまして、でよろしいのかしら?」
ぱちくりとまばたきをしながら少女は言った。
「あなたが、混沌の魔王さんですか?」
警戒しつつ少年がうなづくと、少女はにっこり微笑みながら、ゆっくりと階段を下りてきた。周りを囲んでいた兵たちがざざっと下がる。
「俺はかつて、女神の側で勇者と呼ばれ、今は弱い者達を守るために魔王と呼ばれている。何の用だ女神! 用がないなら失せろ」
(この瞬間、走馬灯のように設定のような過去が蘇る)
「わたしは、創世の女神、らしいです」
「らしい、というのはどういうことだ?」
「わたしは何も知らないうちに、勝手に任命されてしまって、何も分からないのです。女神という物は魔王と戦わなければならないらしいのですが、わたしは知らない人を憎むことは出来ませんし、憎めない人と争うことはしたくありません。ですからしばらくあなたのおそばで暮らしたいと思うのですが」
以上。これ以後の記憶は非常に断片的。女神がお料理していたり、洗濯してたり。少年にお母さんみたいだといわれたり。そのあと別の夢になったので以後は分かりません。
断片的な記憶としては別の女神と言い争っているところ(これは勇者だったとき仕えていた女神)
何か戦艦のようなものに乗って海の上を進軍して羽の生えた天使軍団と戦っていたりとか。
(戦艦は水に浮いているのではなくて海上の空中に浮いている陸と海の間のマップらしい)
なんか巨大なUFOみたいな円盤の上で、ラスボスみたいなのと一騎打ちしてたり。
夢ネタ3です。食券乱用(笑)。
主人公は二十代の男。自称探偵の何でも屋(流行ってない)。どこぞの山奥で何かのパーティみたいなのがあることを知る。多分招待券を手に入れて知った。ふくびきか何かで当てた?
電車(というか汽車)に乗ってその場所を目指すが、安全装置の故障?事故?で主人公だけ落っこちて山奥をさまよう。
そのうちに豪邸にたどり着き、ここが会場だろうと思い入れてもらおうとするが招待券は荷物と一緒に汽車の中。出てきたメイド姿の女の子(12~14歳)にお引き取りくださいといわれる。泊まるところもないし、帰りようもないのでなんとか頼み込んで入れてもらう。
メイドの部屋に案内されて、そこはどうみても子供部屋で、勉強机がふたつ。ひとつはメイドの、もうひとつは妹の。妹と何か話をして、そこにメイドの兄が来る。
メイドに隠れるように言われ、隠れる場所もなくメイドの机の陰に隠れる。メイドがごまかしてくれたが、すぐに戻ってきた兄にみつかり、首を締められて殺されかかる。
助かった理由は覚えていない。メイドと思っていたのはこの家の子。
命だけは助かって、奴隷みたいな感じでこき使われることになる。
主「パーティは予定通りに行う」
妹「わ、それじゃ今度は何たのもっかな」
いいつつレストランのメニューを広げる。
有名なコックを招いたという話だったのに、実は出前。山奥なのになぜ。
パーティ中、どこぞのお偉いさんが。
主人公はウェイター皿洗い盛り付けなど。
翌日、客が誰もいない。尋ねると、
「全部喰っちまったよ」
人間を煙のように変えて口から吸い込む。他者の命をすすって永遠に生きるモノ。
実はこの家の人はアクマ?でパーティは罠。神の許可を得て招待状の届いた悪人だけを喰らう存在なのだとか。
よくわからないんだけど、台所でパーティの準備をしているときに妹と、
「僕の言うとおりにすれば、ご馳走にありつけるのは僕らだ」
「わたしはともかくぅ、なんであんたがごちそうたべるのよぅ、どれーのくせに」
という会話。
最大の難点は結末が不明なこと。
登場人物は主人、妻、兄、姉、メイド、妹の六人。
なんかいろいろ中途半端でごめんなさい。