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第2話 魔力を見つけました

――次の日(生後3日目)――


ふっふっふー。

俺は見つけてしまった。


心臓の近くにある――魔力らしきものを。


やっぱり俺、天才か?!


(はい、そうです。普通は見つけるのは六歳くらいからです。)


この魔力らしきもの、ちょっと動かしてみようかな。

漫画で見たことがあるんだ。


魔力の流れは血みたいに体の中を巡っている。

そして大事なのは「魔力量」と「操作力」。


まあ、その二つがないと何もできないらしい。


……とはいえ、今の俺は赤ちゃん。

できることは少ない。


じゃあ、とりあえず魔力量を増やす方法を探してみるか。


――1分後。


もう見つけちまったぜ。


……俺、天才か?


いや、もうそんなことは言わない。

なぜなら、もう分かっているからな。


(そうですか。)


この魔力、どうやら圧縮して溜め込んで、しばらくしてから一気に広げると増えるみたいだ。


だが問題がある。


これ、体が結構熱くなる。


……バレるんじゃないか?


まあ母親天然っぽいし大丈夫か。


(結構最低です。)


――1週間後の朝(生後10日目)――


もう増やそうとしても、全然増えた感じがしなくなってきた。


(当たり前です。今のあなたの魔力量は世界でも同じくらいの人がいるかどうかの量です。)


ということで、1つ目のミッション達成だな。


次は魔力を体の外に出したいところだが……

その前に、言葉を話せるようにしておくか。


やっぱり話せる方が便利だろう。


俺の作戦はこうだ。


まず、バレたくないので実行は夜。

赤ちゃんはすぐ眠くなるので、昼は爆睡する。


そして夜。


「あいうえお」から練習する。


まだ声を出そうとしたことがないからどうなるか分からないが……

まあ最悪、筋肉を鍛えていけばいいだろう。


――その日の夜。


ガチャ。


よし。

母親と侍女が出て行った。


作戦実行の時が来たぜ。


まずは「あいうえお」だな。


「あ」


……あれ?


「い」


……あれれ?


「うえお」


普通に出るやん。


(出てますね。)


「じゃあ普通に話してみよう。あー。うん。余裕で出せるな。……というか、赤ちゃんがペラペラ話してるの普通に嫌だな。」


(そうですね。)


「おい!なんか今、最低な言葉が聞こえた気がするぞ!」


(あぶないあぶない)


……まあいいや。


とりあえず話せることは分かった。


今日は寝よう。

ミッション達成だ。


さて、次は――

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