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90日で小説を1作書き上げるまでの記録!  作者: 桐山なつめ


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【88日目】「完」

 こんばんは。


 12月29日。

 年の瀬って感じですね。


 締め切りまで、あと3日。


 今日は、最後のシーンを中心に書いていました。


【進捗】


 執筆文字数: +150字

 累計文字数: 100,350文字(完結)



 原稿の本文です。


 ------------------------


「さようなら」


 彼女は小さく呟いて、俺に手を振った。

 その左手には、ユリウスから贈られた指輪。

 陽光に、きらりと光る。


 アリアは背を向け、人々が待つ街の方へ歩き出す。

 俺は剣を鞘に納めると、眩しくきらめく穏やかな川岸の方へ――足を踏み出した。


 完


 ------------------------


 終わった……!


 無事に『完』の文字を打てました。

 今はもう、ただただホッとしています。


 やっぱり、長編を書き終えたあとのこの感覚は、何度味わってもいいものですね。

 高揚感と、達成感……!


 もうSNSは見ないと決めているので、他の人がどうしているかは分かりませんが、

 でも、きっと僕と同じコンテストに応募される皆さんも、

 今ごろ、必死に書いているんでしょうね。


 少し前までは「負けたくない」なんて思ってましたけど、

 今は不思議と、みんな頑張ろう、っていう穏やかな気持ちです。


 ……もしこれが誰にも評価されなかったとしても。

 僕はこの物語を最後まで書けて、本当によかったと思います。


 ……また、未練たらしい話になっちゃいますけど。

 今までは、原稿が書き終わるとすぐに元カノに連絡してたんですよね。


「終わった~~!!」って送ると、すぐに電話がかかってきて。

 二人で小さな打ち上げをするのが、僕らの決まりでした。


「どんな話?」「今度こそいける?」なんて、

 お酒を飲みながら原稿を読んでもらうのが、本当に幸せで。


 それで最後に、彼女はいつも、「じゃあ、次の新作の話をしよ!」って言ってくれました。


 それが、すごく嬉しかったんです。

 今回がダメでも、彼女だけは僕の「次」を待ってくれているんだなって。

 作家志望なんて不安定な活動を続けてこれたのは、

 間違いなく、彼女がファンでいてくれたおかげでした。


 でも、僕の書いたレオンと同じで。

 僕のヒロインも、もう行ってしまいました。


 僕の新作を待ってくれる人は、もういない。


 でも、変な話ですけど、それでプレッシャーもなくなったというか。笑

 これで心置きなく、今作を「人生最後の小説」にして、筆を置くことができます。


 うん。いい人生だったんじゃないかな。

 僕にしては、上々だった気がします。


 ……本当は、受賞の報告で彼女を驚かせてみたかったけれど。

 まあ、それは欲張りすぎですね。


 あとは、締め切りの瞬間まで、ひたすら見直しをしようと思います。

 本当は一ヶ月かけて推敲するはずだったんですけどね。

 人生、なかなか計画通りにはいかないものです。苦笑


 皆さんとも、あと少しでお別れですね。

 こうしてブログを続ける事ができたのは、間違いなく皆さんのおかげです。


 90日目まで、お付き合いくださると嬉しいです。


 それでは、また明日。

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