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90日で小説を1作書き上げるまでの記録!  作者: 桐山なつめ


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【83日目】テーマへのアンサー

 こんばんは。


 締め切りまで、あと7日。


 今日はクリスマス・イブですね。

 都内はせっかくのイベント日だというのに、朝から雨が降っていたようです。

 僕の部屋にも、しとしとと雨の音が響いてきていました。

 カーテンの隙間からは、曇天。

 こんな日は、気分もちょっと沈んでいきますね。


 そういえば、いつからカーテンを開いていないんだっけな。


 まあ……僕の生活音もしないでしょうし、

 誰も住んでいないと思われているかもしれません。


 ポストも長らく確認していないので、

 チラシでパンパンになっていたらどうしよう。


 大家さん、ごめんなさい……。


 というか、家賃はちゃんと引き落としされているんだろうか。

 ちょっと心配になってきたな。

 でも、誰も部屋に入ってこないってことは、きっと大丈夫なんだと思いますけど。


 って、クリスマス・イブに超現実的なことを心配してますね、僕。


 そして、元カノのSNSが婚約者さんとのツーショットクリスマス写真が

 更新されてないか、朝からビクビクしています。

(見なきゃいいのに……)




 小説の話に戻りましょう。


【進捗】


 ◆執筆文字数 +800字

 ◆累計文字数 97000文字


 今日は、昨日に引き続き、原稿を進めていました。


 とはいえ、やっぱり筆の進みは遅めです……。

 落ち着いて思考を整理しながら、主人公の気持ちを考えていました。


 それでも答えは出なかったので、

 仕切り直して、第三幕を最初から読み返してみました。


 数日前に書いたとはいえ、冷静に読み返すと客観的になれますね。

(自分の文章の粗に、ちょっと胸がチクチクしました)


 第三幕……ヒロインが自分に対して気持ちがないと悟り、

 そこから、どう立て直し、変化し、敵に立ち向かって、勝利したのか。

 この物語を通して、彼は何を失って、何を選択したのか。


 第三幕というのは、この問いに対して、作者が答えを明かすもの。

 いわば、読者に向けて投げたテーマへのアンサーですよね。


 僕的には、この物語の集大成として、

 主人公はヒロインに、叫ぶような告白をさせるつもりで書いていました。


 でも、落ち着いて読み返すと「ん?」ってなってきまして。

 というのも……。


「主人公は、思いが通じなくて、本当に悲しいのだろうか」と。


 ……いや、この主人公を書いてるのは僕なんですけどね。


 なんというか、そんなキャラかな? って疑問が湧いてきたんです。


 クリエイターの皆さんなら、感じたことありませんか?

 自分の書いているキャラが、本当に望んていることって、それか? って疑問になること。

 台詞が上滑りしていたり、行動がぎくしゃくしていたり。

 なんとなく、全体が「作り物」っぽくなってきて、バランスが崩壊していくような感覚に陥ること……。


 無理やり作者の演出に沿うように「合わせて」しまっているような。


 今までも「ん~~……」っていう違和感は覚えていましたが

(そのために、皆さんもご存知の通り、何度も改稿していますから苦笑)、

 今回もまた、僕の都合で動かしてしまっているような気がしてなりません。


 ラストの花畑のシーンですが、


 ---------------------------------


『傷ついた体を、なんとか剣で支えながら、

 柔らかな風がそよぐ花畑の真ん中で、主人公がヒロインをじっと見つめる』


 ---------------------------------


 今日追加(修正)した演出としては、


 ---------------------------------


『傷ついた体を、なんとか剣で支える主人公。

 彼の血が地面に滴り、ひび割れた唇と、青白い頬が痛々しい。

 柔らかな風がそよぐ花畑の真ん中で、

 ヒロインはそれを、他人事のような顔でじっと見据える』


 ---------------------------------


 悲恋エンドに相応しい最後……としましたが、

 本当に、これでいいんだろうか。


 主人公は恋の終わりを知った。

 でも、告白をする。


 ……やはり湧き上がる違和感。


「一体なぜ、告白をするのか」


 これって、恋愛ものは「告白」をすることでケリをつけさせるっていう

 様式美に作者の僕が囚われているんじゃないだろうか。


 うーん……

 とはいえ、このまま


 ---------------------------------


 ヒロイン「旅に出るのね」

 主人公「ああ……さよならだ」


 ---------------------------------


 って別れちゃうのも、なんか違いますよね。


 さて、どうしたものか。


 この主人公、本当はどう思っているんだろう。


 もう少し、深堀りが必要かもしれません。


 それでは、また明日。


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