用語集3 地名など
国や地方の名前、神波国独自の言葉の解説。適宜アップデート予定。
【神波国】
読み方:かんなみのくに。
大陸から海を挟んで東に位置する島国。神の波に守られた国という意味。自然豊かで精霊や神も多い。
初夏から秋にかけて波が荒れ、他国の人間が近づくことは容易ではない。人口の大多数が黒髪黒目、さっぱりした顔立ち。イケメン・美女の基準は一重で切れ長の目、すっとした鼻筋、色白。
大陸を警戒しており、限られた商人しか入国できない。
【腐芽苦】
読み方:ふがく
神波国の言葉で「狂人」「厄介者」を意味する蔑称。
「芽苦」という果物が由来の言葉。たくさん棘があって見た目が悪く、独特な匂いを持っているうえに味も悪いことから、役立たずのことを「芽苦」と呼ぶ。
「腐芽苦は」芽苦が腐ってさらに手に負えないものになったという意味。
【都】
読み方:みやこ
神波国の首都。皇帝の住まいや朝廷がある場所。碁盤の目のように整備された道が東西南北に走っている。最北端に皇宮があり、背後に山脈を従えている。
【四辻領 仙王津】
読み方:よつじりょう せんのうづ
四大貴族、四辻家が治める領地の一地方。神庁所属の巫女・巫覡の宿舎兼修行場の屋敷がある。
弥胡の出身地。
【北江偉】
読み方:ほくえい
神波国の北部に位置する、江吏族が自治している地域。水神の聖地に近い。
【東風野】
読み方:こちゃ
北江偉の首都。
【翠陵の民】
読み方:すいりょうのたみ
皇族を含め、神波国の対多数を占める民族。江吏族と対立しがち。
【江吏族】
読み方:えりぞく
神波国の北部にある北江偉の先住民。独自の文化と宗教を持っている。翠陵の民と対立しがち。