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用語集2 神庁で使われている用語

神庁でよく使われている用語。適宜アップデート予定。

【神庁】

読み方:じんちょう

 神波国の朝廷における官庁のひとつ。祭事と兵部の特殊部隊の管理、占術による皇帝や皇族の予定の調整が主な仕事。市井から保護した特殊能力者や貴族の特殊能力者を、巫女や巫覡として登録・管理している。

・貴族の場合は一定期間の任期があり、その間は神庁の巫女・巫覡として任務に就く。

・平民の場合は生涯に渡り神庁で働くことを余儀なくされる。


【皇族】

読み方:こうぞく

 約八百年前、当時の第三皇子がその身に神を降臨させたのが始まり。

 神力を使うが、皇帝の権威を高めるため第三皇子に降臨した神は「最高神」とされているうえに、神庁に登録されていないため、皇族を「神力使い」と表現することは不敬にあたる。

 大陸の者や江吏族などからは、皇族=神の血を引く者と認識される。


【神力使い】

読み方:しんりきつかい

 皇族以外の身分の神庁に登録されている「神の血を引く者」。

 神庁では鬼鎮に配属され、主に戦闘の任務にあたる。自然を操る力を使う。

 男女問わず蜜柑色の袴を穿いている。


【神通力使い】

読み方:じんつうりきつかい

 神の血を引いていない特殊能力者。神庁に登録されている巫女・巫覡を指す。

 神通力は血筋や身分に関係なく、ごく稀に発現するもので、能力の有無や力の強さは個人差が大きい。

 男女問わず唐紅色の袴を穿いている。


【妖人】

読み方:ようじん

 神庁に登録されていない「野良」の特殊能力者。

 市井では神力使い、神通力使いどちらも「妖人」と一括りにされ、神力と神通力もまとめて「妖力」と呼ばれる。平民は政に対する知識が乏しく、巫女・巫覡の存在を認識していないため、物の怪憑きとして迫害されることが多い。


【星読】

読み方:ほしよみ

 神庁で諜報や占術、祭事を担う部署。所属しているのは、戦闘に向かない神通力使い。


【鬼鎮】

読み方:おにしずめ

 神庁で戦闘に特化し、兵部の特殊部隊を兼ねる部署。所属しているのは神力使いと、戦闘に特化した(念力・瞬間移動)神通力使い。


【天招】

読み方:あまね

 神庁で祭事、諜報、特殊作戦に従事する部署。

 所属しているのは、「補魂」の性質を持つ者のみ。現在の所属人数は弥胡を除いて三人。

 天招の数は国力を左右するとも言われている。


【補魂】

読み方:ほこん

 神庁では神通力のひとつとして認識されている。数万人に一人の割合で生まれる特殊な体質で特に女性に多い。生まれつき体内で生産できる精気が個人の甕の容量に対して少ないことから、他人の精気を無意識のうちに吸い込んでしまう性質。補魂の性質を持つ者は、幼いうちに死亡することが多い。

 神力を使う者の精気を取り込み、甕が満たされた場合、余剰分の精気で神力を駆使することができる。


【甕】

読み方:かめ

 個人の体内に蓄積可能な精気の容量を指す。

 甕が大きい=力が強い。


【雑仕局】

読み方:ぞうしのつぼね

 神庁で炊事洗濯などを受け持つ下女、下男など、生活の補佐をする部署。

 所属員は特殊能力のない只人。男女問わず紺色の袴を穿いている。


【巫女・巫覡の位】

下位:入庁したばかりの見習い。年若い者が多い。白い着物に所属先の袴を穿いている。力封じの腕輪を常時着用している。外出はできない。


中位:入庁から数年経った平民や貴族。下位の座学を教えたり、上位の補佐をしたりする。巫女は白い袿、巫覡は白い水干を着用。袴は所属先の色。力封じの腕輪を常時着用している。許可があれば外出可。


上位:入庁から数年経った実力のある貴族がほとんど。また、実家の権力で上下関係が決まる。下位、中位の実技の指導や管理を行う。力封じの腕輪は着用しないでいい。下位、中位の腕輪の制限を解除する権限を持っている。巫女は自分の好きな色の袿、巫覡は自分の好きな色の水干を着用。袴は所属先の色。

外出に制限はない。


【降臨の儀式】

読み方:こうりんのぎしき

神力使いたちが不特定多数の精霊・神に呼びかけて来てもらうための儀式。個人(個神?)を指名して呼びかけることができないので、その辺をうろついている下級精霊もよって来る。誰が来るかは運次第。


【魂喰の儀式】

読み方:たまぐいのぎしき

神が人間に降臨する時のこと。「儀式」とは言っているが特別なことはせず、神に「器です、どうぞ」程度の声をかけるもの。神庁では格式ばった「儀式」にされているが、神庁が介入しない場所でも神は人間に受肉しているので、本当は儀式は必要ない。

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