用語集1 精霊・神に関する用語
精霊に関係する用語をまとめてみました。適宜アップデート予定です。
【精気】
読み方:せいき
この世の自然に満ちているエネルギーのこと。
植物を含め、全ての生き物は体内で精気を生産し、日常生活で精気を消費したり、体外に発散させて生活している。自然豊かな場所は精気の密度が濃く、精霊が誕生しやすい。
【精霊】
読み方:せいれい
精気の集合体。国や地域によって呼び方が異なり、神波国の神庁では一定以上の強さになると「神」と呼ばれるようになる。実体がないため、寿命がない。ランクによって擬態できるものが変わってくるが、上級ならどんな生き物にでも擬態可能。自然の精気を吸収したり、精霊同士で共喰いし合うと力が強くなる。
人間が必要としている食事、睡眠、排泄などの一切を必要としない。肉体をもたないので性別がなく、繁殖しないため性欲もない。
主属性の色に瞳が光り、保持する力が強いほど輝きが強くなる。
神庁では力の強さによってランク分けし、呼称も変えている。
下級精霊:自我なし。ひとつの属性しかない。神庁での呼称は「精霊」
中級精霊:自我あり。下級精霊が共喰いしたりして強くなったもの。ひとつ以上の属性がある場合が多い。神庁での呼称は「神」
上級精霊:自我あり。中級精霊がさらに力をつけたもの。ふたつ以上の属性がある。神庁での呼称は「神」
【神力】
読み方:しんりき
精霊(神)や神の血を引くものたちが己の精気を使用して発現させる属性由来の事象。自然を操る力。
【受肉】
読み方:じゅにく
中級~上級の精霊(神)が人間や獣の肉体に降臨し、肉体を得ること。
【神の血を引くもの】
大陸の言葉ではエーレム。受肉した中級~上級精霊の呼び方。大陸の者や江吏族など、神庁に登録されていない「神力を使う人間」を表現する時に使う。力を代々引き継ぐことが困難で、ほとんどの場合、四世代目以降は普通の人間しか生まれなくなる。感情が昂ったり、神力を使うと主属性の色に瞳が光る。
※大陸では神力使い、皇族などの区別がないため、「エーレム=神力を使う人間全般」として認知されている。
【妖人】
読み方:ようじん
神波国の平民が特殊能力を使う人間を呼ぶときに用いる言葉。蔑称にあたる。
市井では神庁や神力使いが認知されていないため、平民たちは神力を含めた特殊能力を使う者をまとめて「妖人」と呼ぶのが一般的。
【妖獣】
読み方:ようじゅう
中級~上級の精霊(神)が受肉した獣のこと。
人間に受肉した時と同じように力を使うと瞳が属性の色に光る。
※人間が使う力は「神力」と呼ぶが、妖獣が使う力は「妖力」と呼んで区別される。
【妖力】
読み方:ようりき
市井での特殊能力全般の呼び方。神力・神通力の存在やその違いも平民には認知されていないことから、妖人・妖獣が使う力は一括りに「妖力」と呼ばれる。