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前編

いじめダメ。


デスゲーム小説と言いながらデスゲームは無いです。

かなり主人公の考えがおかしいと思いますが、暖かい目で見てください。

作者に執筆能力はないです。

 私は前世の記憶を持ったまま現代に転生した。

 最初は『魔法と剣の世界じゃないのか、ちぇっ』とか思った時もありました。でも、2度目の人生です。1度目に後悔したことを生かし、ちゃんと勉強し精神的には前世に縛られて精神的に大人ということも無く、普通の子供らしく15年間過ごしました。私は高校一年生です。


 そして私は高校に入学する前に気づいた。私は普通に前世を持ったまま現代に転生したのではない、と。

 ここは小説の世界で、前世から私は殺人事件やら探偵やら人殺しやら、そういう本が好きだった。私の好きだった本の1つ、「屋上からの景色」というデスゲームの本の世界であると。


 思い出したきっかけは転生系の小説でよく見る校舎を見て思い出したとかではなく、最近隣に引っ越してきた一個上のお兄さんだった。


 時は今朝に遡る。


 ◇◆◇


 今は夏休み。蝉の音のせいか暑さが増す。

 それを誤魔化すかのように、家ではクーラから来る風が私の肌をすり抜ける。

 今日も家では洗面所から鳴る洗濯機の音がけたたましく部屋中をこだましている。その音に加え、母が慌ただしく洗う皿のこすれる音や水の音、夏だと実感させられる幾多の種類のセミの音が私の朝の穏やかな時間を邪魔をする。

 私は今スマホ片手にソファーに座っている。

 ちなみに私は今電子書籍を読んでいる。最新刊の殺人ミステリー物。この作者はいつも私の好みどストライクを突いてくる。この作品は後編で前から楽しみに待っていたのだ。私はどちらかと言うと電子書籍より単行本派だ。手元に本があるという感覚が好きなのだ。しかし、最近の商売戦法とは恐ろしい。電子書籍で先行販売を行なっているというんだ。それも安く。楽しみに待っていた本がもう読める。私は誘惑に弱い。結果、私は負けた。あと一ヶ月も待たないと本は出ない。待てると思うか!?手を出そうと思えば読めるんだぞ!?ということで私は今電子書籍を読んでいる。もちろん単行本も買う。この出費はこの本の面白さに比例する。


 …それにしても今日はいつにも増してうるさいな。

 そとからピーピーピーピーと音がする。どうやらと引越し業者のトラックが隣の家に止まってるらしい。隣は空き家だ。


「お母さん、隣の空き家に引越し業者来てるけど誰か来るの?」

「ああ、あんたにはまだ言ってなかったけ?隣に3人家族が来るのよ。子供はあんたの一個上。」

「へー」

 私はスマを凝視しながらそう答えた。

 お隣さん同士、母が仲良くやってりゃそれでいい。子供のときだったら遊べる友達が増えたと喜んだかもしれないが今は高校生だ。女子だったら登校を一緒に出来たりしたかもしれないが、男ならどうでもいい。


 ピンポーン


 家のチャイムがなった。


「ああ、噂をすればなんとやらってねー。お隣さんが挨拶に来たみたいよ。」

「ふーん」

「ちょっとあんた出てくれない?今私化粧してないのよ!化粧するまでちょっと相手してなさい!」

「は!?何言ってんの?ちょ、無理だって!」


 母は聞きもしないで洗面所に駈けて行った。


「はぁー」

 今いいとこなのに。この暑い中外に出るとか最悪だ。今はクーラーで涼しいけれど、運動部でもない私が1歩外を出たら真夏の日差しに当てられてドラキュラのように灰になるかもしれない。それぐらい暑い。

 お隣さんだって暑いのは同じだということに思いいたり、私はスマホの電源を切って玄関に向かいドアを開けた。

 ムワッとした夏特有の暑い空気が一気に室内に入り込み、セミの音はより大きく頭に響く。


「おはようございますー!隣に引っ越してきた清水ですー!」

「あ、おはようございます…」

「久しぶりーおばちゃんのこと覚えてない?」

「え、いや、すいません」

「大丈夫よ〜昔会ったっていっても楓ちゃんが幼稚園の時だったしねー」

「そうなんですか。」

「あ〜じゃあ改めて自己紹介するわねー。まず私は清水 潔子で、こちらが夫の浩司。で、その隣にいるのが息子の陽斗です。ああ、これつまらない物ですが。」


 隣に引っ越してきた母親の清水潔子は捲くし立てるように喋りだした。つまらないものと渡してきたのは引越し蕎麦だ。これがつまらない物なら一体何がつまらなくないのだろう。ブランド物のお菓子とかか?社交辞令と分かっていても疑問に思うものは思うのである。


 潔子さんは私と変わらぬ身長で長い髪にフワッとしたウェーブがかけられている。赤い口紅のついた唇がにっこりと弧を浮かべる。少し香水をふってるようで甘いバラのような香りが流れ込む。

 父の浩司さんは潔子さんより頭1つ分以上高い。推定180。それ以外はどこにでも居そうな男の人だ。


 息子の陽斗さんは母潔子と父浩司との間ぐらいの身長だ。

 こちらが見ていることが分かったのかニッコリと笑みを浮かべた。

 私は微妙な笑みを浮かべ返した。見た目は前髪が顔を半分覆い隠し、気弱そうな感じが醸し出ているが、たまに前髪の隙間から見える顔立ちは一般的な女性の視点から見ればかなり美形の部類に入るのではないだろうか。


 …というか、この人どこかで見たことあるような?

 昔会ったらしいけど子供の時と顔なんて違う筈だし。私が見覚えあるのは成長したこの人の姿だ。どこかで会っていたら申し訳ないと思って思い出そうとしたが、向こうが何も言ってこないので良しとしておこう。

 私は基本あまり人に興味が無いため、同じクラスでも友達以外誰がクラスの人なのか、そもそも名前は誰だ的な人達がクラスの八割を占めている。自分で言ってても酷いやつだと思う。たまに友達の苗字を忘れる時もあるが…。


「あ、ありがとうございます…あと、今後よろしくお願いします。 」

「昔に比べて大人っぽくなっちゃって。うふふ。そういえば楓ちゃんは私立石橋高校に通ってるって楓ちゃんのお母さんから聞いたんだけど?」


 私立石橋高校、訳して石高だ。


「あ、はい。私立ですけど、家から近かったので…」

「実はね、息子の陽斗も2年の途中からだけど石高に通わす予定なのよ。陽斗の後輩として仲良くやってあげてちょうだい。うふふ」

「はぁ、そうですか。」


 息子の陽斗と呼ばれる人を見る。さっきも思ったが。やっぱりどこかで見た顔なのである。気にしすぎか?まぁ、人は1度見たら名前と違って顔は忘れないと聞くからどこかで見たことがあるだけかもしれないが…


「まぁー!潔子久しぶりー元気にしてた!」

「も〜夏帆ったら最近あったばっかじゃない!ピンピンよ!」

 夏帆というのは私の母の名前である。随分仲が良さそうだ。

「そう〜?その割に老けてるように見えるんだけど?あ〜!これ引越し蕎麦じゃない。ベタなものありがとうー!」

「まぁー何言ってんの?どうせさっきまで化粧してその老け顔隠してきたんでしょー?てか、ベタなものとか言うなら返しなさいよ!一応金払って持ってきてんだからね!」


「老けてないし、返さない!ありがたく貰っとくわ。あ、旦那さんお久しぶりですね。あと陽斗くんも!」


「お久しぶりです」

「…お久しぶりです。」


 清水さんの父と息子が挨拶する。息子の陽斗…いや清水先輩と言うべきか、ともかく清水先輩はかなりの美声だ。

 やっぱり会ったことある筈だ。この美声聞いたことがある。


「さ、潔子。これ以上他人のお宅の邪魔しちゃ悪いから帰るぞ。」

「そうねーじゃあね〜夏帆。せいぜいこれ以上老けないように顔パックを買いだめすることねー」


 潔子の夫が引きずりながら潔子を連れて帰り、清水先輩が律儀にお辞儀して帰っていった。


 清水先輩らが帰ると嵐が去ったような静けさが訪れる。

「ハーうるさいやつが帰ったわ。あー!今日セールの日じゃない!あいつがこんな朝っぱらから来るから!楓!洗濯物干あとは頼んだわよ!」


 母は慌ただしく身支度をし始めた。全く人使いが荒い。


 私も暑いので家に入る。少し外にいただけなのに汗がすごい。


 私は2階に上がり、洗濯物を干しながら考える。

 …さっきの清水先輩の声どっかで聞いたことあるんだよなー。


 頭の片隅で何かがチラチラしている感覚がある。


「あーそうそう!楓!最近、郷田 って人が通りすがりの人に当たってたって噂がきてるわ!あんたも気をつけなさいよ!」

「大丈夫だよ、学校以外基本外に出ないから。」

 こんな暑い中私は外に出たくない。出るのは近くの書店に本を買いに行く時くらいだ。

 それに私の住んでるここは田舎だ。近くにはなんにもない。駅まで1時間はかかる。友達は駅付近のアパートに住んでいるらしく羨ましい。

 それより、危ないのは外より学校内だろう。あの郷田って奴はうちの元中学校の先輩の郷田 厚だろう。郷田先輩が中学3年の時いっつも先生に喧嘩沙汰になっては叱られてるって噂が当時中学2年で友達が少ない私にまで降りてきた。


 って、あーもう。母のせいで考えてたこと忘れたじゃないか。えーとなんだっけ。郷田じゃなくて、ああ、清水先輩の事だ。清水陽斗…やっぱどっかで…清水…清水…しみ…清水!?ん!?って、郷田!?あれ、郷田も聞いたことあるぞ。てか、見た事ないはずなのにめっち顔想像できるのはなぜだ?てか、そういえば前郷田先輩らしき人の叫び聞いただけで私は郷田先輩だって断言してたよな。なんでだ?


 …………あ、あ、なんで、なんで思い出さなかったんだろう。


 そうだよ。中学でも数人いたじゃないか。あの小説の登場キャラ。『屋上からの景色』のキャラが。




『屋上からの景色』は若者向けのデスゲーム小説。

 舞台は高校3年。私の高校は2年から選択教科によってクラスが分けられ、2年のクラスのメンバーは変わらず3年に上がる。そんな高校『私立石橋高校』の3年6組を舞台としたデスゲームだ。この小説はボイスドラマが出された本だった。

 そのボイスドラマの声優がさっき思い出した陽斗先輩と郷田先輩の声だった。なるほど。これで私が声を知っていた理由が分かりスッキリした。ボイスドラマは特典についてた小説目当てで買ったが、その特典の小説にクラス一人ひとりの顔が描かれていた。それが私が陽斗先輩に感じた見たことあるの正体だった。


 ここでこの『屋上からの景色』の内容を紹介しよう。内容の設定はかなりありがちな感じだった。

 確か高校2年でいじめにあっていた女子生徒がいた。その女子生徒へのいじめは日に日に酷くなり、とうとう自殺してしまった。最初警察もいじめを疑ったが、どうやら家庭内の環境も悪かったようで、警察の目はそちらに向き、いじめが発覚することは無かった。

 先生含めクラスの皆が見ていたのに止めなかったため罪になるのが怖かったのか、みながいじめなんて知らぬ存ぜぬのフリをしたという過去を持つという設定だ。


 そして舞台は3年の入試前の夏合宿。場所は山の別荘。そこで1週間スマホなどのインターネットに接続できるものを断った状態で合宿が行われる。

 そんな合宿に生徒29名は参加しバスでその山まで行く。そこがデスゲームの舞台とも知らずに。そして、到着直後は楽しそうにしていた生徒は食堂の扉を開け悲鳴を漏らした。


 そこには殺された先生の死体。


 生徒たちは大パニックに陥る。吐き気を催すもの、警察を呼びたいのに電波が何故か届かない。それを聞いて泣き叫ぶもの。

 そんな中、それを楽しむようにテレビからのビデオレターが流れ始める。パニック状態の生徒たちを何とかイケメン生徒会長と学級委員が静まらせ犯人の要求を聞く。


『お前らの乗ってきたバスは1週間後まで来ない。この別荘にある電話線も切ったから外部とも連絡できないよ。私が君たちに望むのは殺し合いさ。本当は全員殺したいんだけど、温情で1人だけ生き残らしてあげるよ』と犯人は笑いながら言う。


 その犯人に対して郷田が怒り喚く。それに続くように他の生徒たちも『家に返して!』と泣き叫ぶ。


 すると犯人は待っていたとばかりに笑い出す。そしてもっと部屋を確認しろと命令する。するとある生徒が2つのダンボールを見つけた。

 その見つけた生徒こそ、この小説の主人公『早川 (やすし)』である。

 早川が見つけた1つ目の小さな箱。そこにはみなが知られたくない内容や写真が一人一人封筒に入っていた。さっきまで泣き叫んでいた生徒が一変し青ざめ、口元を抑えている。

 そして犯人は『それがネットにばらまかれたくなければ誰か殺せ』と命じてくる

 そして早川は焦りながらも冷静さを取り戻し、犯人に対して『お前は誰だ』と尋ねる。

 犯人はいじめで自殺した女子生徒の友達だと答えた。


 犯人とのやり取りはそれで終わる。生徒たちはもうひとつのダンボールの存在に目を向ける。中には生徒と同じ本数分のナイフがはいっていた。


 と、まぁ、こんな話だった気がする。なんせ前世で読んだ本だ。あまり詳しい内容は覚えていない。ただ、この小説の犯人といじめの黒幕には驚かされたという記憶が鮮明に残っている。


 いじめの黒幕は自殺した生徒『草部 日和』の母親が殺人犯であるということを黒板にでかでかと書いた。そこから無視に始まり、嫌がらせをされ、いじめに発展したという経緯だ。草部は元からオドオドとした気弱な性格だったため周りから浮いていたのも原因のひとつだろう。


 ああ、ちなみに清水先輩はこの小説のヒロインである桜井に自分の弱さや過去をぶちまけ励まされ惚れ、桜井が殺されそうになったところを庇って死ぬ役だった。

 郷田は想像もつくようにみなからかなり恨まれる存在でいじめの主犯の1人でもあり、何度か殺されかけるが、仲間を盾にしぶとく生き残るやつだ。


「さて、どうしたものか。」


 私は洗濯物を干し終わり窓を閉めた。窓から見えるのは隣の家だ。前まで空き家だったはずの家の窓から忙しく引越し用のダンボールや家具を出し入れしている人の影が見える。


 こちらに気づいたようで潔子さんが手を振っている。お茶目な人だ。私は手を振り返さず軽く頭を下げカーテンを閉める。手伝いに行った方がいいのかもしれない。

 私は差し入れのジュースがないか冷蔵庫を探し、たまたまあったオレンジジュースを片手に暑い暑い炎天下の中を駆け出した。


 ◇◆◇


 大方、引越しの作業があらかた片付き、私とあとから合流した母と清水一家はリビングで休憩している。


「なーんにも出せなくてごめんね〜」

「引越し後じゃねー仕方ないわーほら!家からアイス持ってきたし、溶ける前に食べましょ」


 私の母がアイスを差し出す。私はバニラが好きだ。1番アイスを味わって食べられるいい味だ。


「楓さんは美味しそうに食べるね。」

「あはは、お恥ずかしい」


 清水先輩に見られていたらしい。ほんと恥ずかしい。あ、引越しのことで頭がいっぱいだったが、この世界についてどうしようか。あーでも今はアイスだね。舞台設定は来年の夏だし。


 隣でお母さんたちの談笑が続いている。


「楓さんは学校どういう感じかな?これから僕も通うことになるんだけど…」

 何やら私が黙っているのを気遣っているらしい。いい人だ。また私の中での好感度が上がったぞ。やるな。

「多分いい学校ですよ。ただ郷田先輩には気をつけた方がいいかもしれませんね。」

「郷田さんっていうのは?」

「かなり悪評のある先輩です。」

「そうなのかあ…目をつけられたくはないかな…」

 あ…そういえば転校してきた清水先輩は、自分がターゲットになりたくないからいじめを黙秘してたっていう話だったな。

「頑張ってくださいね」

「うん?あ、ああ頑張るよ?」


「ほら!楓もう帰るわよ!あんまりよそのお宅で長居は禁物よ!」


 …いや、お母さん達を待ってたんじゃんか。


 声に出す1歩手前で踏み止まり、清水家を後にした。

 もう7時だと言うのにまだ周りは明るかった。


 ◇◆◇


 今は夜中の10時。いつもなら暗いはずの隣の家に、あかりが着いている。不思議な感じだ。

 夏の虫達が外で鳴り響く。数匹だと風流だなーとか夏だなーとか思えるかもしれないが、何十匹にもなるとただの雑音でしかない。私はクーラーの温度を一、二度下げる。


 ノートを開きこれから先のことを考えることにした。

 このまま私が何もしなければきっと、自殺は起こり、デスゲームも起こる。


「さてどうしたものか」


 自殺が起こるのは先輩がクラスに入ってから2日後。本の題名を見て想像が着くかもしれないが、学校の屋上からの飛び降りだ。


 私がいじめを止める?草部さんを庇う?いや無理だろう。第三者が急にクラスに来て何か言ったところでどうにもならない。自殺直前で『自殺なんて馬鹿な真似やめろ!』と、私が言ったところで自殺生徒からすればまたあの地獄の苦しみの生活に戻らされるだけならと逆に後押しになるかもしれない。考えすぎかもしれないが。

 だが、もし止められたとしても、結局いじめは続いているし、私はあのいじめのクラスに居ないわけだから何も出来ない。無力である。


 もし、自殺が止められなくてデスゲームが始まったとしたら、私にできることは先生が死んだ後、この先生を殺したのはー…的なことしか出来ないな。それか、犯人に変わってデスゲームが発生するまでの間に一矢報いてやるか?断罪とも言えるが。


 …いじめを止めるにしてもデスゲームで断罪するにしても先輩の協力は必要不可欠。


 ノートを1枚ちぎり、先輩への手紙を書く。


「うん。自殺を食い止められるかは清水先輩次第かな。」


 私は一つの案を思いついた。忘れないようにノートに急いで書いていく。時間を食ってしまったが、かなりいいシナリオを書くことが出来た。



「上手くいくといいな」


 私の計画が失敗すればデスゲームに発展するというのに楽しんでいる私がいる。酷いやつだ。ああ、そうかいじめの黒幕もこんな気分だったのかな。自分の思い通りにコロコロ展開していくかどうか、周りの人間関係を楽しんでいたのかもしれない。


 時間は真夜中12時、隣の家の電気は消えていた。

 私は眠くなって布団に潜り込む。


 夏の虫の代表とも言える蚊が私の部屋に入り込んでいることも知らないで。

読んでいただきありがとうございます

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