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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

怖いの境界線。

作者: むら。

「ピンポーン」誰か来た。覗き見から見ると隣の犬山さんだ

ガチャ、、、「こんにちは、お肉の炒め物作り過ぎちゃったからおすそわけ。良かったらたべて」

犬山さんは、アパートの隣に住んでいる奥さんだ。このアパートはペット禁止だが犬が大好きで5匹飼っている。たまに犬の事は黙っている様に口封じの料理を作ってくる。

僕は一人暮らしの大学生なんでこの料理を有り難く頂く。

ムシャムシャ。うん!今日の料理も旨い!でも何の肉なんだろう?まさか犬の肉だったりして(笑)


その夜なかなか寝付けなくて壁に寄りかかっていると。ガルル-

キャン!隣の犬山さん家から犬の鳴き声がした。

特に気にせずその日は寝た。

「ピンポーン」また隣の犬山さんだ。「また作り過ぎちゃったからたべて!」、、、


今日も肉料理、普通続けて肉料理するかな?僕は少し気にしたがやっぱり旨い肉料理を全て食べ終わるとふと違和感に気付く。

何かが口の中にひっっかかっている。指を突っ込んで出して見ると、、、毛、犬?やっぱりまさかこの肉は!

僕は怖くなったが真実を確かめようとお皿を返すと言う理由で犬山さんを訪ねた。キッチン前の窓が少しあいている。

息を殺して中を覗くと ぎょ!、、、なんと犬山さんと目が会う

犬山さんはキッチンの窓から外を覗いていた。僕はとっさに「す、すみません!お皿を返しに来ました。」

暫く犬山さんは僕を睨みつけていたがニヤリとして入口から出て来て「あら、お皿洗ってくれたのね。ありがとう。美味しいかった?」

僕は勇気をだして訪ねた。「あ、あのー最近ワンちゃんは元気ですか?」一瞬犬山さんはギョっとしたが部屋の方を向くと

「みんな-いらっしゃい!」と言うと中から犬が出て来る。

1,2,3,4,5、、、 ホッ、、、ちゃんと5匹いる。

僕は何を考えていたんだ。犬を食べるなんてあるわけないよ!

僕は犬山さんにお礼を言うと家に帰るとTVを付けてそのまま寝てしまった。


僕は、寝ている。


TV「今朝、東京都○✕丁の主婦、犬山幸子容疑者か逮捕されました。容疑は、殺人。アパートの同居人の父親を殺害した疑い。

殺害した父親はバラバラにされ冷蔵庫に小分けして保存されておりまるで食用に保管されていた様に思われます」

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