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第二十三話 『頻闇は銀を焦がしている』

§§§





 目の前に一人の少女が立っている。

 秋色の紙吹雪の中で、少女の氷は溶けていった。


『私も、抗ってみたい』


 初めて色と温度が宿る声で、白髪の少女は嬉しそうに前を見据えた。その姿に、強く胸が打たれたのも確かな事実だった。必死に声を荒げて言葉にした自分の衝動を、少女が分かってくれるのが嬉しかった。

 嬉しくて、瞳の奥に宿る覚悟を、見落とした。


 俺は、他ならぬ少女から聞いていた。

 使命称号に逆らえば魔神から罰を受けると。


 ――『抗う者』と呼ばれる称号がある。

 使命称号が各々に定める掟を破った者に、その称号は贈られるらしい。その称号を手にした者が辿る道は、大きく分けて二つある。

 片や、はずれの町で出会ったローニー少年のように、緩い掟を破って徐々に衰弱して死亡する道。片や、固い掟を破って直ちに罰を受け、称号システムを介した魔力の炎で身を焼かれて死亡する道。

 どちらにせよ終着点を見れば、クソ食らえだ。


 だが、白髪の少女は赤の国の国境前に立っていた。

 真っ暗闇を眺めて、虚ろな蛍が背中を照らす。


『私は私の未来のために』


 少女は賢い。分かっていたはずである。

 一歩踏み出せば、どうなるか。


 それでも少女は覚悟を決めた。

 ミシェルが人知れず調べた渓谷の危険を訴えても、臨時ニュースが鬼気迫る見出しで赤の大魔王復活の可能性を報せても、自分たちには『イズランドの決まり』があるからと、逃げることを諦めた赤の国の住民たち。

 そうやって助かる可能性に線を引いて諦めた住民たちに、少女はきっと伝えようとしたのだ。――称号を理由に未来を諦めてしまわないでと。

 自分が犠牲になっても、誰かを前に進ませるために。


 今、世界はスローモーションになる。

 境界を越えようと小さな足を持ち上げた少女を、俺は何とか止めようと言葉を探した。実際、頭の中に聞こえの良い言葉は幾つか浮かんだ。

 でも音にしようとした時、ハッと気づいてしまった。


『――――』


 御者は、どうしても『御者』だった。

 セシリーさんは、どうしても『店員』だった。

 シアンは、どうしても『勇者』だった。

 ステラは、どうしても『魔王』だった。


 じゃあ、俺はどうなのだろう。

 何かになりたいと羅針盤を片手に走っている最中の俺は、実はまだ何者にもなれない蕾。Undelivered――そう、何の役目にも縛られていないからこそ、俺の言葉は無責任で軽はずみだった。強い雨に打たれれば花びらは散る。そんな当たり前の事実を知らずに蕾は、花に豪雨の中で輝くことを押し付けた。

 もしも蕾にも自身を模る花びらのような何かがあって、少女が瞳に宿らせた覚悟と言葉の意味を察することができたなら。


 でも、そうじゃなかった。

 俺はどうしても『  』だった。


『挑んでやる』


 無責任で押しつけがましい衝動が、少女を死なせた。

 国境の向かいで燃える血肉を眺めて、俺は――。


 ああ、暑い。





§§§





 項垂れるような暑さに、意識が旅をしていた。

 夕刻の墓地に佇み、俺は一瞬そんな感覚に囚われた。すでに雨は止んだが、分厚い灰色雲は空をどんより覆い尽くしたままだ。

 雲で蓋をしたかのように、熱気が墓地に横たわる。


 六時間も遅刻して、敵が来るとも思えなかった。

 だから、俺は墓地で一人、呆然と空を仰ぐ。


「沙智さん」


 否、どうやら一人ではなかったらしい。

 いつの間にか、セシリーさんが心配そうな表情で後ろに立っていた。その隣に普段は能天気な白い兎までいるのは、ただの気まぐれか。

 背中を向けたまま少しずつ弱音を溢す。


「俺さ、自分の衝動に気づけた時は嬉しかったんです。元はダメダメな奴だったから、目の前に立ちはだかる称号の高い壁に、それでも挑んでやりたいと心の底から思えたことが、嬉しくて、嬉しくて」


「――――」


「その感動を、傲慢にもネミィに押し付けたんですよ」


 途端、声のトーンをガタンと落とす。

 握り拳を怒りで震わせ、続く言葉は自分を蔑むように。


「俺は称号に縛られてなかったから、挑戦することにさえ代償が必要だなんて思いもしなかったんです。使命称号が自由を制限していることも考えずに、無責任な感動を押し付けて、戦えって身勝手に駆り立てて、結果――」


「――――」


「届かせちゃいけない言葉を、届けてしまった!」


 俺の無責任な言葉は、利口で冷静な少女に無謀な選択肢を与えた。自分を犠牲にして、諦め傾向にある赤の国の人々を奮い立たせるという選択肢。それを少女に与えたのは他でもない、愚かで盲目的な俺だった。

 抗うという意味を理解できなかった、無知だった。


 そんな俺を励ますように、セシリーさんが声を浴びせる。

 反吐が出るほど、期待通りの温かい声だった。


「そんな悲しいこと言わないでください。私がネミィの死を伝えたのは、沙智さんにも知って欲しかったからです。沙智さんがネミィの氷を解かしてくれたお陰で、あの子は最後まで可能性を信じて戦うことができたんだって」


「でも、俺が無責任なことを口走らなきゃ!」


 欲しいのは、断じて溺れたくなる温もりなどではなかった。

 俺の愚かさを罵って欲しかった。俺の不躾な選択を断罪して欲しかった。慰めるのではなく、罰して欲しかった。

 それさえ、身勝手な望みだとしても。


 俺は唇を噛んで、俯いた。

 そこへ、別の声。


「あのね、さっちー」


「――――」


「涙を、涙のまま終わらせちゃいけないんだよ?」


 何だか兎らしからぬ物柔らかな口調に感じた。感情の起伏がない訳ではなく、しかし普段のように騒がしくもない。はっきりとして、語尾も間延びしない。

 期待した訳ではなかったが、俺は兎を見ようと振り向いた。


 瞬間、声を失う。

 だって、兎の表情が――。


「ぉお前、は?」


「っていうかさぁー」


 激情に駆られて、その表情の意図を尋ねようとしたが、兎はふっと泡が弾けるようにいつもの空気の読めない残念な子に戻った。

 セシリーと顔を見合わせた後、兎は右隣りへ不満の目を向ける。


 灰色墓地の、一つだけ黒い墓石があるポイントの近く。

 熱風が噴き出る、地下へと誘う謎の入り口。


「暑すぎないー?」


「こんなのありましたっけ?」


「――――」


 ステラたちと合流した際には無かったはずの、石畳に空いた不気味な正方形の入り口に、兎とセシリーさんが疑問を呈する。不気味な黒い階段の奥からは、先ほどまで気づかなかったのが情けないほどに、厳しい熱風が。

 まるで最近の赤の国の異常な熱気の原因が、ここにあるかのよう。


 普段なら空気の読めない兎に文句を言うところだ。それに、突如として出現した不気味な階段を降りようとも思わなかったはずである。

 ただ、ネミィの死を受けて精神的に弱っていた事。小屋に戻るのは、ステラやトオルの無性に優しさに溺れてしまいそうで忌避感が強かった事。何より、気分を紛らわせたかった事。様々な要因が噛み合って、俺の判断を鈍らせた。


「少し、見てみるか?」


 短絡的な提案に、冒険好きな兎は顔を明るくし、セシリーさんも不安そうではあったが反対しなかった。こうして俺は、黒い階段の一段目に右足を落とす。

 そう、雨上がりに似通った、じめじめした気持ち悪さを感じながら。





§§§





「――――」


 最初は、カタコンベのようなものだろうと思っていた。

 俺たちの世界ではローマ周辺に点在する共同地下墓所で、墓地に設けられた地下への入り口に、俺がそんな感想を抱いたのも自然なことだ。

 しかし今では、それらとは本質的に異なる気がする。


 探検隊だなどと陽気に鼻唄などを遊び出す兎はさて置き、ダムの管理で渓谷近辺に足を伸ばすことも多いセシリーさんでさえ、初めて見る不気味な構造物に戸惑いを隠せていない。せめて最強レイファに付き添いを頼むべきだったと後悔が押し寄せるが、今更引き返そうとは言えなかった。

 異常な『暑い』で、口を開く気になれなかったのだ。


「――――」


 にしても『暑い』。

 『暑すぎ』る。


 入り口付近から階段の幅が広がっていくのに比例して、熱気も上がっているように感じる。この階段の奥で、原初の惑星が燃えているのではと錯覚するくらい、暑い。この熱は、脳の回路を燃やして、燃やして、燃やして。

 氷の少女への罪悪感すら焼き尽くして。


 不意に、脳裏に声が響いた。


『――薄暗闇の中、五十六段の階段を私は降りていく』


 確か、これはステラから聞いた一節だ。

 何かを昨日、いや一昨日か『暑い』物知りな彼女に尋ねて、そう、確か尋ねたのだった。何か、思い出せないが、尋ねて、本の名前が挙がったのだ。

 本は、ある称号研究家の男の自伝で『暑い』。


 俺たちは言葉少なく、先へ『暑い』進んでいった。

 呆然と脳裏に響く声を聞きながら。


『奥森の扇状地のように道幅が広くなって、長い階段は終わる。代わりに私の目の前には、煮え滾るような熱を帯びた、分厚い扉が待ち構えていた』


 なるほど、声の言う通りだ。

 目の前に『暑い』巨大な扉が見えてきた。


 俺とセシリーさんはそれぞれ汗をタオルで拭って、兎と顔を見合わせた。異常な『暑い』に耳を垂らしているものの元気な兎は、それだけで体力ゼロのへなへなっ子二人の言いたいことを『暑い』察したらしい。

 兎は愛想よく笑って、扉に手を掛けた。


『その扉は、押し続ければ意外と簡単に開いた。扉が開いて、私の視界を焼き付けたのは、美しい銀。火もないのに明るいフロアには、二対の柱が一番奥まで続き、荘厳な雰囲気を生み出していた。――山奥の地下に沈めておくには惜しい。不謹慎にもそう思ってしまうほどに、銀は訪れた者の心を魅了した』


 俺たちが抱いた感想も、大体声の主と同じだ。

 その美しさに、『暑い』を一瞬忘れた。


 巨大な扉が兎の剛腕で開け放たれると、扉の隙間から純銀の繊細な光が美しく漏れ出して、瞬く間に俺たち三人の目を奪った。

 兎が胸に抱いていた夏の太陽のような眩しい探求心を塗り潰し、茶髪の女性が感じていた暗闇の心細さを吹き飛ばし、そして俺の心に横たわっていた白髪の少女への罪悪感さえ、その輝きで銀は上書きした。

 美しき純銀の世界に、呑み込まれた。


 銀は一様に感動を与える。

 だが、絶望もまた――。


「――ッ」


 銀は一様に与えた。


『フロアの最奥、他よりも一段高くなった祭壇に彼は眠っていた。その体高は人のおよそ六倍にもなる十メートルにも及び、まるで瞑想しているかのように両手を胸の前で重ね合わせていた。体の隅々を覆う純銀はその性質を放棄して、一切の刃を跳ね退ける。白銀のメッキに隠された瞳は、自身を体現するかの如き烈火に燃え盛り、きっと復活の時を待ち望んでいるに違いない』


 喉が恐怖に焼かれて、思い出す。

 一昨日の晩、俺がステラに何を尋ねたのか。


 叫びや悲鳴は生まれなかった。それを発するための声帯器官はとっくに、全てを灰にせんとする『暑い』に焼き尽くされた。

 かつて対峙した敵と、目の前『暑い』で座禅を組む銀の像は一線を画している。両隣の顔色を窺って、俺は自分の中に湧き上がった感覚を理解した。


 越えられない壁の前に、突き出された。

 目に見えない理不尽を体現する、壁の前に。

 愚者を嘲笑う、形ある壁の前に。


『彼の名はオレステス』


「ほ、ぇ?」


『しかし、後世においてその名で呼ばれることは二度とないだろう。なぜなら、彼は魔神より最も象徴的な名を与えられたからである』


「ぉ、おお」


 炎が熱を生み出すのは当『暑い』たり前の事だった。何より、いち早く察知したミシェ『暑い』ルがネミィに伝えていたじ『暑い』ゃないか。

 そう、赤の国『暑い』を脅かす危険は渓谷にあると。


 なぜ結びつけなかったと自分を罵っても、もう遅い。

 踏み『暑い』『暑い』込んでしまった。


 ああ、暑い。





「――――あ、赤の大魔王ッ!?」





 赤の大魔王と呼ばれる存在がいる。

 千年前、火魔法を極めし『赤』なる称号の名の下に、最も多くの『勇者』を灰へ還したと記録される大魔王。二体もの『魔王』を撃破した偉大な英雄ボルケを以てしても倒す事能わず、赤の国を舞台とした激しい死闘の末、英雄の命と引き換えに封印された最悪の化け物。競赤祭の由来ともなった、その片割れである。

 そして現在、聖剣エクスカリバーを狙う裏切りの勇者の関与は不明だが、魔神信仰会ジュエリーが復活を目論む炎の化身。


 それが今、目の前で座禅を組んでいる。

 沈黙の王は、銀を輝かせる。


「ここが、封印場所だったのかッ!?」


「あ、あれが赤の大魔王って本当なんですか!?」


「ほえ? ほえ?」


 目を見開いて叫ぶ俺に対し、その意味を正しく理解して慌てふためくセシリーさんと、理解の許容限界を越えて鳴く兎。それぞれの冷静でない反応も、この場においては仕方がない。平静を保てと言われる方が難しかった。

 それでも、見なかったことにして帰る訳にはいかない。


 セシリーさんが目は逸らないで、アルフの袖を軽く抓む。

 俺も逸る呼吸を鎮めて、遠目から銀の像を観察した。


「レベル表示、バグってないー?」


「――魔神の時と一緒か」


 意識を魔力体にして称号システムの奥に潜む者と対峙した時と同じく、表記はレベルエラー。銀の像はこれだけ騒いでも微動だ動かない。簡単にこのフロアに入ることができたため、ひょっとすると封印がもう解けているのではないかと疑ったが、そうではないらしい。

 この美しい純銀が、大魔王の身動きを封じているのだろうか。


 俺は封印と聞くと、どうしてもジェムニ神国で話題に上がったアイテムを思い出してしまう。雷鬼王の力を封じた『封印玉』である。

 アレは使った相手から力を分捕るというアイテムであり、当の本人は力こそ弱体化していたものの、割と自由に動くことができた。


 一方で、銀の怪物は肉体まで封じられている。

 例の『封印玉』でないとすると、魔法の類だろうか。


「いや、そもそも魔法って千年以上も効力が続くものなのか?」


 確かに施したのは、偉大な英雄ボルケである。

 だとしても魚が空を泳げないように、不可能な事実は存在する。千年間も効力を維持する魔法も、その類と思うのだが。

 駄目だ、異常な暑さで上手く思考がまとまらない。


 右手の小指から左手を離して、俺は拍動を整えようと大きく深呼吸をする。兎が何かに気づいて騒いだのは、その時だった。


「これ、魔法陣だー!」


「え?」


「アイテムの効果を拡大する魔法陣だよー!」


 アルフが指差す銀の壁に近づいて注意深く調べると、奥に薄っすらと、模様のようなものを確かに見ることができるではないか。

 意外とよく物を見てるじゃないかと兎への評価を改めながら、俺は腕を組んで、レイファから聞いた魔法陣の話を思い浮かべる。


 ――魔法陣は、即ち魔法の拡大鏡。


 ジュエリーはこの魔法陣というやつを以前、呪いをかけた住民をゾンビに転生させる時と、魔神を召喚する時の二度に用いた。どちらも広い町を魔法陣という小さな世界に縮図して、本来の魔法の効果を上回る絶大な効果を発揮させた。

 アルフの話を鵜呑みにするなら、銀の壁の奥に広がる魔法陣が拡大しているのは魔法の効力ではなく、アイテムの効力だ。拡大したなら、例えば弱体化させるしか能のない物を、正しく封印と呼べる代物に昇華できるのかもしれない。

 そして、封印に関するアイテムを、一つしか知らない。


 俺は、拳を抱えて周囲を見渡した。

 つまり――。


「まさか、『封印玉』がどこかにあるのか?」





◇◇





 時を同じくして、渓谷墓地近くの森の奥。

 年寄りの楓に男は背中を預け、部下の報告を待っていた。雨上がりのどんより曇った空を仰いでからだと、気が滅入るほどに全身を黒で包む。足元の靴から、外套まで多少の濃さに差はあるが、烏のように真っ黒だ。

 唯一、腰に携えていた聖剣だけが、美しく翡翠を放つ。


 そんな楓の懐へ、部下が駆けてくる。

 男は、端的に尋ねた。


「状況は?」


「予定してた時刻を大幅に遅れちゃったっすけど、全然モーマンタイっす。偵察した時には、丁度入ってくとこだったみたいっすよ?」


「よし」


 男は、煙草の火を老木に押し付けて消した。

 楓から背中を離して、歩き出した男の瞳に映ったのは、鮮明な青。何者にも揺るがせない、信念の色を浮かべた瞳。彼が歩き出したのに呼応して、木陰から無数の黒装束もまた動き出す。


「コリン、計画通りに進める」


「うっす!」


「必ず、あの男から奪い去るぞ」


 まるで夜を好む者が、光を嫌って蠢くかのように。

 黒く、黒く――。


「――奴が、勇者たる所以を!」


 底知れない、憎悪を孕んで。


【『火焔の結末』】

 『我が盟友ボルケが四年前に彼を封印した場所を私は遂に突き止めた。『魔王』という称号について調べる称号研究家の私としては、歴史に名を残すであろう化け物をぜひ拝んでおきたいところである。ロブ島のしがない称号研究家、キュリロスとしては――』



※加筆・修正しました

2020年5月28日  加筆・修正

         表記の変更

         ストーリーの再分割

         ストーリー一部変更

          ・赤の大魔王封印について

          ・金の間→銀の間に変更


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