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これは俺が勇者になるための物語  作者: 七瀬 桜雲
第五章 スターツ自然保護区
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第二十話  『アヤメを咲かせよう(2)―後編―』

◇◇





 ダークエルフの少年が死んで、少女は里の人々と疎遠になった。

 少女が抱いていたのは、里に味方などいないという諦めだ。


 少女が一生懸命ダークエルフの少年と過ごした時間を語っても、手を取り合えたことを訴えても、一緒に歩いた道を示しても、紡いだ時間を伝えても、誰も、誰一人も、エルフとダークエルフが分かり合えるのだとは信じてはくれなかった。

 大人たちは決まって最後にはこう言う。これは難しい問題だから、安直に答えを出してはいけないのだと。ゆっくり時間を掛けて考えるべきなのだと。


 少年カイルが命を落としたのはなぜなのか。

 理由は、偏にそれだった。


 エルフとダークエルフの両種族の間には、海よりも深い、痛みを伴う軋轢が何世紀も前から横たわっている。聖獣様を石化した犯人だと疑い合い、信用の置けない種族だと決めつけて、お互いを知ろうとすることなく白線を引き続けている。

 決まりを破ったこと自体は反省している。それでも少女は、少年と一緒に咲かせた思い出の数々を、里の大人たちに分かってもらいたかった。

 二種族は手を取り合えるのだと知ってほしかった。


 少年が自殺して五年が経とうとするある日、つまり今日からほんの一月半前になって事態は水面下で動き始める。ソフィーに一枚の封筒が渡されたのだ。


『丘の一本木の根元を掘り起こせ』


 封入されていた手紙に書かれていたのはシンプルな言伝だった。

 過去の少女は、そう記した封筒を長老に預け、期日に少女自身に渡すよう頼んでおいたのだ。檜の箱のタイムカプセルの存在を忘れてしまわないように。

 だが、五年前の少女の心配は杞憂だった。そんな回りくどい言伝など用意せずとも、少女があの苦い記憶を忘れることはなかった。


 封筒の中身を読んだ少女は、自宅の裏手の魔法花の丘へ、錆びたスコップを持って赴いた。泥だらけの手で、一本木の根元に埋めた決意を掘り起こした。


「あったあ」


 土で汚れた手で埋めた檜の箱を引っ張り出す。

 そして少女は、決意を新たにする。


「独りでも、戦ってやるんだあ」


 里の誰の協力もいらない。

 どうせ、この声は誰にも届かない。

 最後に笑えれば、それで。


 掘り起こしたノートの両端を握り潰して肩を震わせる少女の表情が、背後の『白犀』には少しも見えない。だから普段の間抜けな声は鳴らさなかった。

 ただ、澄んだ赤い瞳で静かに見つめる小さな魔獣は知っていた。





『ダケド、零レ落チタノハ何ダッタロウ』





 少女が頭を悩ませる場所は、いつもここだった。


「カメさん、今日もここで少し考えさせてねえ」


 岩になった聖獣様の右脚の爪先。

 そこに小さな手でよじ登って、思考を始める。

 脇の空洞の花壇は見ようとはしなかった。


 エルフとダークエルフの間にある諍いを解消する方法。

 少女が思い悩むこの難問に対して、五年前少年は、神獣を石化した犯人を特定するか、あるいは石化した神獣を元の姿に戻すことが解決策だと主張した。そんな真似は実際不可能なので、時間が解決してくれるのを待つべきだと言ったのだ。

 だが、少女はもう二度と時間というものを信用しないと決めていた。


 そこで、神獣の石化を解けるかもしれない秘薬を求めたのだが。


「『世界樹の涙』探しは、結局失敗だもんなあ」


 さすが世界三大秘宝、目ぼしい情報を見つけられなかった。

 途方に暮れた少女は、岩亀の森から鏡の結界に覆われて判別できない里の外殻を眺めて、疲れたように小さく溜息を吐き捨てた。

 問題の解法を求めるなら、別の案にシフトすべきだ。


「――――」


 少女は、あの里が好きだった。

 人間と自然の歩みが綺麗に重なって、緩やかな子守唄のような優しい足音を奏でるこの里が好きだった。思いやりに満ちて、でも素直でない人々が好きだった。

 多分、心の底から好きだったのだ。


 だけど、少女は嫌いだった。

 数世紀も前からこの里を覆い尽くす、水面に浮かぶ泡のように曖昧で、確かな根拠のない他者への嫌悪感が嫌いだった。何も解決しない時間が嫌いだった。

 多分、心の底から嫌いだったのだ。


 少女は、カイルと触れ合えたから変われた。

 だが、里の人々にはそのキッカケがない。


 それは、一体なぜか。


「――そうかあ」


 その時、少女の頭に思い浮かんだのは一つの方策だった。


「共通の敵を作ればいいんだあ」


 ソフィーは顎に指を当てて、思いついた案を精査する。


「エルフもダークエルフも『均衡ライン』を引いてお互いに拒絶し合ってえ、分かり合う機会を捨ててしまったあ。だけどお、二種族の前に敵が現れてえ、その対処のために協力しなきゃいけない状況になったらあ、例外的にでもエルフとダークエルフはあの白線を越えて協力するう。その過程でお互いのことを知れたならあ」


 全てはあの一本の境界線が、それぞれの種族の世界を固く拘束して、新しい風を取り入れる機会を完全に遮断していることが問題なのだ。

 自分がカイルと出会えて変われたように、境界線を跨いで触れ合えたなら、大人たちだって変われるはずだ。共通の目的で協力できるなら、なおさら。


 しかし、それには一つだけ問題があった。


「だけどお」


 二種族に対する敵としての役目を、少女自身が果たせないのだ。


 少女は必要なら自己犠牲も受け入れる覚悟だ。しかしエルフの立場にある自分が敵を演じても、ダークエルフの怒りの矛先はエルフに向かうだけ。二種族間に新たな火種を投じるだけで、二種族が協力し合うような展開にはなり得ない。

 孤独な少女は探さなくてはならなかった。例えばそれが魔獣でも、災害でも、エルフにもダークエルフにも関係のない、公平な敵なり得る存在を。


 そして、それが見つかった時。


「――その計画、協力させてもらえませんか?」


 願いの歯車は、狂い始めた。





 突然姿を見せたのは、少女と同年代ほどの若い男だった。

 森の色合いとは対照的な、人工的な柄のシャツを着た、謎の少年。黒髪で、頬には少し不気味な赤い入れ墨が彫ってあった。

 しかし、少女が驚いたのは別の理由でだ。


「人族う?」


「バリーと申します」


 そう、男はエルフでもダークエルフでもなかったのだ。


 このスターツ自然保護区に人族が全く来ない訳ではない。この広大な森の区域が青の国に自治区として再編されて、ある程度の人は訪れるようになった。しかし、それでもこの危険なだけで何もない森の奥深くまで進む者は大抵いない。陸路を突っ切って大陸東側に向かおうとする者も、地図で巨大で危険な運河に阻まれると知れば、多少駄賃が必要だとしても海路を選ぶはずなのである。


 それが、男はそこに立っていた。

 不審に思う少女に対し、男はこう説明する。


「僕は商人なのです。あわよくばエルフの里と通商関係を結べないかと旅してきたのですが、エルフとダークエルフの対立を知って参りました。他種族嫌いというのは織り込み済みでしたが、まさか内紛状態だったとは。彼ら、どちらかの経済力が潤って勢力均衡が崩れるのを嫌ったんですね、追い返されてしまいました」


「ふーん」


「そんな折にあなたの独り言が聞こえてきたじゃありませんか! エルフとダークエルフの和睦、実に良いですよ! ぜひ協力させてください!」


 男の説明を、ソフィーは一応は理解する。

 それから、小さく微笑んで。


「――っていうごっこ遊びい?」


「僕はもう二十七ですよ!!」


「ん? という設定?」


「事実! ただの事実!!」


 男の過剰な反応に面喰った少女は、手を立てて謝罪。

 その様子に男は溜息を吐いた後、気を取り直して語り始めた。


「あなたの作戦は悪くありません。エルフとダークエルフに共通の敵を作って、結託させる。良いじゃないですか。ですが、敵にも格というものが必要です」


「格?」


「エルフとダークエルフが共に対処しなければならないと思える相手ではなくてはならないということです。例えば魔獣を連れて来ても、エルフだけで、ダークエルフだけで対処できると判断されれば、二種族が協力することはないでしょう」


 男は少女の独り言を粗方聞いていたようだった。

 ならばもっと早く声を掛けてくれればいいのにと内心では不満を垂れつつ、少女は彼の言い分にある種納得もしていた。

 確かに、格というものは必要である。


 だが、少女自身は不適合、災害が都合よく訪れてくれるはずもなく、魔獣を上手く誘引できたとしてもプライドの高い両種族は協力しない。

 難しい顔で思い悩み始めた少女に、男は笑いかけた。


「いるじゃないですか」


「ん?」


「歴史を鑑みれば、人族というのは敵として最適では?」


「――あ」


 不敵な笑みを前に、少女は男の言いたいことを理解した。

 つまり、自分が二種族に対する敵役を演じるというのだ。


「でもお、それじゃあ」


 しかし人族を敵に据えるやり方では、エルフとダークエルフの対立を終わらせることができたとしても、下火になりつつある両種族の人族に対する憎しみを再燃させる結果になり得るのではないか。少女はエルフとダークエルフの和睦を望んでいたが、それが他種族との亀裂を前提とするのは本意ではなかった。


 一抹の不安を感じる少女に、男はあくまでも笑い続ける。


「問題ありませんよ。僕たち人族が実際にエルフやダークエルフに危害を加える必要はありません。演技でいいのです。必要なのはエルフとダークエルフが互いを知る機会だけ。二種族が仲良くなってから、茶番だったと明かせばいいんですよ」


 男の説明に、少女も腕を組んで考える。

 確かに実際に損害を与えないのであれば、両種族が恨むこともない。寧ろ、エルフとダークエルフが仲良くなれた場合、その助力をしてくれたということで人族の株が上がる可能性すらある。それは大いに喜ばしいことだった。


 ただし、彼にエルフやダークエルフを傷つける意思がなくとも、エルフやダークエルフが彼を傷つける可能性はある。

 そんなリスクを負ってまで、助力してくれる理由が少女には分からない。


「どうしてそこまで協力してくれるのお?」


「僕ら商人には顧客が増えることが何よりですから」


 男は、あくまで余裕の態度を崩さない。

 この初対面の男に不安がない訳ではなかった。


 ただ、無関係な人間を巻き込むべきでないという少女の考えを、目前の男はクリアしている。彼には彼の理由があって、それは少女の願いとは無関係だ。

 ただ、目的のために少女と利害が一致しただけの事だ。


 それに――。


「数はいるのお?」


「ええ、商人の仲間が」


「ん、分かったあ」


 無理難題に果敢に挑もうとする孤独な少女にとって、手を貸してくれる存在というのは最大のウィークポイントだった。


 以降、岩亀の御前で少女は男と計画を練った。

 決行は十一月十八日。少女のカギを用いて結界内に侵入した人族は、里に煙を巻いてエルフやダークエルフへの排斥を謳う。実際に被害がなければ二種族が問題を重大視しない可能性もあるので、ソフィーが被害者として攫われる役となった。ソフィーを攫って一度撤退した後は、エルフとダークエルフが協力体制を結ぶのを待ち、両種族がお互いのことを良く知ったタイミングでネタ晴らし。


 決行日が近づくと、少女と男は念のため接触を避けた。二種族に、ソフィーと敵との繋がりを悟られる訳にはいかなかったからである。最終調整に関するやり取りは置手紙で、物の受け渡しも封筒に入れて、岩亀の爪先で行った。

 そうして協力者もでき、全てが順調に進んでいるかのように思われた。


 ところが、決行三日前になって少女を大いに悩ませる事態が発生する。


「――沙智さん」


 前回の旅先で出会った知人との、思いもよらぬ再会だった。


 話を聞けば七瀬沙智らは、少女に用があってエルフの里を訪れたそうだ。しかしその途中で仲間と逸れてしまい、困っている様子だった。その仲間が見つからない以上、七瀬沙智らが里から離れられないことくらい、少女にも理解できた。

 カギの受け渡しには気づかれなかったが、今後はどうか。


 少女は、選択を迫られた。


 このまま計画を実行すれば、七瀬沙智らはどう感じるだろうか。

 彼らに実際に危害が加えられる訳ではない。あのバリーという人族と、エルフやダークエルフを襲うのは見かけ上の茶番だと念入りに設定してある。しかし茶番でも、襲われたと彼らが判断するだけのことをしなければならない。

 それを見た時、七瀬沙智らはどう思うのか。また、エルフやダークエルフの怒りの矛先が、同じ人族である彼らに向かったりはしないだろうか。


 彼らが滞在している状況で、計画を実行することが憚られたのだ。

 それが、人を騙すような後ろめたい計画だと自覚していたから。


「なら先に謝っとくね」


「え?」


「ごめんなさい」


 少女は、葛藤に末に決断した。


 例えばそれは二者択一。エルフとダークエルフの和睦の道を選ぶか、旅先で繋がった大切な縁を選ぶか、そういう選択。きっと全てを知れば、里を大いに混乱させるようなやり方を選んだ少女に、七瀬沙智らは幻滅するだろう。それでも少女は、悲壮な覚悟で、エルフとダークエルフの進展を選んだ。

 近い将来、七瀬沙智らに幻滅される可能性を受け入れた。


 これで良い。

 どうせ私は独りきり。

 独りで、戦え。


 ――そして、来たる十一月十八日。


『――――』


 里を激しく震わせる、けたたましい警鐘。

 薄緑色の空に延びる硝煙と、血の匂い。


「ど、うしてえ」


 広がっていたのは、計画とは全く違う光景だった。


 実際に危害は加えないはずだった。

 それが目の前の光景は一体何なのか。


「――ッ!!」


「ソフィー!」


 少女はトオルとルビーとの散歩を放って、思い切り駆け出した。

 目的地は、南西の林。ソフィーがバリーと合流して、少女が襲撃犯に攫われたとエルフやダークエルフに思わせるために、密かに離脱を開始する場所。

 息を切らして駆け付けたその場所に、男は平然と立っていた。


「ああ、ソフィーじゃないですか」


「バリー、どういうことお?」


 瞳を潤ませて尋ねる少女に、男は丁寧に説明する。

 丁寧な言葉の中に、最大限の侮蔑を込めて。


「元々の計画では、あなた一人だけを攫い、その稼ぎで満足する予定でした。ところが少々問題が発生しましてね。北軍のロベールが馬鹿やったせいで、まとまった金が必要になったんですよ。だから、計画を変更させていただきました」


「あぅ、え?」


「まだ分かりませんか?」


 言葉を詰まらせる少女に、声は。


「――あなた、最初から騙されていたんですよ」


 残酷に、響いた。


「ぅ」


 少女は、膝から崩れ落ちる。

 瞳に、涙の粒を溜めて。


「何でえ!!」


 これでは、一体。

 一体、何のための。


「話が違うじゃないッ!!」


 五年だったのか。


 ――――。


 ――――。


 ――――。


 ――――。


 事態は、もはや収拾のつけられないほど悪化した。


 一つ、あのバリーらは実は奴隷売買集団であり、エルフとダークエルフを九人も攫って行ったこと。更に彼らは、二度目の襲撃も予告している。

 二つ、エルフとダークエルフの溝が想像を遥かに越えて深かったということ。結託するどころか、この状況下で責任を押し付け合っている。少女の甘い考えを裏切って、二種族は人族という顕在の敵より、里のいるかも分からない潜在的な協力者に重きを置いた。これで彼らのカギの入手経路がバレれば、遂に発火だ。


 やっぱり、どこにも少女の味方なんていなかった。

 独りで戦うと決めて、それでも独りでいられなかったのは弱さだ。

 その弱さが、愚かさが、この結果を招いた。


 もう、どうにもならない。

 だって、だって。





『――花ハ、散ッテ枯レタ』





§§§  現在





 朝焼けに溶け込んだ白い月が最後の淡い光を森の長へと届けようとするも、迫り出した岩亀の頭上に傘を開く巨大樹が邪魔をする。影の端、苔むした右前脚の爪の上で少女は今も、どうにもならないことを、どうにかしようと考え続けている。

 独りきりで、周囲が明るくなりつつあることにも気づかずに。


 エルフとダークエルフの和睦は不可能だったのか。

 攫われた九人の同胞をどうすれば救えるのか。

 この苦しくて、先の見えない状況を、どうすれば。


 ――今は本当に苦しいかもしれない。先行きが不安で、目の前が何も見えないかもしれない。そういう時こそ、沈みそうな感情をオセロの駒みたいにひっくり返して笑うんだよ。心の膿を全部笑い飛ばしたら、色んなことが開けて見えてくる。


 唯一の友人は、少女に教えてくれた。

 逆転だ、苦しい時ほど笑うのだと。


 だから、少女は歌い始める。

 同時に記憶が流れ始めた。


『手と手合わせてアヤメは開いた』


 ――あなたと出会えて、世界が広がるのを感じた。


『みんなで育てた鮮やかなメモリーズ』


 ――何か月もの思い出を、きっと一生忘れない。


『だけど零れ落ちたのは何だったろう』


 ――でも、もう、あなたはどこにもいなくて。


『花は――』


 ――私は。


 ――私は、たった独り。


「ぃ」


 笑うことなどできなかった。

 本当は強がるのだって辛かった。

 願いを、想いを、理解して欲しかった。

 誰にも声が届かないのは嫌だった。


 独りは、嫌だった。


「――けてぇ」


 何も答えてくれない聖獣様ではない。

 記憶の中にしかいない故人でもない。


 誰か――。


「助けてえ」


 潤んだ視界に、柑子色の木の葉が舞い散る。

 ふと何かを感じた少女は、その木の葉を涙が溜まった目で追った。誰にも届かない、届くはずのない、小さな悲鳴。ゆらゆらと舞う木の葉は、朝焼けの中にキラキラと光を反射して、影にいる少女の瞼を一瞬閉ざした。


 再び目を開いた時、柑子の光は掌にあった。


「ソフィー」


 朝焼けの幽玄の中に、七瀬沙智は立っていた。

 誰にも届くはずのなかった、小さな悲鳴を握り締めて。


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