1話.佑歌
高校生になったら
やりたいことがたくさんあった
友達を作ってその中の
一人と親友になって二人だけで出かけたり
「この服可愛いね」「これ○○に似合いそうなグロス!」 「プリクラ撮ろ」
とか普通の女子高生
たまに男の子に二人だけで出掛けない?
とか誘われてでも二人だけは早いかな…
ダブルデートてきなのならありかも、
2年生になったら彼氏作ってイチャラブするのかな?
中学の時に彼氏は?って
好きな人はいた。
別にふられたわけでもないむしろ
ふったんだ。
両想いだったんだ
けど
彼も私も受験生
行きたい高校が違う
何よりも彼と付き合って
彼の気を乱したくなかった、のだ
とかいいつつきっと自分の気を乱したくなかったのだろう。
たまに彼と二人きりで遊びに行くことも
しばしば、周りからは囃し立てられたりしたけれども、ただの仲の良い友達と返すだけだったし、やましいこともあった訳ではない。
だから彼とも時々メールや通話で話したりもしてる。
お互いに幸せになればそれでいいんだ。
と、考え込んでいた。
勿論入る部活なんてとうの昔に決めてる
*天文部*だ
小さい頃から星を見るのは好きだった
小学生の時に夜中まで起きてたりして
夏に見た天ノ川は素敵で脳内に焼き付いている
中学の時は天文部がなかった為に
テニス部に入って内申点、趣味を目当てに
入った、県大会で優勝し全国大会にでるも
惜しくも4位、と周りからは褒め称えられたが嬉しくもなんとも思わなかった,
高校勧誘もされたが全て断った
行きたくもない高校だったし
そこでは自分は輝けないと悟った。
理由?そんなのないただ
自分の勘がそう言ったそれだけだ
まぁ世間話もここで終わらせて、
入学式に行かなきゃ