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鬼奇

天界は大きく分けて二つの種族が存在する。

人、それと鬼奇(きき)と呼ばれる存在である。

鬼奇は、天界における秩序を乱すものであると人に認識されている。天界ではこの二つの種族の争いが絶えず繰り広げられていた。


「あぁ、あいつらまた境界跨ごうとしてるなぁ」と金髪の少女が言う。

「それはしょうがないことあやつらもまた領土を広げたい、それにゲートの少年の話も耳にしたのだろう」と青年が口にする。

鬼奇とは現世の行いが良からぬ者、必要とされなかったものの成れの果ての姿でありその姿はまるで悪魔のようなものである。

「天界に対しての反逆か、哀れだな、ゲートをたとえ開けたとしても天界は覆らない。

鬼奇の考えもわからなくもないが、平穏にしてればいいものを」少女は少し悲しげな顔を見せた。


少女は背中に背負った長刀を抜き鬼奇の大群に突っ込んだ!

「そこをどけ、神界へと繋がる手がかりが見つかったのだ、これは鬼奇王が望むもの」鬼奇が言う。

少女は言う「天界の命だ、お前らをこれより先に通さない」

と同時に長刀が金色の光を放ち出す。

長刀を地面に突き刺した途端、周囲一帯は光に包まれ光の柱が轟音とともに天に突き刺さった。

「何も7大勢力のあなたが出るまでもなかったでしょうに」青年は言う。

「ここで時間を使うわけにはいかない、ファファスの動きも気になるが、奇界の動きも気になるところだこのまま奇界の調査に入る」

少女は腰の辺りまである髪をまとめ上げる。

この少女はサイカ・フィリーかつて7大勢力と呼ばれた1人であり天界を守る1人である。



「ということじゃ、ようにお主の妹やらはそれを開ける存在であると天界は判断したのだ」

「じゃあおれは、、」

「それを止めるための切り札じゃ」


ガサガサ 平穏な森の中に人の気配が近づくファファスは険しい表情を浮かべた。


「また、べらぼーなことやってるみたいだなおっさん」黒髪の少年は言う。

「天界から命が出た、お前を殺れってな」

2人の間の空気が変わる

「だとよ、、天界は今何をしようとしてるのか俺にも聞かせろ、あんたは考えもなしに動くやつじゃない、ましてや俺が天界の命に従う必要もないからな」


「あなたは、、?」新が心配そうな顔で聞く

「お前が3人目とやらか、聞いている、おれはナスだ」

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