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ツインエイジ~二つの彩華~  作者: ベン・らいりー
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始まりのいろは


超科学により発展を遂げた人類と

意思を持った大自然と共存した人類


二つの全く異なる世界の対立を描いた異色のストーリーを展開します。


SF専門の自分ですが、今回はファンタジー要素も入れてみました。


二人の主人公で壮大な世界観のため、話は長くなると思いますがよろしくお願いいたします。


それは遠い遠い未来の世界。


世界は全く異なる二つの文明が誕生し、二色に別れ対立していた。


広大な海の上に浮かぶ巨大な都市。そこでは人類は驚異的な科学の発展をとげ、意思をもった超人工知能プログラム、イーヴァが誕生し、APS細胞と呼ばれるナノマシンの移植処置が施される事により、人々の意識をネットワーク上に転送する技術が実現し、このAPS細胞を通し人々はその生活や社会秩序の全てが統制、管理がなされ全てにおける最適化を施されたことで、完全なる管理社会が実現していた。イーヴァは語る。人々は過ちを繰り返さないために、統制、管理されその中の自由を満喫し、平和な時を過ごして行くべきであると。そんなコンピューターが支配する未来都市、それがこのメトロシティである。



一方、巨大な大樹ユグドラシルを中心に広がる緑の美しい大地。そこに住まう人々は、科学による発展ではなく、意思を持った大地の大自然と共存し、非科学的で未知なる不思議な力、シンクルを授けられ、一種の魔法とも言うべき力を駆使し幻想的な文明が築かれていた。ユグドラシルに宿る大地の精霊ルミナスは、生命は自由であり、数多の生命と手を取り合い、未来を築き上げていくと主張し、人々の安らぎと自由を尊重している。それがこの緑の大地、ノアフロントである。



そんな二つの世界は、価値観や秩序の違いから対立していた。メトロシティのイーヴァは、意思を持った大自然の存在は非科学的であり、人々の秩序を崩壊させる可能性があるとし、自らの支配下に下るか、根絶されるかをノアフロントに問い、それに対しノアフロント側はイーヴァによって自由を奪われ、おりに閉じ込められた人々を開放するために、メトロシティの宣戦布告に敵意を示した。これにより、開放戦争が始まってしまったのだ。


このように、はるか遠い未来の世界では、全く異なった秩序を持つ二つの文明が誕生し、対立している。それぞれが持つ秩序を守るため、二つの人知を越えた存在が、それぞれに人々を救おうとしているのだ。二つの世界は、果たしてどうなるのか。この世界の未来には、どのような秩序がもたらされるのか。それは、未来を切り開く力を授けられた二人の少年の手に委ねられていた。。。

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