表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

〜拷問〜【イチバンキレイナシニカタ】

作者:

この小説には、グロテスクな表現があります。ですので、苦手な人にあまりおすすめできません。



ミンナキライ。


ニンゲンナンテダイキライ。


ダカラ、ワタシノマワリノヒトダケデモ、ゴウモンニカケテコロシテシマオウ。



私の名前は、白川血架(しらかわ、ちか)



なんで人間を嫌うかって?



汚いから。

弱いから。

うるさいから。

だから、嫌い。



ただ、それだけ。

友達も親も人間だ。

殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す。



でも、殺す為の道具と部屋はどうしよう。



じゃあ部屋は、家の地下の部屋を使おう。

道具は、自分で作ったり、盗めばいいか。





コロスタメナラワタシハシュダンヲエラバナイ。



まずはうるさい親から殺そう。



「お母さん、お父さん。今から地下に来てくれる?」



「わかったわ。」



私は親を地下に連れだして、そばにあったバットで二人をおもいきり殴った。



「ふふ、どうやっておもちゃにして遊ぼうかなぁ?」



私は二人が自由にできないように、両手両足を切り落とした。



《ザグッゴギゴギゴキ、ボドン》






血が私の服にかかった。



キタナイキタナイキタナイキタナイ。



その痛みが強すぎて親が目をさました。



「なっ!?あっ、が、ぎ、きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」



「ぐっ、がぁぁ!がぎゃぁぁぁぁ!!!」



「うるさいうるさい。

ねぇ、私ね、人間の血は汚いから嫌いなの。でもね、この色と匂いは好きなの。」



「な、何いってんのぉぉぉ!?」



「どうやって殺してほしい?

そうだ!

えぐってあげる。

ぐちょぐちょにね。」



私は包丁を持ち、まず、母親の腹を無理矢理こじあけた。


《グチュグチャブシュ》



「うぎぁぁぁぁ!」




「うわぁ・・・、

綺麗。」



私は母親の体の中の心臓を無理矢理えぐりだした。



「見てよ、汚い人間からこんなに綺麗な物が取れたよ。」



「うっ・・・うぅ。」


母親はまだ生きていた。



「生きてるんだね。」



「・・・こ、こんな事されるなら・・・私・・・をはやく殺しなさい。」



「これは拷問だよ?

ダメダヨ。」



私は不気味な笑みを浮かべて、優しく母親に言った。



「生きてるんだったら、もっと苦しんでもらわないと・・・

まぁいいや。

お母さんは放置してても死んじゃうから、次はお父さんにしよう。」



私は次のターゲットを父親にかえた。



「ひっ、ひぃぃぃ!!や、やめろぉ!!」



「ふふ、手足がなくて動いてる人間っていもむしみたい。

いもむしと言えば、グチャグチャにつぶして処理しなきゃ。」



「や、ゃ、ゃめてくれ!!」



「ガイチュウハクジョシナキャネ?

オ父サン。」



私はまず、父親の目を包丁で縦に突き刺し、白目と黒目がグチャグチャになるくらいつぶして、まぶたを切り落として、父親の体に何回も包丁を突き刺した。



「アハハ、ヒトワネ、シヌトキノスガタがイチバンキレイナンダヨ。

イチバン・・・ネ。」



父親と母親は死んだ。人間が二人、この世界から消えた。



「遺体・・・これはどうしよう。

そうだ、血は綺麗だから、血だけは抜いて、タオルに染み込ませて、使おう。

遺体は飾っておこう。」



そして私はていねいに血を抜いてタオルに染み込ませた。

遺体も、もちろん飾った。



「アハハ、キレイダヨ。」



私は血の匂いと色がついたタオルを宝物にした。



「イイニオイ。

サァ、ツギハトモダチヲコロスバン。」



私は、大親友だった、るいちゃんを部屋に連れてきて、ゆっくり扉を閉めた。



「血架ちゃん?何?」



「るいちゃんは、わかってくれるよね?

うるさくしないで、静かに拷問受けてくれるよね?」



「拷問!?

何言ってるの!?」



「るいちゃんが人間じゃなかったらよかったのに・・・ね?」



「いやっ!!

いやぁぁぁぁ!!」



「・・・るいちゃんも、うるさい。

ダカラニンゲンワキライ。」



私は無理矢理るいちゃんにタオルを噛ませて、縛りつけた。



「るいちゃんは仲良しだったから、特別に楽に死なせてあげる。」



私はるいちゃんの頭の上の中心から包丁をおもいっきり突き刺した。


るいちゃんは止まった。



「サヨナラ、ルイチャン。

キレイダヨ。」



そのあと私は、るいちゃんを家に飾って、一人地下の部屋に入った。



「ツギハ、ワタシノバン。

ワタシモニンゲンだから。」



これから、私が、私による、私だけの拷問が始まる。



ワタシダケノゴウモン・・・


キレイニシネルヨネ?

フフ・・・タノシミ



そのあと、血架が地下の部屋から出てくる事はなく、閉まっているトビラからは、大量の血が流れていた。



フフ、ワタシ、キレイニシネタヨ。

グチャグチャデ、スゴクキレイニ・・・ネ?



〜END〜

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。こんなグロテスクな小説を書いたのは初めてです(汗)よろしければご意見、ご感想をよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] まだ小さい蕾ですが、可能性を感じました。 拷問の作法にまだまだ優しさが残ってますね。貴方流の拷問の美学を磨かれる事を期待します。 心も体もキチンと時間をかけて絶望させてあげるのが私の好みです…
[一言] 話がすっ飛びで進んでるので、登場人物の心情や情景描写をもう少し加えていただいた方が、文章がよりイメージ化しやすくて入り込めると思います。
[一言] 血加ちゃんのちょっとした反感しか伝わってこないですね。もっと血加ちゃんの感情を短い言葉で示して、お母さんやお父さんの断末魔を迎える心の叫び、娘に殺されるグロい雄叫び、家庭背景、そういったリア…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ