壱話 〔遠藤 拓実〕 肉を食べ・・肉に乗り・・肉で、出来た僕らへ・・
始めまして、十羊です、お暑い季節となって、着ましたね。
僕の地域のプールが、営業開始を始めました、この季節になると、寂しくなりますね。
そんな、話をおいて置いて、今回の話には、たくさんの視察が出るかと・・・
謎の作品で、夏に、アイスでも、食べながら、楽しんで頂けたらなっと。
ちなみに、暁蒼乱舞の返信も順々と、していきます。
では、どうぞ
僕達の世界には、得をする人と損をする人がいる。
こんな噂を聞いた事は、無いだろうか?弱者の前に、突然手紙が落ちてきて、救いが訪れる。
それらは、すべて、過食者によって行われている、食事であることを・・・。
僕、遠藤 拓実は、この江戸側市に引っ越して来たばかりだ、ここでたくさん学び、恋とか色々・・・あったりなんてへへへ・・あっまた脳内が・・これは、失敬、僕は、この江戸側市の大学に入学する、それは、将来の夢のためだ・・
僕は、将来安定の仕事場に着き、暖かい家庭があるといいと思っている。
普通に普通に暮らすんだ・・・
「あの~すみません・・あの~」
ドアから、ノック音・・・・
「すみません、今、行きます。」
ガチャ・・・扉を開けると・・そこには、僕と同い年くらいの女性がいた。
「あの、これつまらないものだけど・・良かったら食べて。」
「かたじけないです、というか、あの・・」
あっと彼女は言って
「私の名前は、桂 芽衣って言います。」
そして、僕は彼女の事が、気になるようになった。
彼女は、時よりこうやって、残り物のお惣菜等を分けてくれる。
どうやら、彼女は、ここの大家の娘で、僕と同じ学校に、通っているらしい。
彼女は、結構な有名な生徒で、彼女の家庭的な面が、男子には、とても、受けているらしい。
だけど、僕は、少しそんな、彼女に嫉妬している。
「桂さん、おはようございます。」
「おはよう、遠藤君、あっそうだこれ!お弁当、今日の分。」
「いつも、わざわざありがとうございます。」
「いえいえ、いつも、遠藤君には、レポートの手伝いしてもらってるし。」
彼女は、こうも、ずるい、可愛いし、綺麗だし、人気があるし。
僕なんて、まだ、モブでしかないし、知り合いと言ったら桂さんくらいだし。
「はあ・・。」
「どうしたの?ため息なんかついちゃって。」
「幸せものだなって、思ってさ。」
「そうだね、キミは、幸せものだもんね。」
一瞬、声が機械みたいに、聞こえたのでもう一度、桂さんに声をかけた。
「桂さん?」
「ん、どうしたの?」
きのせいだったみたいだ、ほっと方を撫でなおす。
「なんにもない、ただ呼んでみただけ。」
「変なの本当にヘンなの」
そして、毎日が当たり前だが過ぎていった。
「ただいま」
机に置手紙、桂さんからだった、内容は、起きたら身体がおかしいの、何も食べれないの・・だからね、今日から、お弁当は、お休みするね、きっとすぐ、良くなるはずだから。
そんな、内容だった。
僕は、走った彼女を探した見つからない。
そして、彼女抜きで、毎日が動き出す。
そして、彼女の噂が流れ出したのだ、もう、何日彼女に、会えてないんだろう。
あの、時間が愛しい・・もう一度だけ・・・
ひらっ・・・
「落としたわよ、これ。」
僕の目の前に、黒いワンピースの服を着た、髪の長い少女が僕を窺っている。
「あっありがとう。」
「その中身、気をつけなさい・・後は、貴方が選ぶ事よ」
青い封筒を僕に渡すと少女は立ち去った。
封筒の中は・・・
僕と彼女の思い出が入っていた、だけど次第に腐りきった・・・
そして・・・・ボクハ・・・。
続いて、ニュースです。
今日×月×日に、江戸側市、交差点にて、20代ほどの男性と思われる、遺体が、発見されました。
なお、遺体は、何者かに、食い逃げ殺害をされたものとなっているそうです。
では、続いてのニュースですが、飯田市、総合病院内で、食中毒事故が起こりただいま、捜査中です。
以上、午後のニュースでした。
「お父さん、お父さん大丈夫?」
「おおう、大丈夫だ、どうした?綾野」
「さっきのニュース見た?」
「あっさっきのか・・うん。」
「あいつ、きっとあの、桂って女に殺されたんだよ・・」
「そうだと、思ったんだが、何も、証拠が、無いんだよ、すまないな。」
完全犯罪だね、お姉さん、良いなあ・・愛って。
食べたかったんでしょ・・その・・・ニク。
美味しい?
ここまで、読んでいただき、ありがとうございます。
十羊は、最近、食中毒で倒れておりました、原因は、5時間以上、日光を浴びた、紅茶を飲んだ為。
高熱、鼻水がなぜか止まらなくなり、後、下の方も・・・色々と・・・。
食事って、本当に、怖いっすね。
改めて、思い知らされました。
それと、お詫びを申し上げます。
スミマセン、活動連絡にお知らせしなくて。
これからも、よろしくお願いします。
十羊 心夜