提供クレジット同好会に新しい部員です☆!(えっ、嘘でしょ!?)
「え〜、コホン! というわけでこの度、新山さんが提供クレジット同好会に入ることになりました〜☆! パチパチ〜☆!」
「何がというわけよ!?」
「よろしくお願いします♪ ニコッ♪」
「おぉ〜☆! クラス委員長でもある新山さんが入ってくれるなんて先生とっても大感激です……♪ もちろん大歓迎よ♪ イェイッ♪」
「ハッ……、ハハッ……」
戸村先生が嬉しさのあまりガチ泣きしているんだけど……!?
あれから私たちは数学準備室へと移動し、その後新山さんが戸村先生に入部届を出して無事に受理され、信じられないことにこうして新山さんも晴れて『提供クレジット同好会』の部員になったの。
そして現在、新山さんの歓迎会を開いているわけなんだけど、まさか大の大人のガチ泣きを見ることになるとは夢にも思わなかったわね……。う~ん……、ちょっとドン引きかも……。まあ同じマイナーな趣味を持つ人とまた出会えたことに感極まっちゃうのも無理ないけどね……。あはは……。
「それじゃ、新山さんの提供クレジットへの愛が本物かどうか先生に見せてちょうだい♪ トリャッ♪」
ん……?
「ハイッ♪ 受けて立ちます♪」
あれ……? この流れってもしかして……。
「では問題♪ バーザフォンの前の名前は?」
やっぱり前と全く同じ展開だ〜〜……!!
えっ……、何コレ……? 戸村先生も何でその問題を出題するの……? 全然意味が分からないんだけど……。
※ちなみにこの後の展開も全く同じだったので、話を割愛させていただきます。ご了承くださいませ。by璃緒
「やっぱりユイちゃん先生もこの問題を出しましたね♪ キラ~ン☆!」
「おっ♪ てことは朱音ちゃんも新山さんにこの問題を出したってことだね♪ ニヤリッ♪」
あ〜……、ま〜た何か変なノリが始まったよ〜……。
「はい☆! 実はそうなんです☆! エッヘン☆!」
「やっぱそうなんだ♪ どうしてもこの問題をつい出したくなっちゃうよね♪ うんうん♪ てことは新山さんに2度も同じことをさせちゃったことになるのか〜……。あちゃ〜……、やっちゃったな……。新山さん、本当にごめんね♪ テヘッ♪」
「いえ、全然大丈夫です☆! この問題を出したくなる気持ち、私も凄く分かりますから☆! キュンキュン♪」
「新山さ〜ん……♪ その言葉、マジで本当に感謝です☆! ニヒッ♪」
「ハッ……、ハハッ……」
一体何を見せられているの私は……? ただただ地獄絵図なんだけど……。提供クレジットから紡がれる謎の絆に私の悩みのタネは増えるばかりです……。ハァ〜……。
「そういえば、朱音ちゃんと戸村先生が仲良くなった時もこんな愛を確かめる試験みたいなことをしていたの?」
「「うん、もちろん♪ そして問題もバーザフォンの前の名前♪ グッ♪」」
「結局一緒かい!」
「まあこの問題こそが、提供クレジットへの愛が分かるのに一番手っ取り早いからね♪ ビシッ☆!」
「「うんうん♪」」
「そんなの知るか〜!!」
あの問題って提供クレジットへの愛が分かる基準になるぐらいのものなの!? どんな基準よ!? この世界の領域に理解が苦しむんだけど! プンスカプンスカ!
どうやら提供クレジット界隈ではこれが主流みたいです……。正直よく分かりません……。あはは……。
「それにしても、提供クレジット同好会の部室って数学準備室だったんですね♪ とっても驚いたぞ♪」
「シシシッ、とっても驚いたでしょ♪ ちなみに部室がここの理由は、単純に顧問を務める戸村先生の担当教科が数学だからです♪ ニヒッ♪」
「そうなのだ♪ エッヘン☆!」
戸村先生……、そのことを何故か凄く誇らしげにしているわね……。きっとそれぐらい、提供クレジット同好会が実現出来たことによっぽど嬉しいんだろうね……。しみじみ……。
「なるほど、そうだったのか♪ それならとても納得だな♪ ニヒッ♪」
「分かってもらえて嬉しいぜ♪ ハニー♪」
「この先生は突然何言い出してんのよ!?」
「すぐに納得してくれるとは流石だぜ♪ バディー♪」
「コラそこ! 朱音ちゃんも続けて乗っかるんじゃない!」
「偉大な2人に認められて、ルーキーである私も凄く幸せな気持ちだぜ♪ ベイビー♪」
「あんたも乗るんかい!」
何この中二病みたいなノリ……。見てるだけで頭がクラクラするんだけど……。
「とはいえ、同じ趣味を持つ谷村さんと戸村先生に出会えたのは本当にとっても嬉しいです♪ この趣味を明かしたら周りの人に理解されずその上ドン引きもされていたから、今まで感情を押し殺して隠し通していたぐらいだし……! ぐっ……!」
まあでしょうね〜……。
「「それは辛すぎる〜……! ガシッ……!」」
まあこっちもこっちで共感するよね〜……。ただ私の場合はもちろん周りの方に共感するけど……。あはは……。
それからも新山さんは自虐ネタとして悲しいエピソードをノリノリで語ってくれたの。ただ内容がほとんど同じだったので再び割愛しています♪ テヘッ♪
それにしても、新山さんも周りからドン引きされても全然めげずに自分の好きを貫き通しているわね♪ 提供クレジット好きの人たちはやっぱりメンタルがとっても強すぎます……☆! あと改めて、趣味への愛を貫き通すのはある意味尊敬に値するわね♪ このポジティブさはぜひ参考にしなくちゃ☆! フンス☆!
「この趣味を理解してくれる人ってやっぱり全然いないのかな……? あぁ〜メレゼア黒瀬みたいな人に会いたい!!」
「いや……、多分そんな人いないと思うよ……」
メレゼア黒瀬さんって、提供クレジット好き界隈ではやっぱりとても人気があるみたいだね……。あはは……。詳しく知りたい方は本作の第8話を読んでください……。
「新山さんのその気持ち凄く分かるよ♪ 先生の場合、この趣味を理解してもらえず元カレにフラれたぐらいなので……。ふえ〜ん……」
「えぇっ!? それマジすか!?」
「うん……。マジのマジなの……」
「世の中本当に残酷だぜ……。フッ……」
戸村先生のこのカミングアウトも慣れたものだね……。本当不思議なことってあるもんだ……。あと朱音ちゃんが妙に黄昏れているのも気になるけど、触れると面倒なのでスルーすることにします……。
「そっ……、そんな……。この趣味を理解しないどころか一方的に別れを告げるなんて……、戸村先生の元カレさんどうかしてると思います!」
「だよねだよね☆! 新山さんは分かってくれるよね☆!」
「はい、もちろんです☆!」
「ユイちゃん先生の元カレは凄く最低だ〜☆!」
「「そうだそうだ〜☆!」」
「もぅ〜! 何訳分かんないこと言ってるのよ!? 何度も言うけど、元カレさんは本当に何も悪くないからね!」
風評被害もいいところなんだけど……。3人には悪いけど、私は元カレさんに味方します……。私からしたら正直理解出来ないのが普通だと思うので……。ハァ〜……。
え〜……、そんなこんなでクラス委員長でもある新山さんも加わり、提供クレジット同好会は更にパワーアップしたわけだけど、私これからこの3人を相手に対応しなきゃいけないんだよね……。うぅ〜……、心体共に疲労困憊しそうだよ〜……。ぐすん……。それと頭の中は確実にオーバーヒートすること間違いなしです……! ぐで〜ん……。




