第七話「宿が一部屋しかない時の対処法」
前回のあらすじ
ちょっと時間無いから自分で見てくれ!すまん!!
「てか、間に合わないな」
と王国を出てから気付いたユウ
「へ?それって今日野宿?」
「宿がないならそうなるかもな」
「え〜!」
と夕暮れ時話しながら歩いてきた
すると、奥に宿場みたいなみたいなのがあった
「ユウ!あれ」
と指を差した
「宿だ!」
「もしかしたら、部屋取れるのかも」
「じゃあ、行くか!」
二人は走って宿に入った
「二部屋空いてますか?」
「すみません、一部屋しか…」
「一部屋でいいです!」
「わかりました!では、103号室の鍵を渡します」
「ありがとうございます」
と言って二人は部屋に入って行った
「…どうする?」
「どうするってどゆこと?」
「いゃあ〜その、一部屋しか取れなかったから…」
「別にいいじゃん!変な事しないでしょ!」
「わかってるよ!」
と言い荷物を置いてベットに入ろうと思ったが…
「な、何だと…ダブルだと…」
まぁ、もちろんダブルですよね〜と心の中では思っていた
「まぁ、背中合わせで寝ればいいでしょ!」
「わかってるよ!」
と言いベットに入って背中を背けて寝た
「ユウ?」
ベットに入って5分後ぐらいに話しかけてきた
「どうした?」
「あの時庇ってくれてありがとう…」
最後の方だけだんだん小さくなったが
「気にすんな、別にいいじゃん」
「そう?私に当たりそうになった時結構キレてたよ。」
ユウは顔が赤くなる
「別に何か悪いんか?」
「いゃあ〜別にカッコよかったよ…」
シエラも赤面してベットに顔を埋めた
「照れてんの?」
「…いゃ」
「じゃあ、寝るね」
「…うん」
とボソと言った
その日の夜ユウは夢を見た
「…ココは?」
彼が立っていたのは崩壊した東京?のような世界だた
後ろから何者かが近づいてきている
「なにもんだ?」
と後ろを振り向くと…
「何って、俺だぞ」
自分では、ないか
「何で俺がココに?」
「あ〜、まぁ簡単に言うとお前の心の世界の姿と言った方が良いな」
「俺の心が崩壊した東京なのか?」
「まぁ、あくまで簡単に表すとだ」
と崩壊した東京を観光しながら話す
「なるほどね、要するに俺が死んだら俺はこの世界で永遠に彷徨うと…」
「そゆこと!だから、死なないでね!」
大体一時間立った頃ユウは目が覚めた
「…夢だよな」
ユウが立ち上がろうとすると、シエラがユウにしがみついていた
「何してんだ…悪夢でも見てんのかよ」
外で狼が一鳴きする
「俺も、仲間欲しいな〜」
と黒髪のメガネを掛けた青年が言う
次回「拳の一撃、花と咲く」
これは、長編の予感!!!