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⑹『時折のブレインウォッシュ』
⑹『時折のブレインウォッシュ』
㈠
いつまでなんだ、いつまでなんだよ、怒号が聞こえる、神に対して、人々が起こっているんだ、資本主義の底辺のものたちが。しかしいいだろう、時は熟したのだ。もしも仮に、神さえ、ブレインウォッシュ、されていたとしたら。
㈡
ふざけるんじゃあない、と、神は聴衆に言うだろう、俺だって分からないことはある、解決出来ないこともある、という風にね。神が完全体だと思ったら大間違いで、神が完全体なら、戦争なんか、起こらなかったんだから、と思うんだ。
㈢
詰まる所、いつの間にか、神さえも、時折のブレインウォッシュに、いつも引っ掛かっているんだろうよ。そう思うと、なんだか気楽になった。俺自身も、完全体を目指す必要もないな、と思い。素晴らしいさ、時折のブレインウォッシュ。




