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⑴『時折のブレインウォッシュ』
⑴『時折のブレインウォッシュ』
㈠
人間は闇から闇へと、渡り歩く。空白な空論で、空虚に生きていても、何かしらの影響というものは、外界から受けるものだ。度重なる苦難、我々は、何かに救いを求めることも、事実上、多々あるのであって、自分の場合は、芸術である。
㈡
それにしても、こういう、救いの、まさに時折の救いの現象を何と呼べばいいのか。ブレインウォッシュとでも言えば、適切だろうか。一時的に狂うことで、痛覚から救われるということだ。俺は俺を、時折、どう思うだろう。
㈢
まさしく、時折のブレインウォッシュなのである。つまり、ブレインウォッシュ、俺は笑っちゃうくらいに、小さなことで悩んでいたんだな、と神が諭しているようで、神まで笑っちゃう感じだろ、そうなんだ、時折のブレインウォッシュなんだ。




