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エターナルトラベルオンライン  作者: 鯖の味噌煮
3/19

#3 PK



「カーソルカラー紫。PKです!」

ナツキの叫び声と

「マスター。あれを使ってください。」

ナッツからの要請。信頼する常識人のナッツだ。致し方あるまい。

「ナツキ、何分でぶつかる?」

「30秒後です!」

「ちっ、ナツキは見張っといて!ゲンジ、キュー、戦闘用意。ナッツは防御用意。クロトとマジンさんはバフ用意で。」

「おーっけ!」

「はい!」

ゲンジ、キューは完璧。後は俺だけ。

「じゃあ、やるか。・・・おいで、<ロキ>」

俺の前に闇が固まり、剣を形作る。大ぶりな片刃の両手剣。これが俺の神器<ロキ>だ。

「いたぞ!」

「やっちまえ!」

PKと遭遇。

「キュー!」

「アイサー!」

槍の特攻。即刻PKを一人殺す。



ちなみにこの世界では、痛みはそこまで感じない。そして、死んでも復活できる。俺たちの場合はギルドハウスだが、そういったセーブポイント的な所が無いプレイヤーは街の神殿で復活する。



「おらあ!」

ゲンジも一人キル。こいつは負けてられない。

「<影斬>!」

PKの影から斬撃が飛び出て一人キル。これこそロキ固有スキル、影斬だ。

「くっそ、魔術師が遠い!」

「任せろ。<刀身延長>」

ロキは刀身を影で伸ばせる。魔術師部隊を殺す。あと一人。

「マスター、逃げました!」

「了解!」

全力ダッシュ。敵が見える。奴は鎧を着ている。最適な武器は細剣レイピアだ。

「<形状変化メタモルフォーゼ/細剣レイピア>!」

ロキが細剣へ変わる。コレもロキのスキルだ。PKの喉元を貫いて終了。

「疲れた~」

「おつかれ~」

クロトののんきな声。こうして、俺たちの初PK襲撃は幕を閉じた。

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