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エターナルトラベルオンライン  作者: 鯖の味噌煮
2/19

#2 ギルド

「うお、マジか」

衝撃の事実。どうやら本当にゲームの中に来たらしい。以前ライトノベルでこの手の話を読んだが、まさか自分がなるとは。少し焦った後この辺の散策を決意する。一応、背中に武器の両手剣は装備されているし、大丈夫だろう。

(よし、いくぞ!)

「うー・・」

「あてて・・」

「寝違えた・・・」

「ひっ・・!」

後ろからうめき声。反射的に背中の両手剣を抜く。意外と軽い。

「・・・へっ?」

驚きのあまり、素っ頓狂な声が出る。後ろにいたのはギルド「ダウナーズ」のメンバーだ。ギルマスのイズモを筆頭に、

節足動物が苦手なウィザードマスター、クロト。

守りが堅すぎる寡黙なホーリーガーディアン、ナッツ。

周りに5匹の<飛行龍/ワイバーン>を従えた<将軍/ジェネラル>、マサムネ。

紫の目が特徴的な<武闘家/モンク>、ゲンジ。

名前とは正反対、斧と拳で戦うホーリークレリック、マジン。

巨乳で服の露出度が高い、通称ビッチ<盗賊/シーフ>、コロン。

剣と罠を使いこなす水色のケモミミ、ハンターのナツキ。

そしてその妹で突撃隊長、緑ケモミミ、ランサーのキュー。

金髪碧眼ロリ巨乳、属性が多くてこんがらがる<狙撃手/スナイパー>のフレイル。

「みんな!無事!?」

「お、マスター。」

「おい、10万やるからここから出る方法教えろ。」

「ゲンジ、僕たちも知らないよ。」

うん、無事だ。



出会った俺たちは、とりあえず今まで拠点としていたギルドハウスを発見し、そこから冒険を開始。「エターナルトラベルオンライン」の戦闘系ギルドもまだ動いていない間に始めたから、クエストやボスも独り占めができる。

そして、現在のデュラハンに至る。

「マスター、決めて」

フレイルからの合図。とどめだ。

「アストラル・ブレード!」

デュラハン含むアンデッド系に効く「スキル」。スキルは今まで覚えた物は全て使える。

「ギギ!」

断末魔をあげてデュラハンが倒れる。

「おっ!これ珍しい金属!」

マサムネが嬉々として拾い始める。そこで

「敵感知に反応あり!総勢15名。カーソルカラー紫。PKです!」

ナツキが知らせる。

「おいマジかよ!」

「マスター、あれを使ってください。」

ナッツからの要請とあればしょうが無い。あれを使おう。

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