おまけ ヴィートリアン王国 略記。(4章時点)
読まなくても特に本編に影響ありません。
・2,000~3,000年ほど前
邪神によって世界樹が枯死する。
大陸の4分の1ほどを占める“ 神に見放された土地”の誕生。
・前暦20年ごろ
星の降る夜に建国神スクナが降り立つ。
・前暦5年ごろ
初代勇者ユーナ・アベイル。スクナと出会う。
スクナ、奴隷として虐げられてきた者たちの先頭に立ち『聖戦』開始。
この頃、ユーナと初代魔王が七夜に渡る一騎打ち。
・正統歴元年
“ 神に見放された土地”を除いた大陸全土を征服。
建国神スクナ、“巫国リーシュラルト”の建国を宣言。
宣言を行った『聖地』は後に大聖教の神殿が建てられる。
・正統歴35年
スクナ、隠居。
以後、スクナの直系が代々国王に。
・正統歴200年
ポーションの製造方法を独占していた教会がポーションを悪用。
スクナ、国内すべての教会に『裁きの雷』を落とし、そのことごとくを
全焼させる。神の雷。
この事件をきっかけとして『大聖教』誕生。のちに巫国の国教に。
・正統歴934年
狂王ランドルフの暴政。
地方領主が次々に独立を宣言。“巫国”の領土は半分以下に。
・正統歴936年
静穏革命。
ランドルフの姪、リーミア・ヴィートリア。ランドルフを討つ。
国名をヴィートリアン王国に。
これ以降、上位の王位継承権保持者かリーミアと同じ銀色の髪を持つ者は名前
に『リ』を付ける習わしとなる。
・正統歴1205年
ヒュンスター家の『竜の聖女』、ドラゴンを退治。
・正統歴1704年
リリア爆誕。ナユハ誕生。リュース誕生。
・正統歴1705年
マリー誕生。
ヒュンスター家、ドラゴン退治。
・正統歴1713年
リリア、ナユハと出会う。
リリア、愛理と出会う。
リリア、リュースと出会う。
リリア、マリーと出会う。
リリア、ミリス(悪役令嬢)と出会う。
リリア、ウィルドと出会う。
『一気に嫁と出会ったねー』
『無自覚女たらしー』
『天然フラグ乱造機ー』
『歴史に残る手の早さー』
「うっさいわ!」
・正統歴???年
魔王討伐。
・正統歴1723年
“ 神に見放された土地”にて魔王ウラド・ラーク誕生。
魔王国『ラー・クエン』の建国を宣言。
ヴィートリアン王国の隣国となる。
ちなみに“巫国リーシュラルト”建国関連の記述はユーナ(初代勇者)が『えぇ、今こんな風になっているんですか……』とドン引きしていた内容(王国正史)です。
次回、新章。9月27日更新予定です。




