《エピソード0》
はい、こんにちは。
のんのんびりと申す者でございます。
今回の話は主人公の事を知ってもらうものであり、正直これを読まずに、本編の方へ行ってもらっても問題はないですが、試し書きという感じでとりあえず描いてみました。
因みに先ほどの通り主人公の事を知ってもらうだけなので異世界の事は全く出てきません。
高校生活一年目、秋になり少し肌寒いこの時期。
俺は自分の部屋に引きこもり携帯をいじる。
この俺、清月真は学校に行かず、絶賛ニート生活を送っている。
どうしてこうなったのか。
時はかなり遡る。とは言っても16年しか生きていない俺だから20年・30年も前という事はなく、7年前ほどだろうか。
生まれてから常に真面目に生きるよう教育された俺は、周りからの信頼も厚かった。
小学3年生の時、学級委員なるものに推薦された。ニート生活の原因はおそらくここからだろう。
学級委員とまでなると人前に出て、クラスをまとめるという行為を行うようになる。そういう立場になったお陰でストレスが溜まる事も多々あった。ただ俺は親の教育のお陰で良い子を演じなければなかった。そして俺は良い子のイメージを完全に履き違えており、全くと言っていいほど怒らなかった。怒らない子は良い子だと思っていた為ストレスを溜めて溜めてため込んでしまった。
そんな事を繰り返し、たまに爆発。我慢の限界を迎えブチ切れるという事が時々起き、ついたアダ名が裏真。裏の真が出る と陰で騒がれたこともあった。
それでも根は良いやつだと認識されており、しかも俺はその事を知っていたが故に、良い子でいなければいけないというレッテルを貼られていると思い学級委員を続け、小学6年生になると生徒会長なるものを担当することになってしまった。
そしてそんな目立つ事をすれば勿論中学にも影響するわけで中学校でも基本的には良い子でいた。
そしてそのまま高校でも良い子でいたが、今までのストレスがとある事件により爆発し、大暴れ…とはならず鬱になり、家に引きこもるようになった。
そして今に至る。
はい、どうでしたでしょうか。
とある事件 に関しては本編の中で語っていけたらと思っております。
ここではとりあえず主人公、どんだけ面倒な男なんだと思っていただけたら幸いです(笑)
えー、それでは
ご愛読ありがとうございました!
感想やアドバイスを頂けたら幸いでございます…