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転生自衛隊 ~兵器も転生!美しすぎるは最強の証!?  作者: ぷよりん
第2章 マーベルロウ王国編
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公爵令嬢レイチェル様の登場  #27



 ラーシャとガラカンの攻撃は、言っちゃ悪いがどうって事は無い。

 しかし、勇者の剣はクジラ並みの馬鹿デカイ大きさといい、聖なる力が加味されてそうな迫力といい、とにかくヤバそうで凄いかもよ。

 

 結界を張ってしのげるかどうかこればっかりは喰らってみないと分からないし、かと言ってそんな冒険はしたくないし。

 

 という事で、ひとまず地下に避難する事に決定!


メルトダウン(地面溶解)ディグダグ(坑道穴掘)!」


 直径一メートル範囲の地面を一気に熱で溶かし、深さ三メートル程に達した縦穴の底に潜り込む。

 勇者達の攻撃がミックスされたえげつない頭上の爆音を聞きながら、そのままトンネルを掘って勇者の背後からヒョッコリと顔を出した。


「やあ、なかなかヤルじゃないか。君もガタイだけじゃなく中身も成長……」

「うわわわわわぁ――――っ!?」


 振り向いたかと思うと、飛び上がって悲鳴を上げながら後ろにゴロゴロと転がっていく。


「そんなに驚く事ないじゃないか。あっ、前から現れた方が良かった?」

「い、いや、そういう問題では……」


 地面にへたり込んで、幽霊でも見るかのように目ン玉を飛び出させている。

 大きく肩で息をしちゃってるけど、よっぽどビックリしたんだろうな。

 

「ぷっくくく、勇者の驚きようったら見事だわね」

「きゃはは~~、変な顔~~!」

「クスクス……」


 キャミィとエルシー、菫の(にぎ)やか笑い声が、静けさを取り戻したグラウンドに木霊(こだま)している。

 

 勇者の面子を潰して皆に笑わせてしまうわ、ラーシャやガラカン、ヴェルの大口を開けて固まらせてしまうわ、なんだか悪い事したみたいで申し訳ない気分になったきた。


「ヴェル、やって!」

「わ、わかった!」


 ラーシャは早くも我に返ったようだ。金切り声で指示を出し、ガラカンと共に後退していく。

 ヴェルもやっと魔法攻撃を思い出したのか、勇者にチラリと視線を向けたかと思うと、空に向かって両手を突き出した。

 

 これは上空からの広範囲攻撃がきそうだな。何にしろ、このままでは勇者も巻き添えになってしまう。


「君、私からもっと離れた方が……って、アレ?」


 忠告をしてあげようと振り向くと、既に逃げ出している途中だった。

 背を向けて脱兎の如く懸命に走っているが、本当に野うさぎレベルですばしっこい。すぐにグラウンドの端にまで避難すると、クルリと振り向いて両手で大きな丸を作った。

 

「メテオフュージョン!」


 それを合図に、すかさずヴェルが魔法を唱える。

 次の瞬間、私の頭上、遥か上空から幾つもの火の玉が黒煙を上げて落ちてきた。

 それぞれ直径は二メート程、全部合わせて六個かな。凄まじいスピードで飛来するその様は(まさ)しく本物の隕石群と言えようが、いくら大勢で結界を張っているとはいえこんな物を降らせて大丈夫なのかねぇ。


「ヴェルの最大奥義が出ちゃったわね」

「ふむ、流石は勇者のパーティメンバーと言ったところですな」


 次第に轟音で騒がしくなるグラウンド上から、キャミィとナイファイの落ち着いた感想が漏れ聞こえてくる。


「ソフィアさん、お逃げになって!」


 (しずく)は私に避難してもらおうと、必死に大声で訴えかけている。

 よし、お言葉に甘えて私も勇者の元まで避難……しちゃマズイよな。


 追尾式だったら巻き添えくらった勇者がエライ事になるし、やっぱりこういうのはちゃんと受けてあげなくちゃね。

 と言う事で~~。


「トウッ!」


 思い切り地面を蹴って隕石群めがけて飛翔する。

 迫り来る火の玉を捉えながら、『宝物庫』から刀を取り出した。


 音速を超えるスピードで降り注ぐ真っ赤に燃える六つの隕石。それらを両の眼に完全に映して怯む事無く上昇を続けていく。

 地上三百メートル地点で、私達は遂に相まみえる事になった。


天流六ヶ相(てんりゅうろっかそう)白桜狂華(はくおうきょうか)!」


 刀を右斜め下から左頭上に振り上げ、二の太刀で真横に、三の太刀でグルリと足元まで一周させ、返す刀で再び右頭上まで振り上げる。


 “ドガガガガ――――ン!!”

 

 その瞬間、凄まじい爆音が空全体を揺るがし、強烈な衝撃波が押し寄せてきた。

 

 無論、六つの隕石が私の剣技を受けて破滅したのであるが、全て空中で迎撃破壊されて後には黒い煙が立ち込めているばかりとは、自分でもビックリする程に凄い威力だぞ、くふ。


 我ながらに良くやったと褒めてやりたい気分だけど、この剣技の大元を作り上げた人間もやはり天才だったのだろう。


 十六世紀末、斎藤伝鬼房という男が夢で剣の妙技が記された巻物を天から授かったとか。

 

 嘘か真かは知らんが、そこから剣聖である塚原卜伝の新しい流派、“天流”を開いたのは確かだ。今回の技は、そこから学んだ現代に生きる私のオリジナル技。つまり……。

 

 もっと、も~~っと進化して凄いんだモンね。


 よ――するに、隕石達は最初の一撃で落下速度を弱められてボロボロになり、次に真っ二つにされ、最後に桜吹雪みたいに粉々になって、また上空に吹き飛ばされてしまったという次第なのだ。


 既に全部燃え尽きて完全消滅したみたいだし、これで一件落着、メデタシメデタシとさ……。

 って、いやいや、よく考えてみると私はなんにも攻撃していないじゃないか。


 それってズルイ――っていうか、勇者達のタメにもならんがね。


 ちゅ――事で、さっそくいってみよう!


「ビリビリジェリーフィッシュ!」


 魔法を唱えると、私の周りにたくさんの半透明のマッシュルームみたいなのが現れた。

 数百にも及ぶそれらのクラゲ達は、みな体に電気を纏わせてピリピリと青光りしている。


 さっそく彼らと共に地上めがけて降下していくと、一所に集まって手を翳しながら頭上を見上げている勇者達の姿が見えてきた。

 

「な、何よアレ……」


 ラーシャが不安顔でポツリと呟くと、


「帯電しているみたいね。たぶん雷系の魔法だとは思うんだけど」


 と、ヴェルも自分達に近づいて来る半透明物体を不安そうに眼を凝らして見つめている。

 

 ガラカンと勇者も困惑した顔つきでこちらを見上げているが、驚いているばかりじゃ大変な事になっちゃうぞ。

 さ~~て、何だかんだでもう地上十メートルにまで降りてきた。もう勇者達も私に攻撃ができる高さだろうし、そろそろ始めても良い頃合かな。


「突撃なのだ!」


 私の号令で電気クラゲ達は一斉に飛び出して行く。

 通常のクラゲと違ってゆっくりプカプカの移動なんかせずに、ツバメの急降下の様に地上に居る連中に突進だ。


「き、来たわ。ガラカン、ヴェル、彗斗を援護して!」


 ラーシャの指示で勇者の前に進み出たヴェルとガラカン。火炎魔法やら拳やらレイピアなどで必死にクラゲを撃退しているが、それじゃあ勇者はどうするのかなと眺めていると、何と、彼は果敢にも上空の私に攻撃を仕掛けてきた。


「ハア――ッ!」


 気合の怒号を盛大に発してジャンプし、私がいる地上十メートルの高さを越えて更に上段からの連続攻撃に移る。


「プラズマボール!」


 大振りな西洋剣を片手にもう一方の手からは薄青く光る光球を放ってくる。

 器用に物理攻撃と魔法攻撃を織り交ぜるなんて、流石に将来有望な勇者といったところなのだろう。

 

「へ~~え、カッコイイもんだねぇ……」


 光球を指で弾きながら、思わず感嘆の声を漏らす。

 すると、頬を朱色に染めて照れながらも真剣な眼差しで話しかけてきた。


「僕もちょっとはマシな勇者(・・・・・)になったってとこを君にも見せておかなくっちゃね」

「それは楽しみだ。さあ、遠慮せずにきたまえ」


 ほんの一瞬の会話の終了後、勇者は怒涛の如く剣での攻撃を始めた。


「ハア――――ッ!!」


 大きな掛け声にも全く恥じない、素晴らしいスピードでの剣技である。

 落下する勇者に付き合って地上に降りはしたが、その地面上での踏み込みや剣捌きは以前とは格段の開きがあるぞ。


「ほほぉ、短時間で良くここまで上達したもんだね。剣術の先生も随分と良い人が付いている様だ」


 体術と刀で勇者の攻撃を躱しながら、見も知らぬ剣の師匠を脳裏に思い描く。


「そ、それはどうも。この国一番の剣の使い手に教わっているからね、ハアッ!」


 息を切らして返答しながらも、勇猛果敢な剣捌きは休めない。それどころか、時折空いた手から魔法攻撃を撃って来る。


「いい感じだねぇ。んじゃ、こっちからもちょびっと攻撃してみるね。エイッ!」

「グッ!」


 手加減した上段からの刀の一撃を、勇者は両手で支えた剣を頭上に持ってきて受け止めた。

 

「う~~ん、もうちょいとパワーが欲しいところだな。せめて片手で受けられるくらいに……」


 筋力トレーニングをしなさい、と言おうとしたが途中で言葉に詰まってしまう。


「どうかしたのかい?」


 眉間に皺を寄せて、怪訝な顔で私を見つめている。


「いや、君の背中にね、クラゲがいっぱい……」

「ク、クラゲって……わあっ!?」


 悲鳴を上げて転げまわるも、もはや手遅れである。

 勇者の背中には何十匹ものクラゲが張り付いてビリビリと電気を放出し、あっという間に感電して白目をむいて動かなくなっちゃった。


「きゃははは、面白いカオ――!」

「クスクスクス!」


 即座にエルシーと菫の笑い声が巻き起こり、妙に静かなグラウンドに大きく響き渡った。

 何故こうも静かなんだろうと見回すと、既にラーシャ達三人は電気クラゲにテンコ盛りに乗っかられ、哀れにも地面に突っ伏して勇者と同じく気を失っている。


「ありゃりゃ、やり過ぎたかな」


 舌を出して反省の弁を述べるも、すぐさま聞き覚えの無い声で反対意見が返ってきた。


「いや、これ位で丁度良いだろう。でないと、彼達も西の魔王と戦うなんて無謀な事をきっと断念しなかったに違いないからね」


 声の主に振り返ると、そこには知らない叔父さんと良く知ったゴージャスお嬢様が立っている。

 グラウンドの外から私達の戦いを見ていたらしいが、一体全体どういった経緯でここに来たのだろうか。

 

「レイチェル、おじ様!」


 雫が然程驚いてもいない様子で二人に駆け寄った。

 しかし。


「ソフィアさん、会いたかったですわ!」


 レイチェルは雫などまるで眼中にないかの様に押しのけて、綺麗な顔を泣きべそで歪ませながら勢い良く飛びついてきた。


「や、やあ、レイチェル、久しぶりだね」

「久しぶりどころか一生ぶりですわ!」


 何だそれは? 相変わらず良く判らない思考だこと。


あの時(・・・)ワタクシも一緒に出かけていればあんな事にはならなかったのかもと、あれから夜も眠れない日々がずっと続きました」

「そ、そうなんだ、それは心配かけて済まなかった……」

「でも!」

「はい?」

「もう二度と同じ過ちは犯しませんわ!」

「そ、そ―ーなの?」

「ええ、これからは絶対にソフィアさんを離しません。絶対にですわ!」


 顔をくっ付けて凄い迫力で迫ってくる。他の仲間達もいきなり現れたこの闖入者に対して、言葉も無くただ唖然として見つめるばかりだ。


「これ、レイチェル。ソフィアさんが困っているじゃないか、いいかげんに離れてあげなさい」


 落ち着き払った渋い声で注意をしてくれた、このダンディな細面の中年。

 恐らくはレイチェルの身内だろうが、綺麗に短く刈り上げられた頭髪といい、高級そうな装飾が施された服装といい、かなりの金持ちで身分の高い人物だと思われる。


「分かりましたお父様。ですが、五十センチ以上は離れませんことよ!」


 エメラルドグリーンの瞳を無意味に鋭く光らせ、私の腕を取りながら胸を張って宣言する。

 

 結局くっ付いたままだから、大きな巻き毛が顔に当たってくすぐったいんだけど……と思いきや。

 いつの間にか氷の目をした雫と菫がレイチェルと私の背後に立っている。音も無く忍び寄るなんてサイレントキラーみたいで怖すぎですがな。


「何が五十センチ以上ですか、いいかげんに離れなさい!」

「同感。レイチェル、邪魔すぎ……」


 二人して力任せに私からレイチェルを引っぺがした。

 物凄いパワーなもんで、高貴なる公爵令嬢様はバレリーナの様にクルクルと回転しながら遠ざかって行く。


「あわわわ、ア、アナタ達、いつもいつもこのワタクシの邪魔をしてくれますわね!」

「それはコッチのセリフです、今ソフィアさんはとり込み中なのですよ!」

「コクコク!」


 目を回しながらもレイチェルは復活し、雫と菫に向かって無駄に火花を散らしている。

 それはそうと言われて思い出したけどさ、早く電気クラゲを取ってあげなくちゃ勇者達が悲惨すぎるぞ。


「そんなのは魔導士の人達に任せて置けばいいのですわ。私の用事の方がよっぽど大事なのです!」


 腰に手をやって恐ろしい顔の雫と菫の前で仁王立ちするレイチェル。

 対する二人も負けてはいない。同じく腰に手をやって睨みを利かせ、私を中心に魔のトライアングルを形成し始めた。

 

 このピリピリした一触即発感満点の空気。まさか、今から戦いの第二ラウンドが始まるとでも言うのだろうか。

 しかし、私を真ん中にしてそれは余りにも酷すぎる仕打ちなんですけど……。


「これこれ、何をケンカしているんだね。そんな事をしている間にも、勇者達の介抱を手伝ってあげなさい」


 威厳の有る低音ボイスが、荒んだグラウンドに響き渡る。

 いち早く動き出したのは雫だった。


「そうですね、こうしちゃ居られません。さあソフィアさん、勇者様達を助けに行きましょう!」


 私の腕を取り、魔導士の連中が苦戦している大量のクラゲに向かって走り出す。

 

「あっ、抜け駆けはズルイですわよ、待て――!」

「シズクも、やっぱり侮れない……」


 一瞬遅れでレイチェルと菫も後を追って走ってきた。

 

 とにかく、結局みんなで仲良くクラゲ退治をする事になって一安心だ。何だかんだ言いながらも、三人ともキャッキャッしながら楽しそうにクラゲ達をヤッツケているし、やっぱり同年代の女の子ってのは仲直りするのも早いもんだねぇ。

 

 まあ、クラゲ達が異常に強過ぎるおかげで、一匹でも魔導士一人の手を煩わせてしまっているのが玉に瑕か。

 しかも、随分と数が減ったとは言えまだ百匹以上残っている。

 うんうん、やり過ぎました。以降、大いに反省しますとも。


 しかしだよ、今じゃエルシーやノエル、ナイファイや野間やキャミィさえも皆に加わってクラゲ退治に精を出しているのだ。

 災い転じて何とやら、これで初対面の人間間の距離も一気に縮まったのは間違いないだろうし、結局終わり良ければ全て良しでいいんじゃないのかな、なんてね、ぐふふ。


「ソフィアさん」


 張本人の私がボーっとニヤケながら突っ立っていると、レイチェルのお父さん、つまりアルハザード公爵が顔を覗き込んできた。


「既にお聞きかも知れないが、西の魔王の征伐には貴方を主軸で挑むと言う事が決定しました。それを国王陛下に進言したのは私ですが、差し当たっては私と一緒に陛下と会って頂きたいのです。宜しいですな?」


 抜け目の無い鋭い眼光で私の表情を窺ってくる。

 

 ゆっくりとした重々しい発言だが、言葉の端々には有無を言わさぬ強引さがあるな。ハミル爺さんはこの人物が次期国王の継承権を持っていると言っていたが、何やら政権の駆け引きの様なものが透けて見えてくるぞ。


 まあ、幸いこういう人間には慣れているのだよ。ここは少女っぽい優しさを見せながらも、自分の意思だけはきっちりと伝えて置くのが得策なのだ。


「私は構いませんが、それによって勇者達が御払い箱になるような事はないでしょうか。もしそうなら、今回の件はお断りさせて頂きます」


 公爵の瞳を真っすぐに捉え、ゆっくりと丁寧に返答する。


「ふむ、結構ハッキリと言う。いや、貴方の心配には及びませんよ。あくまで貴方を戦力の主軸として考えているだけで、勇者達の戦力が必要無くなったという訳では有りませんからな。これからも勇者君には活躍してもらうし、彼等が魔王を斃してくれるならそれはそれで大歓迎なのですよ」


 ニヤリと笑って私の反応を待っている。

 

 大人しく聞いている私に対し、(くみ)(やす)い単なる少女だとでも思ったのか。

 尤も、それはコチラの思惑通りなのだけど、問題は私や勇者にどんなメリットやデメリットが有るかなのだ。


 確かに誰に言われるでも無く、A国の連中を配下に置く西の魔王とはいずれは戦うつもりだった。だが、緊急事態ならともかく、当面の間は仲間を探す事を最優先にしたいのだよ。


「とりあえず、ご同伴させて頂いて一度国王に会ってみますね。私の今後の身の振り方は、その際に話し合った詳細を持ち帰って仲間と相談してから決めたいと思います」

「うむ、それで結構だ。慎重な人間は私の好みとするところだよ、フフフ」

 

 公爵は私の言葉に満足そうに頷いてはいるが、さてさて、これからどんな展開が待ち構えているのか。

 

 これは、なかなか面白い事になりそうだぞ…………。

 


 

 

 

 


 

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