翼をください
「彦星だ」
「なんで??なにこれ夢?」
「夢だ。お前に空を飛ぶ方法を教える」
「いや別に空を飛びたいなんて思ったことないけど・・・」
「空を飛ぶ方法を教える」
「というか空飛べるなら織姫に会いに行け!」
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「まずは、箒に乗る。シュールストレーミングを体に塗る必要がある」
「待って。シュー・・なんて?」
「成功しても股間の痛みが難点だ。」
「正気ですか????股間の心配よりやばい前提があるじゃん」
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「次に、薪を背負う。そしてうち石を鳴らす」
「カチカチ山じゃん」
「知り合いのたぬきはケロイドがいまだに治らない」
「たぬきいいいいぃぃ!!!!!」
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「次は、亀に乗って空を飛ぶ方法だ。」
「なぜ亀・・・?でも他のに比べたらまともー」
「操縦はつづらと箱で行う」
「は?」
「大きいつづらで右、小さいつづらで左だ。玉手箱でブレーキだ。」
「どこからつづらきた??」
「ただし、大きいつづらを開けると百鬼夜行が襲ってくる。
小さいつづらを開けるとスズメが舌を切りに来る。
玉手箱を開けるたびに100年歳をとる」
「1回飛んだら魂飛ぶじゃん」
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「もっとまともなのないの?」
「ようやく興味を持ったか」
「いや、別にそうじゃないけど。なんかおかしかったじゃん??」
「ちなみに、私が教える方法は翼を背中に生やして飛ぶ方法だ」
「一番まとも」
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ジリリリリリリリリリ
とある家の火災報知器の音は目覚ましのような音を鳴らした。
朝日が昇った朝のことである。
火災報知器がなった部屋には寝ているはずの人がいなかった。
ベッドには煙の匂いと大量の溶けた蝋が充満しており、溶けた蝋と共に白い羽がいくつも転がっていた。
ベッドには眩しいくらいに太陽が差していた。




