表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
愛と屈辱の連鎖~愛を賭けた少女のゲーム~  作者: MCdragon


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

7/12

第7章:逆転の芽生え

充は樹里の支配に溺れながらも、心の奥底でかすかな抵抗の火がくすぶり始めていた。

彼女の行為は、羞恥と快楽の狭間で彼を縛りつけ、教師としての誇りや人間としての尊厳を踏みにじっていた。

しかし、樹里の冷酷な笑顔と、彼女が振りかざす脅迫の証拠は、充を従順なペットに仕立て上げていた。

それでも、充の心には、江美との出会いが残した温もりがまだ消えていなかった。

江美の優しさ、彼女の疲れた微笑み、そして彼女が抱える孤独。

それらは、樹里の冷たい支配とは対極にあり、充に人間らしい感情を思い出させていた。

樹里の行為がエスカレートするたび、充は江美の存在を心の支えに感じていた。

ある日、充は職員室で江美からのメッセージを受け取った。


「谷口さん、樹里の様子が最近おかしいんです。学校で何かあったんでしょうか?」


その言葉に、充の胸は締め付けられた。

樹里の脅迫を江美に告白するべきか、葛藤が渦巻く。

しかし、樹里の持つ写真や動画が、充の口を封じていた。

その夜、充は一人で酒を飲みながら、樹里の行動を振り返った。

彼女の瞳に宿る怒りと寂しさ。

それは、単なる悪意や欲望だけではない何かを感じさせた。

樹里は、母である江美を守りたいと言っていた。

その言葉が本心なのか、単なる脅迫の口実なのか、充にはまだわからなかった。

だが、樹里の行動の裏には、彼女自身の傷や孤独があるのではないか——その考えが、充の心に新たな決意を芽生えさせた。


「このままじゃ、僕も樹里も壊れるだけだ。」


充は、樹里の支配を逆転させる方法を考え始めた。

彼女の弱点を見つけ、彼女の心に潜む闇に光を当てる必要があった。

樹里が持つ証拠を無力化し、彼女の心を揺さぶることができれば、状況を変えられるかもしれない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ