第10章:形勢逆転と新たな支配
樹里の声は震え、彼女の瞳には後悔と怯えが混じっていた。
「…わかってる。どうすればいい?」
その言葉は、彼女が初めて充に対して無防備な心をさらけ出した瞬間だった。
充は彼女の弱さを見逃さず、その隙を突くことで、これまでの屈辱を逆転させる決意を固めた。
充は冷たく微笑み、樹里の顎を指で持ち上げ、彼女の瞳を覗き込んだ。
「樹里、君が僕にしたこと、忘れると思うなよ。母さんを傷つけたことも、僕を辱めたことも、全部償ってもらうからね。」
樹里の体が小さく震え、抵抗するように一歩下がったが、充は彼女の手首を掴み、逃げられないように引き寄せた。
「大島さん、君の証拠は削除したけど、僕の記憶には全部残ってる。君が僕を支配したように、今度は僕が君を支配する番だよ。」
樹里の目が揺れ、唇が震えた。
「先生…そんなつもりじゃ…ごめんなさい…。」
だが、充は彼女の謝罪を遮り、低い声で囁いた。
「謝るだけじゃ足りないな。君が僕にしたこと、全部返してもらうよ。まずは…跪くんだ。」
樹里は一瞬抵抗する素振りを見せたが、充の鋭い視線に押され、ゆっくりと膝をついた。
彼女の制服のスカートが地面に触れ、夕陽の光が彼女の黒髪を赤く染めた。
充は彼女を見下ろし、かつて彼女が自分に浴らせた屈辱を思い出した。
「樹里、君は僕をペットにしたかったんだよね? なら、今度は君が僕のペットになるんだ。」
充はポケットから細いリボンを取り出し、樹里の首に巻きつけた。
それはかつて彼女が充に巻いたリードを模したものだった。
樹里の顔が羞恥で赤らみ、しかし彼女は目を逸らさず、充を見つめた。
「先生…何でもするから…母さんにだけは…。」
樹里の声は途切れがちだったが、充は冷たく笑い、彼女の髪を軽く引っ張った。
「母さんのことは心配いらないよ。僕がどうにかする。君はただ、僕に従えばいい。」




