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大麻のデマを考える 大麻の本当の真実(第一弾)  作者: ストップ大麻デマ!ボランティア
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War on Drugsのレーガン時代の方が犯罪率と大麻使用率が高い

エピソード25 「大麻は本当にラブ&ピースか? 大麻は攻撃性を増加させる」に感想をいただいたのですが、返信を書いたり消したりしてるうちに、リアルに手が滑って感想自体を間違えて消してしまいました。てへっ。おっちゃんの指は太いから仕方ない。


質問をいただいたエピソードの趣旨は、「大麻と攻撃性や暴力との関連している可能性はかなり高いが、確証は持てていないという感じ」でした。


感想というか質問は、「大麻は攻撃性を増加させるのに、レーガン時代のアメリカと大麻合法化後のアメリカの犯罪率は対して変わっていないじゃないか。おかしくね」という趣旨のものでした。なぜ、大麻が攻撃性をアップさせるのに、大麻合法化後に修羅の国になっていないのかと。


良い着眼点だと思います。実データを見る。とても大事です。


レーガン政権時代

この時代、War on Drugsが強化され、厳しい薬物政策が採られました。この時代をみると、特に都市部で暴力犯罪や薬物関連犯罪が増加していたようです。1980年代の犯罪率は全体的に高く、殺人や暴行といった暴力犯罪の増加やコカインやクラック・コカインの流行に伴う薬物関連犯罪の増加があります。1980年代後半には殺人率がピークに達し、1980年には100,000人あたり10.2件、1991年には9.8件を記録しているようです。


実はこの時期が1番大麻が使用されています。1980年代、特に初期には大麻使用率が比較的高かったです。1980年のデータでは、高校生の約34%が過去月間に大麻を使用していたと報告されています。この割合は1980年代半ばにかけて減少し、1985年には約25%に落ち込みました。


次の大麻合法化前(2000年代初めから2010年代半ばまで)

この時期、アメリカでは大麻のレクリエーション使用はほとんどの州で違法でした。1990年代以降、殺人率や暴力犯罪率は全体的に減少傾向にありました。2000年代初めから2010年代半ばまでは、犯罪率は比較的安定しており、暴力犯罪率は1980年代のピーク時よりも低い水準でした。


大麻の使用率はこの時どうだったかというと、2000年代初め大麻使用は若者の間で再び増加しました。2002年の高校生の約21.5%が過去月間に大麻を使用していたと報告されていて、2010年代半ばにかけても、この割合は20%前後で推移していました。


大麻合法化後(2010年代後半から現在)

全体として、2020年以降の一部の都市で犯罪率の上昇が見られました。元のエピソード中にも書きましたが、大麻合法化した州で犯罪が大麻のせいで増加や減少したかは微妙です。つまりよくわからない。


大麻が合法化された州での大麻使用率は増加していて。2018年の成人(18歳以上)の約15%が過去年に大麻を使用しており、若年層では約35%が過去年に使用したと報告されています。


大麻が1番濫用されたレーガン時代の方が犯罪は多い傾向にあるようですが、時代が大きく違うと国が違う時の比較と同じように、比較が大変難しいです。それよりも、大麻販売店の周囲の犯罪への影響を調べた方が測定可能かもしれません。


結論としては、少なくとも、レーガン時代と大麻合法化後の比較で、「大麻が暴力を増やす」という仮説を否定するほどのデータは見られないですね。むしろ、仮説を補強する材料にはできるかも。


まぁ、修羅の国爆誕するような影響ではなく、犯罪につながる要因の極一部として影響するくらいだろうと思いますから、こんなもんかなと思います。


単純な時代ごとのイメージではなくて、自分でデータを調べ解釈される手間をかけていただけると、もっと強い読者になれると思います。調べて自分も勉強になりました。良い質問ありがとうございます。


大麻推進派も大麻反対派も幸せになりますように。


日々感謝

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