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大麻のデマを考える 大麻の本当の真実(第一弾)  作者: ストップ大麻デマ!ボランティア
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健康詐欺に陥らない6つのヒントから見る大麻スキャム

ここ最近ずっと考えていることがある。「医療デマやニセ医学と言ったものがなぜ広まるのか」という問いだ。ヤフコメで複アカウントを使ってまでデマ(おそらく当人もわかっていながら)広めていたりする人までいる。私も反大麻派として、強い主張は持っているが、そこまではしないし、第一やる気が起きずこのエッセイを書くのが精一杯だ。複アカウントなんてとてもとても。


それはさておき、大麻推進派の一部の主張やCBDオイルなどの広告には、行き過ぎてスキャム(詐欺)レベルまで到達しているものがある。健康詐欺との共通点という視点で、そのあたりを批判していこうと思う。


健康詐欺の見分け方として一番参考になりそうな資料として、FDAのサイトから「健康詐欺に陥らない6つのヒント」というページを見つけた。これを紹介しながら、大麻での主張の詐欺の一面を探っていこう。

https://www.fda.gov/consumers/consumer-updates/6-tip-offs-rip-offs-dont-fall-health-fraud-scams


〜以下翻訳し引用~

◆◆◆

偽製品!危険!健康詐欺警告!


健康製品にはこんな警告が表示されることはありません。「奇跡の治療」、「革命的な科学的ブレークスルー」、「薬物や手術に取って代わる」などの主張を見たら、詐欺かと立ち止まって考えなければなりません。


健康詐欺の詐欺は何百年も前から行われています。 昔ながらのヘビ油のセールスマンは、今日では、不正なハイテクマーケティング担当者に変身しています。 彼らは、ダイエットから癌のような深刻な病気の治療まで、困難な健康問題に対して簡単な解決策を提示することで、人々の願いを捕食するのです。


効果的であると偽って宣伝されているが目的に対して安全で効果的であると科学的に証明されていない場合、それは不正にあたります。


詐欺師は、新聞、雑誌、TVインフォマーシャル、サイバースペースを通じて製品を宣伝しています。健康詐欺は、小売店や数え切れないほどのWebサイト、ポップアップ広告や迷惑メール、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアで見つけることができます。

◆◆◆



大麻でも、奇跡の治療とか、がんに効くとか、ダイエットにとか(本当は作用的に食欲増進)、言われてますよね。ひどい話だとオピオイド依存の治療薬とか(ゲートアウトドラックなんて)。エビデンスないのに。


ツイッターなんかでも、大麻のエビデンスを呟くアカウントと称してエビデンスレベルの低い情報を拡散させたり、やりたい放題だからな。


困難な問題への手頃な解決策か。医療は魔法の杖じゃないけれど、みんな医療に期待して失望する面があるから気持ちはわかる。



~再び引用~

◆◆◆

リスクに見合わない


健康詐欺は、お金を無駄にするだけではありません。 FDAの専門家によると「実証されていない治療法を使用すると、命を救う可能性のある診断や薬の入手が遅れることがあります。 詐欺的な製品には、消費者の知らない有害な隠された薬物成分が含まれていることがあります。詐欺的な製品は次のような主張をすることがよくあります。


・減量

・性的パフォーマンス

・物忘れ

・がん、糖尿病、心臓病、関節炎、アルツハイマー病などの深刻な病気。

◆◆◆


大麻もアルツハイマーに効くと言われているけれど、エビデンスが無くて海外の学会では注意喚起しているのは既に書いた通りです。セックスの頻度が2割高いなんて記事も読んだことがあります。全て大麻で主張されていることに当てはまりますね。ということは、スキャム?



では、いよいよ6つのヒントを見ていきましょう。


● 万能薬

1つの製品がすべてを解決する。広範囲の病気を治すと主張する製品には疑いを持ちましょう。


大麻はこれもアウトですね。ウィキペディアなんかを見ると広範囲の効果が記載されています。エリクサーは現在にはありません。だって病気それぞれに仕組みが違うんですもん。約270種の効能とかあるわけないじゃん。


●個人的な体験談

「糖尿病を治した」や「腫瘍がなくなった」などの成功事例は簡単に創作することができ、科学的証拠にはなりません。


大麻はこれもアウトです。ツイッターやヤフコメ、オイルの販売サイトやナショジオなどのドキュメントタリーまで、体験談に溢れています。余命1ヶ月の人が寛解したとかね。どこまで創作に塗れているかわかりませんが、本当なら論文にして症例報告として報告すべきです。そうしない事情は何でしょう。


事実私がそうした体験談を言う人に、「それってどんながんですか?」「他にどんなお薬飲んでましたか?」「どんな手術でしたか?」と根掘り葉掘り質問すると、まともに返ってくることはほとんどありません。どうしてそんな嘘をつくのか。そうまでしてオイル売りたいのか。



●すぐに治る

ちゃんとした製品であっても、すぐに治る病気や症状はほとんどありません。 「30日間で30ポンド減る」や「数日で皮膚癌を取り除く」などの言葉に注意してください。


これは大麻では見かけませんね。改めて探してみましたがありませんでした。ただ、劇的に治るとか、そう言う誇張はありました。臨床試験で既に効果があることがわかっているドラべ症候群とかそういう疾患への効果を説明する際によく誇張されます。「すぐ効く」なんて主張すると効かないことがわかっちゃいますからね。それよりも、「すごく効く」だけど個人差がある、とした方がビジネス的に良いかもしれません。


●「すべて天然成分」

自然界で見られる一部の植物(毒キノコなど)は、天然でも食べると死に至ることがあります。さらに、FDAは、「すべて天然成分」と宣伝されているが、危険なほど高用量の処方薬成分または人工的な未承認成分さえ含む多くの製品を発見しました。


大麻も、天然成分であることや植物であることが強調されますね。一部の賢い大麻推進派はこんな論破されやすい主張はしませんが、大麻についてよく見られるアピールではあります。混ぜ物も、道端で買った大麻など何が入っているやら。あぁ、わかった!処方薬を混ぜているからなんでも効くのか!


●「奇跡の治療」

「奇跡の治療」、「新しい発見」、「科学的ブレークスルー」、「秘密の成分」などの主張を見た場合、詐欺アラームが鳴ります。深刻な病気の本当の治療法が発見された場合、メディアを通じて広く報道され、医療専門家によってガイドラインなどに組み込まれます。印刷広告、TV情報番組、インターネットサイトに埋もれていません。


大麻は「奇跡の植物」と呼ばれていますね。うわぁ。


●陰謀説

「製薬業界と政府は奇跡の治療法に関する情報を隠すために協力しています」といった主張は、常に真実ではなく根拠のないものです。いわゆる奇跡の治療法に関する明白で常識的な質問から消費者をそらすために使用されます。


大麻に関する言説でもこれは本当によく見ます。なるほど、論点逸らしの効果があってそうしていたのですね。なんでそんな馬鹿馬鹿しいデタラメをいうのかと思っていましたが、なるほど。陰謀説を見かけたら、何か隠したい問題点や事実があるのでしょう。見つけて指摘してあげたら喜ばれるかもしれませんね。こんど大麻問題に限らずやってみよう。





以上、健康詐欺を見抜く6つのヒントを見てきました。6つ中5つでアウトでした。ほぼスキャムですね。もちろん、今回のヒントに該当するような主張はしない大麻推進派の人も少数いるでしょう。ただ、その人達も積極的にこのようなスキャムに反対しているように見えません。本心ではもっとやれ!と思っているからでしょう。



大麻で何かに効くという話は、誇張されすぎて健康詐欺状態になっている。本当に効くと思っている真面目な大麻推進派の人としては、そんな私の主張をみたら「ムキー」と反論したくなるかもしれない。だけど敵は私ではなく、そんなデタラメな主張こそが彼らの本当の敵なのだ。


健康詐欺になるようないい加減な主張はもうやめましょうよ。


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