第五話
森につくとさっそく「サーチ]を使ってまずはゴブリンを探した。
見つけた場所にはゴブリンが三体いたのでまず後ろから一体を切った。すると、ほかの二体がこちらに気付いて攻撃してきたので、一体の攻撃をかわし、もう一体の攻撃を剣で受け止め、蹴り飛ばした。それからすぐに残りの一体を剣で切り、蹴り飛ばしたゴブリンにとどめとして剣を突き刺した。
フ~、だいぶ戦いに慣れてきたな。
そう思って順調にゴブリンを倒していった。20体ほど倒したところで次にフォレストラビットを[サーチ]で探した。
ーフォレスト・ラビットー
森に生息している動物。低レベルの冒険者には襲い掛かってくるが自分より上の冒険者にはすぐに逃げ出す。フォレスト・ラビットの肉はおいしく、低価格で購入可能。魔物ではないので魔石なし。
フォレスト・ラビットを発見したので近づくと逃げられた。
気付かれる前に[気配遮断]を使い、後ろから突き刺した。
フォレスト・ラビットは逃げられなければ余裕で倒せるから楽でいいな。
そう思いながら探しまくって30体ほど倒した。最初のほうは剥ぎ取りが下手だったけど最後のほうはコツをつかみだいぶ上手くなった。
道中で薬草を拾っていたので最終的には、ゴブリン20体、フォレストラビット30体、薬草25束を集めてギルドに戻った。
ギルドに到着したので、さっきと同じ受付嬢のところに報告しに行った。
「あれ?レンマさん早いですね。もう終わったんですか。」
「はい、終わりました。」
そう言ってギルドカードと薬草を出すと、
「えっ・・・すごいですね。この短時間でこれほど倒すなんて。特にフォレスト・ラビットは弱い人には襲い掛かってくるんですが、強い人にはすぐに逃げるんで全然討伐数が多くならないんですよ。」
「そうなんですか。最初は逃げられたんですけどね・・・コツを見つけたら簡単に倒せましたよ。」
「なるほど。ゴブリン20体、フォレストラビット30体、薬草25束で合計銅貨75枚ですね。討伐部位は買取カウンターに持っていってくださいね。それとこの依頼でFランクの依頼を15個クリアしたことになりますので、Eランクにランクアップしました。おめでとうございます。」
「ありがとうございます。では、買取カウンターの方に行ってきますね。」
「わかりました。私の名前はセフィリアと申します。よろしければ覚えておいてくださいね。さようなら。」
「わかりました、覚えておきます。さようなら。」
そう言った後に買取カウンターの方に向かった。
「すいません。この素材を買い取ってほしいんですが。」
そう言ってフォレストラビットの肉30個と、ゴブリンの耳を以前のも合わせて32個出した。
「はいわかりました。そうですね・・・フォレストラビットの肉は10個が低品質、15個が普通、残りの5個が高品質になるので合わせて銅貨65枚、ゴブリンの耳が銅貨32枚となりますね。」
「ありがとうございます。」
そう言ってギルドから出た。
名前:レンマ=カミシロ 16歳 男
レベル:18
種族:人族(異世界人)
職業:錬金魔術師
HP:620
MP8700
攻撃:120
防御:100
魔攻:128
魔防:120
回避:100
器用:120
スキル:錬金魔術(S級)[+全属性魔法][+全属性強化][+精度補正][+イメージ補正][+詠唱速度補正][+魔力消費減少][+物質合成][+物質抽出][+物質分離][+自動錬成][+魔術錬成][+複数錬成][+物質錬成][+精密錬成][+魔法付与][+練成知識]・神眼(S級)[+ステータス鑑定][+物質鑑定][+魔力感知][+気配感知][+サーチ][+千里眼]・隠蔽(S級)[+情報隠蔽][+偽装][+気配遮断]・剣術(D級)[+剣速上昇][+剣力増加]・体術(E級)[+身体強化][+速度強化]・言語理解
加護:女神の加護[+成長速度5倍][+魔力消費1/2]
持ち物:マテリアルソード、マジックバッグ、、魔石(極小)×32、薬草×20、ベリーの実×15
所持金:金貨1枚、銀貨4枚、銅貨187枚